芸をしないことが間違い? | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

なんと、イルカの問題が、週刊女性の記事で取り上げられたそうです。

 

 

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週刊女性「調教師によるイルカ虐待と世界に逆行する日本の水族館」と言う記事が出ました

 

 



8月8日放送TBS系 番組名BACKSTAGE 品川水族館イルカショーの舞台裏

 


番組MCの武井壮さんは「イルカに無理をさせていない」と番組内でコメント。


この番組宛にTwitterの方では告知の時点で沢山の意見コメントが溢れていました

 

 

 

 

 

 

番組側は全くの無視で放送をしました
番組.TV局にも問い合わせと意見のメールを送りましたが返信はありません

番組内では 芸をしない事 服従しない事を

「間違い」と言うナレーションが流れたそうです

野生のイルカを捕らえ 芸を強要させる事が間違いです‼️

人間の為に海で暮らすはずが 水槽に入れられ 望んでもいない芸をしない事覚えない事は はたして間違いなのか?

と記事では締めくくっています

日本の週刊誌でこのように書いてくれたのは初ではないでしょうか?

こちらの記事では PEACEの東さん撮影調教師(トレーナー)が
指示に従わないイルカに苛立ち 叩いている写真が提供されて東さんのコメントが沢山載っています

 

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すごいですね。

イルカの件が報じられたのは初ではないでしょうか。

追い込み猟のこともあり、日本にとってデリケートな部分なので、イルカの件が日本で触れられることがないと思っていましたが、意外とイルカショー終了の日は近いのかもしれません。

 

以前も文春が、元農林水産相の吉川貴盛が、鶏卵大手のアキタフーズから現金を受け取っていた件を報じました。

 

週刊誌が動物問題を取り上げてくれる時代なのでしょうか。

スポンサーに言いなりのテレビでは考えらないことです。

 

 

この週刊女性の記事は、ネット記事もありました。

 

****************一部引用****************

 

武井壮がMCを務める番組『BACKSTAGE』(TBS系)。
『しながわ水族館』のイルカショーの舞台裏を取り上げた。

2歳のイルカ『ミント』に演技を教え、ショーデビューまでの3か月に密着。

 

 

「日本で最も水深の浅い最悪の施設」
番組を見てそう話すのは、動物愛護団体『PEACE』代表の東さちこさん。

「鯨類を小さな水槽に閉じ込めて飼育すること自体、世界的に批判があるのに、まるでショーを宣伝するかのような内容で驚きました。

深さ3・5メートル、面積約150平方メートルの“巨大プール”などと言っていましたが、こんなに浅いプールはほかではありえず、とても狭いプールです。


イルカは100メートル以上深く潜ることができ、行動範囲は100平方キロメートル、 東京ドームの2000倍を超えます。

とても本来の生態を発揮できる施設ではないことを、番組では視聴者にきちんと伝えるべきだと思いました」
 

水族館のイルカは野生を捕獲したものが多いという。

「海から捕獲され、水族館に入れられたイルカは、それだけで死ぬことがありますが、死因の1つに、壁への激突があります。

まっすぐ泳げることはイルカにとってとても重要です。

水族館でイルカを飼うこと自体、無理があるということをテレビ番組はもっと報じてほしいと思いました」

「ペンキははげ、サビも目立ち、老朽化が激しい施設で、廃止を考える時期であることは撮影スタッフも見てわかったはず。なぜこの水族館を取り上げたのか疑問です」

 

 

東さんが代表を務める団体の職員は、番組に登場したしながわ水族館のトレーナーの“調教”を目撃していた。

「イルカを叩いているのに気がついたので撮りました」と話す動画では、トレーナーはイルカの口先を叩き、言うことを聞かないイルカに対し、苛立ち、あきれているような表情だ。

 

「力いっぱい殴っているわけではないですが、トレーナーの苛立ちは伝わってきます。番組にあるような、子どもをあやすような調教ばかりではないということ。キラキラと表面的に都合よく伝えるのではなく、現実としてイラついたり、そのような場面、感情もあることを伝えるべきだったと思います。

 

また番組では、ミントの母親である『バニラ』は“推定14歳”と伝えられましたが、この“推定”は、野生のイルカだったことを意味します。

金属音の恐怖で捕獲し、死んだ魚を強制給餌で食べさせ、長距離輸送のストレスにさらす。

そして芸をしこむ。

野生由来のイルカにとって生け捕りにされた時点で虐待は始まっているといえます」(『PEACE』職員)

 

 

番組HPには今回の放送について以下の紹介文が載せられている。

《言葉がわからないイルカに「演技を覚えさせる」だけでなく「間違いを直す」方法とは?》
《集中力が続かないミント君。根気よく向き合い「間違い」を正す方法とは?》

イルカのミントは番組中、芸をしない場面で多数“間違い”とナレーションが当てられた。

人間のために海で暮らすはずが水槽に入れられ、望んでもいない芸をしないこと、覚えないことははたして“間違い”なのか……。

 

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少しとはいえ、追い込み猟の捕獲の仕方にも触れ、一切水族館側に媚びない、なかなか素晴らしい記事でした。

 

記事中にある、叩いたという調教の動画ですが、こちらになります。

 

言うことを聞かないので、苛立って、つい手が出た、という感じに見えますね。

虐待というほどではないかもしれませんが、そもそも芸ができないことに苛立ちを覚えること自体が間違っています。

 

イルカは、そんなくだらないこと できなくて当たり前だし、できなくてよいはずです。

このイルカトレーナーは、イルカ好きでもなんでもありません。

 

いえ、そもそもイルカトレーナーを続けられる人たちは、イルカ好きでもなんでもないのです。

 

 

イルカは、和歌山県太地町の追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガ‐と呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

 

イルカはこの音から逃れようとします。

この性質を利用され、入り江まで追い込まれ、捕まってしまうのです。

 

 

イルカは群れで生活する生き物です。

 

赤ちゃんや、子供がいても、置いていったりはしません。

 

 

赤ちゃんや子供がいると、速度が落ち、捕まりやすくなります。

 

 

追い込まれたとき、パニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカや

 

ネットに引っかかるイルカもいます。

 

イルカは我々と同じ肺呼吸なので、ネットに引っかかって水面に上がれなくなると、やがて溺死します。

 

 

 

捕まったイルカのうち、水族館に不向きのイルカ達はその場で殺されます。

 

殺すときは、イルカのせきずいを尖った棒で刺し、ねじり込みます。

 

 

そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。

 

 

水族館に不向きのイルカはこうして殺され

 

水族館向きのイルカは、水族館に売り飛ばされ、永遠にせまいプールに閉じ込められ、頭や体を踏まれたりしながら芸をさせられます。


 

 

 

そして、この水族館向きか、そうでないかの選別作業を行うのは、イルカの調教師です。

 

もちろん調教師は、選ばなければ殺されることは知っています。

 

 

 

 

野生のイルカは死んだ魚を食べません。

なので、 彼らは、イルカたちに死んだ魚を食べさせることから調教します。

 

 

その際、無理やりタオルで口をこじ開けられることがあります。

 

 

 

 

プール掃除のとき、イルカは水のない状態で、掃除が終わるまで待たされています。

 

イルカの体は、水中での浮力でちょうど良い状態になっているので、ショーの最中に陸に上がったり、掃除の時に、水が抜かれたりした場合、内臓に相当な負担がかかります。

 

 

 

 

調教で、イルカを踏みつけることがあります。

 

「お前は人間の下だ!」「わかったか!」と、頭や顔を踏んで完全な支配関係を「どうぶつに擦り込んで行く方法」だそうです。

 

 

 

 

水族館のイルカは薬漬です。

 

 

 

 

 

 

1日65kmを泳ぐイルカ達は、水族館の狭いプールの環境や、やりたくもないショーの調教などによって、常にストレスを抱えているからです。

 

 

 

 

こんな仕事を本当のイルカ好きができるわけがないですね。

 

本当に好きな人は、辞めていきます。

 

続けている人は、イルカと触れ合う自分が好きなだけの人、イルカを利用してお金稼ぎをしたい人、罪悪感を感じつつも行動力がない人たちです。

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

 

 

 

今年も残念ながら、9月1日から追い込み猟が始まります。

昨年はLIAが追い込み猟の様子を調査し生配信していましたが、

今年もLIAが調査、生配信を行うようです。

 

youtubeのアカウントをお持ちの方は、こちらのLIAのメインチャンネルを、チャンネル登録しておいてください。

 

 

9月1日から2月末まで、毎日追い込み猟は行われます。

猟に出ても、イルカが見つかる日と見つからない日があります。

 

イルカが見つかると、イルカ達は入り江に追い込まれ、殺されると入り江は赤く染まります。

これは数年前の画像です。

今は批判を恐れ、ここまで露骨に赤く染まらないようにしながら殺しています。

 

 

イルカが見つからず、入り江が赤く染まらなかった日。

つまり、イルカが無事だった日を、「ブルーコーブデイ」といいます。

直訳すると、「青い入り江の日」です。

 

こちらの動画は、LIAのヤブキさんが、ブルーコーブであることをカメラに向かって知らせた日の映像を集めたものです。

 

 

逆に、イルカが追い込まれた日を、「レッドーコーブデイ」といいます。

 

日本人がイルカ問題に気づく人が増え、今年で追い込み猟が終了となり、永遠にブルーコーブデイとなる日がくることを願って、

9月1日以降は追い込み猟の生配信を取り上げていきます。

 

 

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