声がかすれても鳴き続けた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

これは、2020年4月の朝日新聞の投書欄。

 

 

 

 

 

 

 

酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

 

 

子牛に母乳を飲まれると、人間のために搾り取る牛乳が減ってしまうからですね。

 

 

女性の皆さん。そして母親の皆さん。

 

自分の赤ちゃんを、見知らぬ誰かに奪われたらどう思いますか?

苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?

 

それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。

 

 

以下は、自分の子供が目の前で奪われた母牛の動画です。

 

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

 

走り去る車を追いかけます。

 

どれだけ辛いのかがよく分かります。

 

 

 

こちらも、子供を連れ去られ、追いかけています。

 

 

 

母牛も、人間と感じることは全く同じです。

自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴います。

 

 

 

新聞で語られていた母牛は、子牛を探して夜通し鳴き続けました。

声がかすれても、出ない声で鳴き続けました。

顔には、涙の筋が何本もついていたとのことです。

 

 

牛は涙を流します。

 

悲しいときに、涙を流します。

 

 

 

この動画は、まさに 子牛を奪われた母牛が鳴き続けているところです。

彼女の必死の訴えを聞いてください。

 

 

 

こちらの母牛は、何度も自分の子供を取り上げられたため、生まれた子供を茂みに隠しました。

 

 

理由はシンプル。子供を取り上げられるのが辛いからです。

 

 

牛と人間が感じることに違いなどないのです。

 

 

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

 

乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

 

40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

 

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳が出るということは、妊娠しているのです。

つまり、牛は可能な限り、ずっと妊娠させられ続けます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらえるわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

 

その方法は、非常におぞましいもので

人間が、牛の肛門から手を突っ込み、膣から子宮に器具を使って精子を流し込むのです。

 

当たり前ですが、牛は嫌がります。

人工授精は、別名レイプ繁殖と呼ばれています。

99%の牛は、このレイプのような行為をされ、妊娠させられるのです。

 

子供を産む度に、このような気持ちの悪い行為を強制され、妊娠させられ続けるのです。

 

 

レイプをされて生まれたとしても、自分の子供が生まれることは喜びであり、愛おしいのです。

しかし冒頭で述べた通り、その喜びすら、子供を奪われ、すぐに悲しみに変えられるのです。

 

 

 

また 乳牛の80%以上が、無麻酔で角が切断されます。

 

角の中は神経が通っているので、激痛です。

どれだけ痛いのかは、動画を見れば一目瞭然でしょう。

 

 

 

麻酔なしで、しっぽを切られることもあります。

 

 

尾を切断された牛は慢性的な疼痛を感じています。

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

 

 

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

 

そして、レイプ→妊娠→出産 のサイクルを、3~4回繰り返し、乳量が減って用済みになれば、と殺場へ送られます。

 

 

 

 

 

 

 

これが、乳牛の現実のほんの一部です。

 

この残酷なシステムを支えているのは、牛乳を飲む人、乳製品を食べる人たちです。

 

感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、感謝されたらレイプされて、妊娠させられて、子供を取り上げられてもいいんですかね。

何の意味も価値もない、どうでもいい自己満足な言葉です。

 

 

牛乳が体に良いは嘘であり、牛乳はただの嗜好品です。

 

栄養学最先端のカナダの食事ガイドからは乳製品は削除され、乳製品が体に悪いことが広まったアメリカでは、大手牛乳メーカーは倒産しています。

 

健康のため、というのは一切理由になりません。

乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

 

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

 

 

代替品があるにも関わらず、美味しいという欲だけのために、牛を搾取しないでください。

 

 

牛乳、乳製品を摂るのをやめましょう。

 

 

 

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