血の中を泳ぐ赤ちゃんイルカ、笑うトレーナー | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

新年が明けてから、毎日のようにイルカが追い込まれています。

 

水族館のイルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

捕まってしまうのです。

 

 

LIAの代表ヤブキさんによると、1月,2月は例年、毎日のようにイルカが追い込まれる、とのことです。

 

その言葉通り、正月休みが終わり仕事を再開してから、早速イルカが追い込まれます。

 

 

 

 

1月5日(家族皆殺し)

 

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午前7時25分、1艘のイルカ猟の船がイルカ達を追いかけているのが見えた。

イルカ達は、波しぶきをあげ、凄い速さで逃げている。

 

 

しかしイルカ猟の船(バンガーボート)4艘が南側と東側から凄い勢いで集まってきて、5艘でイルカを追いかけ、

更にそこに2艘のバンガーボートが加わり、イルカ達を追いかけている。


最終的に、すべてのバンガーボートが横一列に隊列を組み、イルカ達を太地漁港に向かって追い込んできた。


この頃には、イルカ達は疲れ果て、勢いよく泳ぐ力が残っていない。


猟師は軽油を燃料とするディーゼルエンジン付きのボート、イルカ達は生身の体で泳いで逃げる。
人間はいつも卑怯だ。


午前9時15分、イルカ達は疲れた体で行き場を失い、畠尻湾に押し込まれた。
 

捕まったのは19頭のスジイルカの家族。
若い固体もいる。


畠尻湾の入り口を網で囲われ、スキッフボートはエンジンを使って、すぐにイルカ達を影浦湾に押し込んだ。


スジイルカはとても繊細な性格で飼育は難しく、2008年から「太地町立くじらの博物館」で飼育しようとして殺し続けてきた。

 

※現在、飼育されているスジイルカは8才であり、飼育しようとし始めた14年前から、殺し続けてきている。


そういう状況から、スジイルカは世界中の水族館への生体販売に向かず、本日も、ドルフィントレーナーは生体販売用のイルカの選別に来る事は無く、19頭の家族は全員皆殺しにされた。


※必死に逃げている写真が生前の最後の姿だ。


猟師達は、スキッフボートで全てのイルカをグレーシートの下に連れ込み、ロープで尾びれの付け根を縛り、噴気孔の近くを繰り返し金属棒で刺し、殺害した。

 

入り江はイルカたちの血で真っ赤に染まり、尾びれを水面に叩きつけ、苦しんで暴れる音が湾全体に響き渡っていたが猟師達が大声で笑っている声も響いていた。

 

※イルカ猟の日常的光景。

ドルフィントレーナーが選別に来る日は、ドルフィントレーナーも一緒に笑っている声が響き渡る。


※イルカ達は鋭利な金属棒で噴気孔近くを繰り返し刺され、脊髄を損傷させて出血多量で死亡する。

血が流れ出ると海が血に染まり、活動家に撮影されるので血が体外に流れ出ないようにするために、

金属棒を抜いた後、すぐに木の棒を差し込む。この行為によって、放血までに時間がかかり、苦しむ時間は非常に長いと言われている。

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追い込み猟によって、追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。

 

選別をするのは、イルカのトレーナーたちです。

 

 

トレーナーに選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを

ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

このシーンを見られないようにするために、猟師たちは、グレーのシートの下で、コソコソとイルカを殺します。

 

また、ピックで突き刺した後、傷口を木の棒のようなものでフタをします。

 

これは血を海に流さないようにして、残酷ではないように見せるためです。

これによってイルカは長く苦しむことになり、30分ほど苦しんだ末、絶命することもあります。

 

 

このような処置をしても、血が流れ出て、海が赤く染まることも多々あります。

 

 

トレーナーたちは、自分達に選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

この日は、トレーナーが選別にくることもなく、19頭のイルカの家族は、すべて皆殺しとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

1月7日(家族の血の中を泳ぐ赤ちゃんのイルカ)

 

 

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あなたが水族館にイルカショーを見に行く為に、この子の家族は殺された。



あなたの人生にこれほど不幸な事がありましたか?


 

 

あなたがイルカショーを見に行く限り、この猟が続きます。



私はこの写真よりも説得力があることを書く事が出来ない。



あなたは自分でイルカショーで使われているイルカがどこから連れてこられたのか調べてください。



※2022年1月7日、32頭のハナゴンドウの家族が太地町の入り江に追い込まれ、

イルカトレーナー達が生体販売用のイルカの選別に来なかった為、17頭が殺害された。

 

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この日も、32頭のイルカが追い込まれ、

そのうち17頭のイルカが食用に殺されました。

 

殺されたときの血で、海は赤く染まり、その中をイルカが泳いでいます。

 

赤ちゃんイルカもこの中を泳いでいたというわけです。

自分がこの赤ちゃんの立場だったらどうですか?

 

 

 

32頭のうち、15頭は海にリリースされたようです。

注意しなければならないのは、海へリリースしたことは優しさでもなんでもないということです。

 

追い込み猟では、1年間で捕獲してもよいイルカの数というのが、水産庁によってきめられており、それを捕獲枠といいます。

 

 

ですから、捕獲枠をオーバーしないように調整した、

あるいは、需要のないイルカの肉を、これ以上、抱え込んでも在庫になるだけだと踏んだ

などといった理由が考えられます。

 

間違っても、イルカが可哀そうだから、とかそんな理由ではありません。

そんな心があるなら、最初からこんな商売やっていないですからね。

 

 

 

 

 

1月8日(3回追い込まれる悲劇と、笑うトレーナー)

 

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LIAが太地で活動を始めてから、1つのシーズン中に、

夕方から夜にかけて、イルカが2回も追い込まれた事はない。

 


そして1日に3回も追い込まれた事も無い。


イルカが夕方から夜にかけて追い込まれる事は、前回説明した通りだが今回、

1日に3つの群れが追い込まれた事に付いて、LIAのYouTubeライブでも話しした事だがもう一度LIAの見解を記しておく。

 


まず、昨日、追い込まれたハンドウイルカの群れと、本日追い込まれたハンドウイルカの群れは、もともと1つの群れであったと思われる。

 

昨日、追い込む時に群れが分裂し、一部のハンドウイルカ達が追い込まれたが、

分裂して追い込まれなかった方の群れが太地町の沖合海域に留まっていたと思われる。

 

イルカやクジラは何キロも先まで仲間や同種と鳴き声を使ってコミニュケ―ション出来ると言われている。

例えばザトウクジラなどの鳴き声は、赤道から南極まで聞こえていると言われている。


つまり、イルカ達は家族や群れの絆が強いので、

昨日、追い込まれたイルカ達と、追い込まれなかったイルカ達がコミュニケーションをとっていて、

心配して沖に留まっていた為に、

本日2つ目の群れ、3つ目の群れと、繰り返し追い込まれてしまったのではないかと思われる。


結果、水族館に生体販売する為に「株式会社日本ドルフィンセンター」が経営する

「ドルフィンリゾート」が、6頭のハンドウイルカを連れて行った。

 

 


ドルフィントレーナーも猟師も、みんな笑いながら生体販売用のイルカの捕獲作業、選別作業を行っている。

 

イルカ達は恐怖で逃げまどい、怪我をして血だらけでも、猟師も、ドルフィントレーナーも、いつも、とても楽しそうに笑い声が畠尻湾に響き渡っている。


 


それは、生体販売に向かないイルカ達が殺される時も同じ。


※ドルフィントレーナーは自分たちが選ばなかったイルカたちが殺されることを知ってるし、

選別に行かなければ、皆殺しにされる事も知っている。

 

※日本中のドルフィントレーナーが太地の現実について知っている。

イルカが本当に好きなのであれば、このような命の選別ができる筈はなく、ドルフィントレーナーは結局、野生のイルカを利用した職業でしかない。

 

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この日は、なんと3回もイルカの群れが追い込まれてしまいました。

イルカたちのお互いの絆の強さが生んだ悲劇と考えられます。

 

この悲劇の中、トレーナーたちがイルカの選別作業にきました。

 

そしてトレーナーたちは、呑気に笑いながら選別作業を行っていたのです。

 

勘違いされている方が多いと思いますが、イルカのトレーナーはイルカ好きではありません。

 

トレーナーたちは、追い込み猟のことは知っていますし、

生体販売用に選ばれなかったイルカが殺されることも知っています。

 

イルカが好きならば、自分達がイルカを搾取しているという事実に耐えられるわけがありません。

 

 

追い込み猟では、追い込みの恐怖でパニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカがいます。

 

 

この様子を見れば、イルカたちがどれだけ恐怖を感じているのかがよく分かるでしょう。

 

 

 

 

 

 

以下は、この様子を目の前で見ているトレーナーの姿です。

 

 

皆さんは、好きな動物がこうして目の前で苦しんでいても、ボーっと見ているのですか?

 

 

 

 

さらに、こちらは生体販売用に捕らえたイルカの頭を、足で踏んづけるトレーナーです。

 

 

 

 


 

そして、以下は、猟師とともに、イルカを追い込むトレーナーたちの様子です。

ドルフィントレーナ達が一緒にイルカを追い込む | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

 

 


 

 

 

この水族館のイルカは、胸に傷があります。

 

 

長い間傷が治らなかったため、獣医が傷を焼いたそうです。

 

 

そのイルカに乗り、ショーをするトレーナーの様子です。

 

 

 

 

 

 

また、水族館の環境に合わないイルカたちは、チューブを突っ込んで水分を与えられたり、薬漬けにされています。

チューブを差し込まれ、薬漬けにされる | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題

 

 

 

 

数多くのイルカ達が、水族館で死んでいます。

イルカを繁殖させては死なせる | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題

 

 

水族館で死ぬイルカが多いからこそ、新しいイルカが必要になり、追い込み猟でイルカが日々追い込まれるのです。

 

 

 

これらから分かるように、イルカのトレーナーは、イルカ好きではないんですよ。

 

本当にイルカが好きな人たちは、この現実に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

 

専門学校まで進んだにも関わらず、トレーナーが搾取であることに気づき、専門学校を辞めた女の子。

 

 

罪が大きいことを感じて辞めた、元イルカトレーナー。

 

 

イルカ解放活動で世界的に有名な「Dolphin Project」の代表リック・オバリー氏は、元イルカトレーナーです。

 

水族館の環境に苦しみ、鬱状態になっていたイルカのキャシーが、自分の腕の中で 死んだことをきっかけに、

イルカショー推進派から、反対派に変わりました。

 

↓ 以下が、そのドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」。

 

 

トレーナーを続けている人は

イルカと触れ合う自分が好きなだけの人

イルカを利用してお金稼ぎをしたい人

罪悪感を感じつつも行動力がない人。

 

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

 

 

 

 

 

そして、昨日、1月9日も追い込まれ、2頭のイルカが生体販売用に捕らえられました。

 

 

 

 

メディアの洗脳によって、多くの日本人が、追い込み猟やイルカ肉(鯨肉)は、文化・伝統だと信じ込まされています。

文化・伝統と言うのであれば、なぜ堂々と行わないのでしょうか?

 

やましいことがあるから、コソコソと行うのでしょう。

 

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

生体販売をすると、イルカは約550万円ほどで売れますが、食肉にすると1万5000円程度にしかなりません。

8:35くらい。

 

つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

 

反捕鯨などと意味不明なことを言ってる人たちは、

以下の記事の動画のガラの悪い連中と、同レベルだということを自覚しましょう。

 

【緊急投稿】一目瞭然【追い込み猟デモ】

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、狭い水族館で、餌でコントロールされながら、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

 

 

9月1日から

 

追い込まれたイルカ 約446頭以上。

・・・生体販売用のイルカ 53頭。

・・・食肉用に殺されたイルカ 280頭。

・・・リリースされたイルカ 98頭以上。

 

 

追い込み猟は、まだ1か月続きます。

 

 

 

イルカを殺しているのは、水族館に行くあなたです。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

 

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