この犬が何の犬種かわかりますか? | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

うちの保護犬メリーは、元繁殖犬です。

8歳まで、ブリーダーに利用され続けました。

 

 

最低限の食事だけ与えられ、不衛生な水を飲まされ、栄養を子供に持っていかれてしまったためか

歯はすべてありません。

歯がないので、おもちゃをポロポロ落とします。

 

 

顎も少し溶けています。

 

 

そして、外耳炎のまま放っておかれました。

 

 

さらに、口腔鼻腔瘻管(こうくうびくうろうかん) という、歯周病が進むことによって、歯肉の中の骨が溶け、鼻と口がつながってしまっている状態でした。

食べ物が鼻にまわってしまい、それを取り出すために、メリーはくしゃみのような動作をしょっちゅうしています。

こちらは、全身麻酔が必要なので、手術はしない予定。

 

メリーを利用したブリーダーが目の前にいたら、あらゆる罵詈雑言をあびせてやりたいところです。

 

 

ですが、メリーは繁殖犬としてはマシな方です。

 

ひどい繁殖犬がどのような一生を送るのか。

 

 

 

 

******************引用******************

 

この犬が何の犬種かわかりますか??

 

 

コーギーです

老犬だと思います

 

 

こんな状態で何年も何年も医療にもかけず繁殖に使ってたんですか??

この状態を目の当たりにして心痛くなかったんですか??

はよ死んだら良いのにと思ってたんですか?

 

 

居なくなってスッキリですか??

まだこんな子が他にもいるんですか?

 

 

生体販売の為の繁殖屋

買うよりも迎える選択をお願いします

 

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レスキューされた犬は、コーギーだそうです。

 

 

コーギーの面影はどこにもありません。

 

 

狭く、暗い、不衛生な場所で、満足に餌ももらえず、妊娠させられ、子を産まされるために酷使されていたことが、一目で分かります。

 

さんざん人間の生活を支えてきたにも関わらず、年齢を重ね、体力が落ち、用済みになれば処分です。

 

こういう話を聞くと、昔の話とか、預かり知らぬところで起こっていると思っている人が非常に多いですが、

今もごく普通に、そこら辺で日常的にある話です。

 

 

 

 

自分事と捉えられないから、良いブリーダーもいるとか、良いペットショップもあるとかいう発想になります。

 

そんなことを言っている限り、この問題は永遠に解決しません。

 

 

 

コーギーの約90%が、変性性脊髄症で後ろ足が動かなくなることを理解していますか?

 

 

つまり、コーギーのブリーダーなんてやっている時点で、良いブリーダーなわけがないんですよ。

 

 

 

人間が犬の外見だけにこだわるせいで、遺伝病や、極端な体型への改良により、苦しんでいる犬種は沢山います。

 

 

また、人間の都合で、体の一部が切り取られています。

 

 

もちろん、犬に限った話ではありません。

 

 

スコティッシュフォールドは、病気で耳が折れ曲がり、痛みで普通に座れないわけです。

 

 

ブリーダーたちは、雑種の方が健康であることは分かっています。

分かった上で、金儲けのためにやっているわけです。

 

血統なんて、人間好みの姿を保とうというものでしかなく、動物にとってはそんなことどうでもいいことです。

 

人間好みの外見のために、親戚と無理やり交尾させられるか、膣をいじられ人工授精させられ、遺伝子をコントロールされ続けています。

 

こんなことを続けている人達が、良いわけがないでしょう。

 

 

良いペットショップもある、という人に関しては、無知にもほどがあります。

 

ペットショップは、流通段階で2万5000匹以上が死んでいます。

 

その店が良かろうが悪かろうが、そこに到着するまでに、子犬や子猫の命はすでに失われています。

ペットショップで生体販売を行っている時点で、その殺戮を支援しているのと同じです。

 

それに、そこに到着した子犬は、酷使された繁殖犬の子供かもしれませんし、

在庫となった犬猫をどうしているかなんて表では分からないでしょう。

 

 

生体販売している時点で、良いペットショップなどありえないです。

バックヤードでも快適とか、アフターケアがしっかりしているとか、全然関係がありません。

 

需要が多くて、商売としてやっていけるからそうしているだけで、やっていけなくなれば、どこもあっさり劣悪になります。

命を商売にするとはそういうことです。

 

 

そもそもが、殺処分があり、行き場のない犬や猫が大量にいる日本において、新たに産ませ続け、命を売って金儲けをしていること自体が悪でしかありません。

 

 

良いペットショップと呼ばれたいなら、生体販売をやめればいい話です。

 

 

悪徳ブリーダーばかりが問題視される生体販売問題ですが、ブリーディングを行い続けること自体に問題があることに気づくべきです。

 

 

 

動物の事件を3500件、告発してきたLIA。

 

 

 

 

数々のブリーダーの現場に潜入してきた、LIAの代表のヤブキさんが言うには

表の殺処分は減っているが、裏の殺処分はどんどん増えている、ということです。

 

ブリーディングを続ければ、奇形や障害のある子がどんどん生まれてきます。

 

売り物にならない子達は、焼却炉や冷凍庫に入れられて、裏で殺されています。

 

 

 

 

ペットショップやブリーダーから買う人がいる限り、犬猫の地獄は終わることはありません。

どれだけ法整備をしたところで、消費を続ける限り、犬や猫は裏で生まされ、殺されます。

 

外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。

 

 

 

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9/27 ブルーコーブデイ

 

ただし台風の影響で、太地は悪天候となっています。