上顎に怪我を負ったシャチ | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

6月の下旬頃、鴨川シーワールドのシャチ「ラン」が上顎をケガしたようです。

PETAアジア

 

ツイッターを調べてみましたが、鴨川シーワールドはこれについて特に触れていないようです。

 

 

こちらの方の動画を見ると、ランが壁に衝突している様子が映っています。

概要欄には、戯れている際に壁にぶつかり、鼻先が切れて出血していた、とあります。

 

これが原因なのかは分かりませんが、ケガをした位置はある程度一致しているような気もします。

 

 

 

PETAは、この壁の衝突には触れず、シャチに攻撃された可能性を疑っていましたが、

いずれにしても、この衝突が原因になった可能性は高そうです。

 

しかし、たかがこの程度の衝突で、これだけケガをするとなると、

水族館という場所がシャチにとっていかに危険な場所か、という話にはなりますね。

 

 

別の投稿者の動画にありましたが、ランは

2022年1月頃にもワキ腹に傷があり、

2022年4月頃にも胸に3本の深い傷があったようです。

 

ラン以外にも、

2022年1月頃に、ラビーとララがケガ。

2022年2月頃に、ララが尾びれをケガ。

など、頻繁にケガをしているようですね。

(収益化されている水族館愛好者の動画のため、シェアは控えます。)

 

以下は、ラビー追いかけられ、ララが壁に押し上げられる映像です。

 

 

 

 

以下は、動物解放団体リブが作成したシャチ(オルカ) のリーフレットの一部です。

 

上の図のビンゴは、名古屋水族館で、2014年に推定32歳で死亡(肺炎)。

オスカーは、鴨川シーワールドで、2012年に推定27歳で死亡

サラは、鴨川シーワールドで、2006年4月に3歳で死亡

 

なので 日本のシャチは、わずか7頭。

しかも血縁関係のあるシャチばかりです。

 

 

シャチの寿命は、オスが30歳、メスが50歳とのこと。

 

しかし 日本はこれまで、シャチを45頭飼育し、38頭を短命で死亡させているとのことです。

 

アドベンチャーワールド 『シャチ』

 

 

4行目に書かれていた、1997年に太地町がシャチ5頭を捕獲したという映像はこちらです。

****************概要欄****************

 

「オルカ捕獲事件」

 

1997年2月、世界の動物保護関係者を震撼させる事件が起きました。

それが、和歌山県太地での、野生オルカ捕獲事件です。

 

太地の漁協が、学術目的を口実に10頭のオルカを畠尻湾に追い込み、国内外の激しい抗議にもかかわらず、

その内の5頭を捕獲して、南紀白浜アドベンチャーワールド、伊豆三津シーパラダイス、そして太地町立くじらの博物館に売却したのです。

 

ちょうどこの時、海外では、映画「フリーウィリー」の出演がきっかけで、

ケイコという名前の雄オルカが、野生復帰への道を歩んでいました。

 

これは、水族館に飼われていたオルカを野生に戻す世界初の試みで、鯨類解放への気運が一気に高まっていました。

 

結局、太地で捕獲された5頭のオルカは、すべて水族館で命を落とし、学術的な成果も一般公開されませんでした。

 

雌オルカの1頭は妊娠していたため、実際には6頭が死亡し、

海へ返されたオルカについても、群れを維持して生き延びることができたかどうか、疑問視されています。

 

このDVD(15分)は、オルカがどのように捕獲され、どのような結末を迎えたかを克明に記したものです。

 

オルカ捕獲から16年を経た2013年、太地町は、再びオルカを捕獲し、同町内の森浦湾に囲う計画を進めています。

今回は、オルカだけでなく、イルカやクジラ類も捕獲し、合わせて観光、学術研究、太地町の活性化に役立てるということです。 

 

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今や、イルカの追い込み猟で、世界的に悪名高い太地町。

 

この1997年の際も、追い込み猟によって、10頭のシャチが捕らえられ、世界に悪名を轟かせていたようです。

 

太地は、研究を目的に5頭のシャチを捕獲しました。

 

ぜひ、4:37頃の子供オルカの泣き声を聞いてみてください。

 

あえて泣き声と書きました。

まるで人間の子供のように、恐怖に怯え泣いている声です。

 

水族館に行くあなたは、このような恐怖を数多くの動物達に与えている事を自覚した方がいいでしょう。

 

この捕獲された5頭は、Taiji Five(タイジ・ファイブ)と世界で呼ばれていました。

 

結局、この5頭は水族館で全頭死亡。

 

 

 

 

 

しかも、学術成果は一切なし。

1頭は妊娠していたので、実質6頭のシャチをわざわざ野生から捕獲して何の意味もなく殺したことになります。

 

さらに、解放された5頭についても、群れをバラバラにされ、生き延びられたかどうかは不明。

 

こちらの記事によると、何者かに捕獲され、解体されて大阪で売られていた可能性もあるとのことです。

 

 

 

水族館が種の保存施設などという人がいますが、それは嘘です。

 

水族館で繁殖が成功したところで、野生に戻すことは不可能なので、種の保存にはなりません。

種の保存をするには、動物を一切捕らえることなく、その環境ごと保存しなければ意味がないのです。

 

水族館の目的は、100%金儲けです。

 

このオルカ捕獲事件では、シャチの1頭あたりの取引価格は3000万円です。

 

 

太地くじらの博物館は、2010年にナミを5億円で譲渡。

そのわずか7か月後に、ナミは死亡しました。

 

 

シャチたちは、餌でコントロールされながら、頭や体を踏まれたりしながら、ショーをやらされます。

 

こちらは、名古屋港水族館でのシャチのショーの様子。

 

シャチが、トレーナーに噛みつこうとしました。

 

アナウンスが、トレーナーに怒って噛みつこうとした、と認めています。

 

ストレスが溜まっているのか、頻繁にこのような事があるのでしょうね。

 

世界ではシャチのショーや展示は廃止に向かっています。

しかし、動物愛護後進国の日本は常に真逆を行きます。

 

現在 血縁関係をもつシャチたちですが、日本の水族館が、シャチのショーを行うために、

家族のシャチたちをバラバラにする計画が上がっているようです。

 

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2024年3月の神戸市立須磨海浜水族園のリニューアルにあたり、

シャチのショーをメインにする予定であり、

共同運営者のグランビスタ&リゾート所有の鴨川シーワールドからシャチを移送をする可能性が高い。

(事業者代表はサンケイビル)

 

現在日本で飼育されているシャチはすべて血縁関係、

鴨川シーワールドと名古屋港水族館の2館に分かれて家族と暮らしている。

 

シャチはとても家族の絆が強く、 子どもは生涯母親と共に暮らす。

一度繁殖のために群れを離れても、いずれ母のもとへ戻ってくる。

 

海洋哺乳類の中でも最速といわれる時速 60-70キロのスピードで大きな海を回遊 しながら群れで生活するシャチ。 

 

野生の動物であるシャチはプールからまた新須磨水族園のプールへ。

 

景色も何もない、 どこを向いてもコンクリートの中、餌をもらうため、生きていくため、人の娯楽のために、ショーをし続けなければならないシャチたちは、 

家族と共に過ごすことでその計り知れないストレスの中、何とか精神を保ちながら生きている。  

 

先日、神戸市立王子動物園から岩手県へのきりんのひまわりちゃんを 移送中に死亡させた事故が発生した。

大型で数トンある海洋生物を陸路で長距離移動させるなど高リスクである移送中に死亡するようなことが起こる可能性もある。

 

無事に到着したとして、環境に馴染めず、家族から引き離されたストレスで シャチが死んだら、巨額の金額をつぎ込んで完成した須磨水族園はどうやって運営するのでしょうか?

どれだけの人が高額の入園料を払って、 何度も訪れるでしょうか?

本当に須磨海浜水族園の再整備事業は 30年持続可能でしょうか? 

 

レストランでシャチを鑑賞させる計画もすぐに断念してください。

これらの計画にシャチ達の幸福は考慮されていますか? 


どうか展示に利用される動物たちの立場に立ち、持続可能な事業を展開していただきたいです。

VRバーチャル展示等国際未来都市神戸にふさわしく、 動物の犠牲の ない未来の展示方法をいち早く導入していただき、 動物福祉に配慮した世界に誇れる持続可能な 水族園にしてほしいのです。

 

どうか 人間の娯楽や利益のためにシャチの家族を バラバラに引き離すという無情なことをさせないで下さい。

家族で共に過ごすという彼らの最低限の権利を守ってあげてください。 

 

「シャチの家族をバラバラにしないで」

「シャチの展示をやめて」

 

どうか宜しくお願いします

 

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このご時世にシャチのショーをメイン。

レストランで、シャチの鑑賞。

 

これが日本の現状です。

 

水族館関係者は動物のことなど1つも考えていませんよ。

すべて金儲けです。

 

 

桂浜水族館が、イルカショーをやめると宣言しましたが、あれも福祉のためではありません。

単純に利益にならないと判断したからです。

 

 

動物のことを考えているなどと勘違いしないようにしましょう。

 

 

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※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。


 

<重要なお知らせ>

 

昨日の記事「日本ハムの株主総会。人道的な豚肉は現実的ではない」がアメブロ運営側によって削除されました。

 

本日かなりアクセス数が増えており、調べたところツイッターでシェアしていただいた方がおり、それがバズったおかげで増えているという事が分かりました。

 

日本の方々に、豚肉の生産の実態を知ってもらうチャンスでしたが、アメブロ運営側によってその機会を奪われました。

日本ハム側が削除依頼を出し、対応したのでしょう。

 

アメブロ側のメッセージによると、利用規約第13条に違反しているとのことですが、具体的にどの部分という話はありませんでした。

 

該当すると考えられる部分は以下2つ。

 

・過度に残虐または暴力的な内容・動画・画像(イラストや絵画等も含む)の送信等

・他の会員や利用者、当社、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、または名誉や信用を傷つける行為、表現・内容の送信等

 

画像については、血が出ているものは極力省いていますが、ある程度実態を載せないと啓発になりません。

日本人は畜産がどれだけひどい実態なのかを分かっていません。

そこを遠慮していたら意味がないのです。

言葉だけで伝わるのであれば、畜産はこんなにひどくなっていません。

 

名誉や信用を傷つけるとありますが、まぁそう言われればそうです。

そもそも、このようなひどい実態を行っている側に問題があるはずですが、

どれだけ本当の事であったとしても、名誉や信用を傷つけたことにはなるのが、今の残念な世の中です。

 

とはいえ、日本ハムの名前を出すからこそ意味のある啓発になります。

日本人にとって馴染みのある企業、他人事ではすませられなくなるからです。

そこを隠して発信すると、効果は半減します。

 

まぁこのへんは、もともと削除覚悟の上、発信しています。

 

実は、別件で記事が削除されたこともあり、記事が削除されるのはこれで2度目になります。

というわけで、そろそろブログが削除される可能性が出てきました。

 

今後、突然ブログにアクセスできなくなった時はそういう事だと思っておいてください。

 

正直なところ、ブログが削除される事自体は私自身はそんなに気にしていないのですが、

削除された場合は、再びアカウントを作ってもすぐ消されそうな気がしますので、別のブログを利用するかと思います。

アメブロでの発信はそれを持って終了という形になると思います。

 

そもそも、そのうちWordPressなどの削除されないブログに移行するかもしれませんが、考え中です。