東京レプタイルズワールドの実態 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

東京レプタイルズワールドは、エキゾチックアニマルを展示・販売を行う業者です。

 

エキゾチックアニマルは定義が曖昧ではありますが、

東京レプタイルズワールドは、ざっくり言えば、犬猫以外を販売するペットショップのようなものです。

 

爬虫類の展示が目立ちますが、

鳥類や両生類や魚介類に加え、

キツネ、カワウソ、モモンガなどの哺乳類も販売しています。

 

東京レプタイルズワールドは、以前から展示方法が問題視されています。

 

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【日本最大級 エキゾチックアニマル展示即売会視察レポート 2021冬】

「動物たちの展示方法が悪い」といった悪評が絶えず問題視され続けている「東京レプタイルズワールド」。


日本最大級のエキゾチックアニマル展示即売会で、

世界各地から輸入された爬虫類や猛禽類をはじめとしたエキゾチックアニマル約10,000匹が展示・販売されています。

 

昨年12月4日(土)・5日(日)の2日間にわたり、東京・池袋サンシャインシティで行われた

「東京レプタイルズワールド2021冬」を視察してきました。

この展示即売会については以前もJAVAで取り上げ、投稿画像にあるような

 

 

【透明の食品用ケースに昆虫やカエルやトカゲやヘビなどを入れる】


 

 

【体の向きを変えることもできない狭い水槽にカメを入れる】

 

 

【フクロウやワシなどの猛禽類をリーシュに繋いで拘束する】

 

【ほとんどのケージやケースで動物たちが隠れて安心できるスペースが用意されていない】

 

等の劣悪な展示方法についてお伝えしました。

残念なことに、今回の「レプタイルズワールド2021冬」においても、上記のような展示方法が改善されることはなく、それどころか悪化さえしている悲惨な状況でした。



大勢の来場者で賑わう会場の中で、特に人が集まっているブースを見つけ覗いてみると、

そこにはケージに入れられた小さなフサオマキザルが、ケージの隙間から右手を外に伸ばして来場者の指をぎゅっと強く握りながら鳴いている姿がありました。


いつまでも指を握って離さないフサオマキザルに困惑した様子の来場者は何とかサルの手を剥がしてその場から立ち去ってしまいました。

すると、ケージの中に残されたフサオマキザルは自分の小さな親指を咥えながら、その後、しきりに鳴いていました。


フサオマキザルのように本来なら森林の樹上で群れの仲間と過ごしているはずの動物が、

人間の勝手な都合によって不自然で孤独な環境下に置かれ、

長時間にわたり過酷な展示を強いられるのですから、当然ながら心身への大きな負担を受けます。

そのほかにも、ケージの隅で身を寄せ合うミミズクや

 

狭いケースの壁や底をひっかき続けるトカゲたち、何度も羽を広げて移動を試みてはリーシュに阻まれてその場から動くことができず、ただじっと耐えることしかできないワシなど、会場の至るところに、動物たちの哀れな姿がありました。


このように動物たちにとって悲惨な状況であるにもかかわらず、

『命』の売り買いで盛り上がっている出店者や来場者たちの様子を目の当たりにし、

憤りを感じると同時に改めて日本の動物福祉の遅れを痛感しました。



劣悪な展示を続ける業者を改善させるためには、動物愛護法に基づく更に厳しい飼養管理基準等をつくり、動物福祉を向上させることが重要です。

 

ところが、飼養管理基準は、犬猫については厳しくなったものの、犬猫以外の動物については以前からある緩い基準のままなのです。


JAVAはこの現状を問題視し、環境省に対し犬猫以外の動物についてもきちんと飼養管理基準を策定してくれるよう働きかけを行っています。

それにより、2020年9月には環境省から「犬猫以外の動物の基準もつくる」との回答を得ることができました。

しかしながらその具体的な議論・検討の開始時期や策定時期は未定とのことなのです。

悲惨な状況で展示販売されている動物たちを苦痛から救うために、JAVAはこれからも引き続き環境省への働きかけを行っていきます。
ぜひ皆様からも「1日も早く、犬猫以外の動物の新しい飼養管理基準をつくって」の声を届けてください。

 

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ご覧の通り、動物達がほぼ身動きのできない、非常に劣悪な状況で、展示しています。


 

 

 

東京レプタイルズワールドの件は、以前にも取り上げました。

 

 

以前から、このような悪質な状況です。


何も改善されておらず、JAVAの調査によると、さらに状況は悪化しているとのことです。

 

悪質な展示方法に批判の声が上がっているにも関わらず、東京レプタイルズワールドは無視し続けています。

 

 

 

 

以下は、JAVAが過去行った東京レプタイルズワールドの調査のレポートです。

 

 

2017年

 

 

 

 

2019年

 

 

 

犬猫の悪徳繁殖家の状況となんら変わりありません。

 

 

 

東京レプタイルズワールドのホームページを見てみると、

こんな展示をしておきながら、買った動物達を、捨てない逃がさない運動とやらをアピールしているらしいですよ。

 

 

「ずっと一緒に 大切に!」って、あんたらがそもそも大切にできてないじゃん、っていう。

 

さすが命を商売している人達は、利益のためなら平然と綺麗ごとを並べられるものです。

 

 

しかし、このような連中の虐待行為を支えているのは、

この状況を目の前にしても、何も感じず、興奮して盛り上がり、購入している客です。

 

これを見ると、日本人がいかに動物に対しての共感力が低いのかがよく分かります。

 

 

表側の苦しみすら理解できないのですから

この裏側で、数多くの動物達の犠牲があることなど理解できるはずもないでしょう。

 

 

数値規制は犬猫以外にも適用していかなければなりません。

もちろん、最終的に目指すものは生体販売禁止です。

 

どの動物も、犬猫と同じ感情のある生き物です。

 

犬猫はもちろんのこと、犬猫以外の動物にも目を向けてください。

 

 

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1/9 レッドコーブデイ

 

残念ながら、イルカが追い込まれました。