10歳を越えた繁殖犬 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

うちの保護犬メリーは、去年の11月まで、ブリーダーに繁殖犬として利用されていました。

そして、繁殖犬引退となり、保護団体の方がレスキュー。

 

保護された当初の11月は、8歳でした。

誕生日が1月なので、今は9歳。

 

8歳まで、子供を産む道具として利用されてきたため

歯はすべてありません。

顎は少し溶けています。

 

そして、引き取ってからしばらくして、病院へ行くと、

外耳炎のままほっとかれていたことも分かり、口腔鼻腔瘻という鼻と口がつながってしまっている状態であることも分かりました。

 

そのブリーダーが目の前にいたら、あらゆる罵詈雑言をあびせてやりたいところです。

 

 

 

ただ、メリーは繁殖犬としてはマシな方です。

 

今日はもっとひどいケース、ちょうど2年前、ペット里親会さんからレスキューされたMちゃんのお話。

 

 

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来た時からガリガリで  食欲もないため 昨日も又 Cアームで 画像を撮り エコーの検査もして頂きました、

 

食道が狭くなっていて食べ物が入って行かないようなので 鼻からカテーテルを入れ 撮影をしています。

 

 

 

長い間 糞尿の中で 放置されていた チワワの繁殖犬です、

少しでも 美味しい物を食べ 楽しい事をさせて上げたいと思います。

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身体はガリガリです、

老犬をこんなになるまで放置して 最後は 要らないからと渡して来た神経がわかりません。

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今まで この子にも何回も産ませて 稼いで貰ったのだから もっと大事にして当たり前だと思うけど、

そんな常識は通じないので 腹が立ちます。

 

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チワワの Mちゃん  頑張って欲しいです。

 

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チワワの老犬Mちゃんは、ブリーダーの女によって、10歳を越えるまで繁殖犬として、この日まで利用され続けてきたようです。

 

異常に体が細く、体のアチコチにガタがきているのが一目で分かります。

 

 

 

Mちゃんは、この投稿があった日の夜に、緊急入院となったそうです。

 

 

 

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そして

 

 

 

 

 

 

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Mちゃんは 神様のお迎えが有りました、、、💧💧💧

 

10歳を越えた繁殖犬のMちゃんは

驚いた事に 最近まで 帝王切開された跡が有りました、

数ヶ月で溶ける糸が しっかりと残っていたのです、

 

お腹の中は酷い状態で

先生も今まで 見た事の無いほど 酷かったとおっしゃっていました、

 

腸も ウインナーの様に膨れていました、

食道は狭窄して 水分も吐いてしまうほど狭かったです、

 

歯は 栄養不足で全て抜け落ち、顎まで溶けそうになっていました。

 

この子の一生で 楽しかった事が一度でも有ったのでしょうか?

綺麗な 寝床で 寝た事はあったのでしょうか?

 

美味しいものも知らず、糞尿にまみれたケージに閉じ込められ、

ヒートの度に お腹を切られ 、子供を取られ、どんなに痛く どんなに悲しかったか、、、

想像してみて下さい、

 

ブリーダーの おばさん、その妹を私は 許せません!

 

自分達は 太るだけ太って 犬はガリガリでした。

 

糞尿の中で暮らした 10年、どんなに辛かったか分かりますか?

この子が具合悪くなったら 不要だから要らないと 棄てたのです。

 

自分の蒔いた種は 必ずいつか自分に返ってくる事を 忘れないでください。

 

ご当人や 周りの仲間の方が フェイスブックを見ていて色々と 言っている様ですが、

あの地獄の様な 繁殖場で 犬達を苦しめたのは 紛れも無い事実です、

 

何を言っても説得力は無いでしょう。

 

貴女達は 犬が死んで 泣いた事がありますか?

花を飾って送って上げた事がありますか?

 

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Mちゃんは、10年以上、糞尿まみれの狭い場所で、最低限の餌だけを与えられ、ただ子供を産まされ、奪われる、苦しいだけの一生でした。

一体、この子が何をしたというのでしょうか。

 

Mちゃんには、帝王切開された跡が有るとのことでした。

 

このようなイカれた人間が、お金をかけて獣医師に帝王切開を頼んだとは考えにくいです。

お腹の中は酷い状態だったことからも、おそらく このブリーダーが、Mちゃんを押さえつけて、帝王切開を行ったのではないでしょうか。

 

麻酔は獣医師しか使えません。

それに、このような人間達が、お金をかけて麻酔をするとも思えません。

となると、麻酔なしで帝王切開を行ったことになります。

 

6月から、帝王切開は獣医師により行われることが義務付けられましたが、この時はブリーダーが帝王切開を無麻酔で行うことはよくあったと思われます。

 

今も守られているとは到底思えませんが。

 

 

またこのような人間は、近親交配によって繁殖させるのはよくあることで、近親で繁殖させると奇形や障害の子が高確率で生まれます。

売り物にならない奇形や障害の子は、処分、つまり殺します。

 

 

これらが、繁殖犬たちの真実のほんの一部です。

 

これを支えているのは、ペットショップから買う人、ブリーダーから買う人たちです。

買うことによって、ペットショップやブリーダーが潤い、繁殖犬たちは永遠に生まされます。

 

遠くで稀に起こっていることと思っているのでしょうけど、身近に頻繁に起こっていることです。

 

 

悪徳でなければ、イコール良いブリーダーではありません。

良いブリーダーなんていません。

殺処分がある日本において、わざわざ新たに生み出しているのがブリーダーです。

 

 

人間好みの外見を残すために、親戚と無理やり交尾、人工授精。

 

 

ブリーディング自体が、欠陥のある遺伝子を残し続ける、問題だらけのものです。

 

 

人間好みの外見のために、本来存在するはずのない種までが、無理やり生まされ続けています。

 

 

自称 悪徳でないブリーダーは、かつて数値規制に対して反対する署名をたちあげていました。

たちあげたのもブリーダーでしたが、署名していた人も、見事にブリーダーばかりでした。

 

 

 

数値規制に対して発信を行っていた ゆきさんは、ブリーダーからクレームがきたとのことです。

40:14くらい。

 

>ブリーダー「頭数制限であふれた子達は、あなたたちのせいで死ぬってことですね。」

>「あふれた子達は、あなたたちが責任をもって全頭、終生面倒を見てくれるってことですね。」

>「子供もいないのに、帝王切開とか、犬の出産に口出せることがよく分かんない。」

 

これ悪徳でないといわれるブリーダーの発言ですよ。

あふれた子達は、処分が前提。

自分達で面倒見る気なし。

そして、差別発言。

 

悪徳ブリーダーを悪とするのであれば、数値規制に賛成するなんて最低限のことです。

つまり、こういう人たちは、犬猫の苦しみよりも、自分達の商売のやりやすさを優先するのが本質ってことです。

所詮は金儲けなので、こういう時に本性が出るんですよ。

 

 

しかし、こんな人たちを作り出してしまったのは、消費者です。

こんな考えでも商売が平然とやっていけるのが日本という国。

 

買うことを完全にやめない限り、犬猫たちの苦しみは永遠に続きます。

 

 

外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。

 

 

 

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