迷惑な一目惚れ | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

ACの新しいCMが、今月から流れるそうです。

 

 

動画「一目惚れ」をご覧ください。

誰が何に一目惚れするのか。

 

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コロナ禍による巣ごもりでペットの需要が増えている一方、例年にも増して飼育を放棄する人が増えているといいます。

 

そんな今だからこそ、可愛いからという一瞬の衝動で飼うのではなく命を預かる大切さを、飼う人にも、お店の人にも考えて欲しいとメッセージする企画です。

 

俳優の山中崇さん扮するテンションMAXなお客さんに、愛犬家として知られる遠藤憲一さんがナレーションで優しく語りかけます。

 

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そう。

人間が子犬に一目惚れですね。

 

 

ショーケースに入れられた子犬を見て、一目惚れしたとか、運命の出会いとか言う人がいます。

 

そんな自分よがりな感情に流されるのではなく、その子犬を産まされる母犬の姿や、運命を想像してほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

どこか遠くの世界で稀に行われているとでも思っているのでしょうか。

 

とても身近に頻繁に起こっていることです。

 

 

 

うちの愛犬メリーも、元繁殖犬です。

 

 

歯がありませんし、顎は少し溶けていて、外耳炎のままほっとかれました。

メリーは、それでも繁殖犬としての扱いはマシだった方でしょう。

 

 

 

 

ぞんざいな扱いを受けているのは、母犬だけではありませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも流通の段階で、大量に死んでいますからね。

 

 

 

売れ残れば、どうなるのか考えてますか?

 

 

 

悪徳でなければ、イコール良いブリーダーではありません。

良いブリーダーなんていません。

殺処分がある日本において、わざわざ新たに生み出しているのがブリーダーです。

殺されている命があるのに、そこから目を反らしている時点で、良いという概念自体がありえないです。

 

 

人間好みの外見を残すために、交尾は、親戚と無理やりが基本でしょう。

 

 

そもそもブリーディング自体が、欠陥のある遺伝子を残し続ける、問題だらけのものです。

 

 

人間好みの外見のために、本来存在するはずのない種までが、無理やり生まされ続けています。

 

 

自称 悪徳でないブリーダーは、かつて数値規制に対して反対する署名をたちあげていました。

たちあげたのもブリーダーでしたが、署名していた人も、見事にブリーダーばかりでした。

少なくともその人たちは、犬猫の苦しみよりも、自分達の商売のやりやすさを優先するのが本質ってことです。

 

所詮は金儲けなので、こういう時に本性が出るんですよ。

 

こういう人たちが幅を利かせているのも、悪徳繁殖家が存在し続けるのも、ペットショップやブリーダーから買う人がいるからです。

 

買うことをやめない限り、動物虐待なんて絶対になくなりません。

 

中でも、一目惚れなどといういい加減な気持ちで買われるのは、犬や猫にとって迷惑極まりないんですよ。

 

 

外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしましょう。

 

 

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