動物性のものを食べなければタンパク質不足になる。
肉を食べなければスタミナがつかない。
牛乳を飲まなければ骨が丈夫にならない。
こう思いこんでいる人って、多いですよね。
もちろん私もそう思ってました。
テニスのジョコビッチ選手は、菜食主義って知っていましたか?
スポーツ選手の間で、菜食が広まりつつあります。
アスリートにとって、菜食が有効であることが科学的に証明されてきたからです。
画像 https://note.com/riku1111/n/n318bf3174af0
このムキムキの人たち、全員、菜食です。
この事実を一般の方が広く知るきっかけとなったのが、NETFLIXの「ゲームチェンジャー」というドキュメンタリー映画です。
畜産利権に支配されてきた、これまでの栄養学の嘘を暴いた、驚愕の内容となっています。
ぜひ、NETFLIXを契約されている方はご覧ください。
そして 以下の記事は、LIAのヤブキさんが、ある日本人の金メダリストに宛てた手紙で、こちらもゲームチェンジャーに匹敵する内容です。
スポーツ選手だけではなく、どんな人でも読む非常に価値がある、体と食べ物のお話。
****************一部引用****************
これは、2018年に当団体代表のヤブキが日本人の、ある金メダリストに宛てた手紙の内容を一部抜粋したものです。
(一部省略)
まず、1週間、一切、どうぶつ性の食品を体に入れない食生活をしてみてください。
肉や魚介類、チーズやヨーグルトなどの乳製品、ハチミツやかつお節などの出汁なども含め、一切のどうぶつ性食品を体に取り込まず、
野菜、果物、穀物、海藻、種実のみで1週間生活してみてください。
1週間後、今度は、肉食中心の食生活にしてみてください。
体が一気に重くなるのを感じると思います。
消化不良のような感覚になるかもしれません。
「なぜ、こういう事がおきるのか?」
じつは、人間の体の構造は、肉食どうぶつの構造とは全く異なっています。
まず、肉食どうぶつは爪と牙がとても鋭いです。
人間には、獲物を捕らえる為に突き刺す爪も牙もありません。
肉食どうぶつは食い千切ってから、噛まずに飲み込むので、あごは発達しておらず、臼歯もありません。
その代りに鋭利な牙があるのです。
人間は食物繊維を咀嚼(そしゃく)するために臼歯が多く、顎(あご)の形も肉食どうぶつとは異なる構造になっています。
つまり、よく噛んで潰してから飲み込むのです。
肉食どうぶつの顎は上下にしか動きませんが、人間や草食どうぶつの顎は横にも動きます。
これは穀物や草をすりつぶすために、こういう構造になっています。
手も、ものを持ったり、つかむ為の構造です。
鋭利な爪も連なっていません。
つまり、人間は本来、草食系のどうぶつなのです。
にも拘らず、どうぶつ性の食品(肉類や魚介類、乳製品など)を食べる事で、体が病気になったり、本来の力が発揮できなくなっています。
肉食どうぶつには、酸性の肉を素早く消化するため、胃酸を多く含む胃液が必要ですが、
人間や草食どうぶつの胃酸は、肉食どうぶつに比べて20分の1の濃度しかありません。
こういう消化器官の構造で酸性の肉を食べると、体の中で「消化」に沢山のエネルギーを消費してしまい、限られた体のエネルギーを、体が本来必要としている部分や、自らが力を出したい部分に、効率よく使用することが出来ないのです。
その結果、体調不良になったり、免疫力が下がって病気になったり、感覚の鋭さが低下し、怪我をしやすくなったり、努力したにもかかわらず、思ったような結果が出ないという事にも繋がっています。
「日本人の体の構造と酵素(こうそ)について」
すべての生きものは体内に「酵素(こうそ)」が存在します。
酵素とは、簡単に言うと、食べものを体に取り入れて、エネルギーに変えるのに欠かせないものです。
また、植物や穀物、果実など、普段から食べている食物にも、酵素が含まれています。
しかし酵素は熱に弱く、多くの酵素は48℃以上になると死んでしまいます。
ですから、酵素を生きたまま自分の体に取り入れるには、ローフード(加熱していない生の食べもの)を食べる必要があり、加熱する場合は48℃以下で調理する必要があります。
多くの酵素は「タンパク質」を基にして構成されています。
同じ「タンパク質」という物質を摂取する場合でも、どうぶつ性のタンパク質と、植物性のタンパク質では、体の中に入ってからの状態が全く異なります。
どうぶつ性のタンパク質は、肉の中の含有量が多く、密度が濃く、少量の摂取で大量のタンパク質を摂取することが出来るので一見、効率は良いように思われるのですが
その分、消化と吸収に時間がかかり、しかも消化と吸収の為に、大量のエネルギーを使ってしまいますし、人間の長い消化器官の中で滞留している時間が長くなってしまいます。
その結果、体内で食物の腐敗が進み、さらに肉は酸性なので、結果、体から排泄される前に、有害な物質を出すようになってしまいます。
これが肉食の後のオナラやうんちが臭い原因です。
食べた肉が排泄される前に、体の中で腐ってしまっているのです。
食べたものでエネルギーを作っている筈が、かえって体に負担をかけていたり、害になっているのです。
それに比べて、植物性の食品は、繊維質で素早く排泄されますし(※1)、
仮に排泄までの間、消化器官に滞留する時間が長くても、腐敗が緩やかで、毒素を出す事も少ないです。
そのことが、体にとって「どう良いか?」というと、常に新しく、新鮮な食物摂取をすることで、常に新鮮な栄養素と酵素が体に供給されます。
これは、クリーンなエネルギーが体に供給され、循環するという事ですから、細胞が常に活性化し、エネルギー効率が良くなりますし、
体に対して、負荷がかかりづらい状態になります。
そうなる事で、体が食物の消化吸収の為に、消化器官に使っていたエネルギーを、別の場所に使えるのです。
(※1植物性の食品のみを食べるような体に変化してゆくと、食べてから、排泄までのサイクルが早くなります。
便秘がちになるような女性でも、便秘は一気に解消します。
便秘になるという事自体が食べものが体にあっていなかったり、体が不調である証拠です。)
「消化のエネルギーを別の場所に使えるって、どういうこと?」
人間の体には「消化酵素(しょうかこうそ)」と「代謝酵素(たいしゃこうそ)」が存在しています。
消化酵素とは、食べたものを消化する酵素の事です。
代謝酵素とは、体の細胞を新しくする機能や、傷んだ細胞を修復したり、体に取り込まれてしまった人体に有害な物質(毒素)を排泄したりして、体を常に健全に保とうとする酵素です。
※人間の体には、これらの酵素が2万種以上あると言われています。
哺乳類の身体は、消化器官内に食物がある状態が続いている間中、消化器官が延々と働き続けています。
それは心臓が全身に血液を送る為に休むことなく働き続けているのと同じ状態です。
勿論、心臓が血液を送り続けることをやめてしまえば、酸素(さんそ)が全身に回らなくなり、肺も動かなくなりますから死んでしまいます。
しかし、消化器官は、心臓とは違い、緩やかに働かせたり、休ませる事が出来る器官なのです。
消化器官を動かす為には、多くの消化酵素やエネルギーが必要です。
消化器官を動かす為に、エネルギーが消費されていますから、この器官を緩やかに働かせることや、休ませることで、そこに使用していたエネルギーを、運動機能にまわすことが出来ますし、
体の疲労を回復したり、筋肉組織や細胞の修復が必要な箇所に、そのエネルギーや酵素を回すことも出来ます。
病気の原因菌やウィルスなどと戦わせる事にも回すことができます。
その他にも、普段は膵臓に強い負担をかけらながら血糖値を下げていたのが、すぐに血糖値が下がったり、肌が荒れていたのが角質の修復によって綺麗になったり、胃腸の表面(胃壁・腸壁)の傷や痛みを修復して体の浮腫みや倦怠感をとってくれたり、健全な小腸や大腸の働きを促し、万病の元とされている宿便を排泄してくれたりと、様々な好転反応を起こしてくれます。
また、人間の身体は本来、ある程度の飢餓状態には強く作られており、また、病気や怪我などにも、自らの免疫力と回復力のみで対応できるようになっています。
重い風邪や病気の時には、食欲が落ちますよね。
これは、病の原因菌やウィルスと戦う事にエネルギーを使うため、消化に使用するエネルギーを押さえる必要があり、その為に脳が食欲を低下させるように指令をだしています。
ですから、無理して食べて元気を出そうとすることは逆効果です。
日常生活の中でも、食べ過ぎや運動不足によるカロリー過多(食べものを体内に入れすぎている状態)になると、
それらの食物の消化と分解と吸収に膨大なエネルギーが必要になり、
その結果、免疫力が上がらず、外部から体内に侵入しようとしてくるウィルスや細菌に弱くなってしまい、
また、自ら摂取した人間の身体には適していない肉類や魚介類などの腐敗速度が速い、酸性であるどうぶつ性食品、乳製品、脂類を食べることで、
エネルギーは浪費され、消化酵素も消費され、代謝にエネルギーや酵素がまわらなくなってしまいます。
つまり、少しでも早く、消化して体外に排泄しなければならない為に、消化酵素が大量に必要になり、胃腸は過剰に働き、そこにエネルギーを大量に消費してしまう為、
元々人間が持っている代謝酵素が働けず、抗体が形成されなかったり、免疫力が機能し辛い状態になってしまいます。
代謝酵素がきちんと働けない人間の身体は、病になりやすく、多くの感染症にも感染しやすい身体になってしまうのです。
これは、まさしく食べすぎと肉食による弊害なのです。
(一部省略)
「今までの部分を、さらに詳しく、どうぶつ学的に解説します」
肉食どうぶつは、瞬発力がありますが、持久力がありません。
持久力がある肉食どうぶつはいません。
持久力があり、長距離を走れるどうぶつは必ず草食です。
ネコの消化器官(喉から肛門まで)は約2.1mで、身体の大きさの約4倍の長さです。
ライオンの消化器官は約6.9mで、身体の約3.9倍の長さです。
これに比べて、人間の消化器官は長く、約7m~9mあります。
身体の大きさと消化器官の比率としては、人間の消化器官は身体の約8倍の長さです。
アフリカゾウの消化器官は身体の約7倍ですから、完全に草食で4メートルもの巨体なアフリカゾウよりも、人間の消化器官のほうが比率的に長く、人間は本来、完全に草食どうぶつ(菜食)だと言えるのです。
人間の身体は、草食どうぶつと同じ構造になっていますから酸性が強い肉類、脂類を食べると消化酵素が大量に必要になり、
その結果、他の修復が必要な個所に代謝酵素が回らず、結果、細胞が損傷したままの時間が長くなり、病気になりやすいのです。
繰り返しになりますが、人間が菜食生活を行っている場合、植物は、長時間、体内(消化器)に残り続けるような事はなく、腐敗する前に便となって排泄できますし、体に滞留している間も有害な物質が発生し辛いです。
しかし肉類は、肉となっているそのどうぶつが殺害された時点で一気に腐敗がはじまり、その速度は速く、長時間、消化器内に留まり続けて、腐敗が進めば染色体に損傷を与える「ガン」に関係する物質が8種類作られるとされています。
また、肉の黒ずみを防ぎ、発色を良く見せかけるために、スーパーで販売されている肉には亜硫酸塩が添加されています。
この亜硫酸塩は、ニトロソアミンを形成します。
ニトロソアミンは非常に強力な発ガン物質です。
遺伝子組み換えの農薬まみれの飼料で牛や豚や鶏は育てられています。
そういう餌を主食とさせられているどうぶつ達が病気にならない筈がないのですが、死なないように育てて出荷しなければ利益になりませんから、ワクチンや抗生物質を大量に投与して飼育しています。
そのようなどうぶつを人間が食べる訳ですから、健康でいられるはずがありません。
また、そもそも草食である人間が肉食になることで病気が増えてきました。
乳がんや筋腫は人類という種全体の問題にまで膨らんできています。
勿論、遺伝もありますが、これらの殆ども肉食が原因だという研究結果がでてきています。
日本の研究者や医師は「肉食が原因だ」と言うと反感をかうため「食の欧米化」という言葉に置き換えていますが
「食の欧米化とは、肉類や乳製品を食べる事」を言っています。
また、肉類には沢山の脂質が含まれています。
もちろん、植物性の脂質(オリーブオイルやごま油やヒマワリ油)なども、ありますが「どうぶつ性の脂質」は、人間の体に取り込まれた後、溶けにくい状態になっています。
なぜなら、牛や豚や鶏の体温は人間よりも高いからです。
つまり、脂の溶解温度も高いという事です。
牛の体温は38.7度、豚の体温は38.9度、鶏の体温は41度くらいです。
ですから「人間が体の中に取り込んだどうぶつ性の脂質を完全に溶解するには、熱が出ないと溶かせない」のです。
また、スポーツ選手などが激しく体を動かす際には、血液循環がとても重要です。
血液の循環で全身に酸素が供給されます。
全身に酸素が給されないと、人間の体は動きません。
ですから、血液がサラサラしていて、なおかつ血管の中もクリーンな状態でなければなりません。
どうぶつ性の脂分を摂取し、それがコレステロールとなり、血管内に滞って、血液循環を妨げていれば、酸素が全身にスムースに供給されず、筋肉が的確に動きません。
※植物油でも「コーン油など」は心臓発作のリスクが高くなるので注意が必要です。
【じゃあ、魚なら良いのでは?】
そう思われるかもしれませんが、人間による水の化学物質汚染や石油製品(マイクロプラスチックなど)による汚染で、魚の体も大きなダメージを受けています。
世界中のカエルは水の汚染によりツボカビ病が大流行して絶滅が危惧され、環境ホルモンにより繁殖不能となったワニなどが地域絶滅しています。
例えば、マグロやカツオのように生態系の上位にいる魚は、生物濃縮(せいぶつのうしゅく)によって、沢山の汚染物質を体に蓄積しています。
汚染物質の中には、重金属(水銀やカドミウムやコバルトなど)も含まれます。
※水銀とは水俣病の原因になった重金属であり カドミウムはイタイイタイ病の原因になった重金属です。
生物濃縮とは、水の中の生態系の食物連鎖として、植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、それを食べる甲殻類や魚へと体内に汚染物質が濃縮して蓄積されてゆく状態を言います。
もっと簡単に言うと、プランクトンを小魚が食べ、小魚を中ぐらいの魚が食べ、中ぐらいの魚を大きな魚が食べ、大きな魚をアザラシやトドやシャチやホッキョクグマが食るというように、食物が連鎖して行く事を食物連鎖と追いますが、
体が大きい魚介類は、プランクトンや小さな魚介類を食べている魚介類を沢山摂取するので、その個体の体が大きくなればなるほど、海の生態系の頂点に近付けば近付くほど、生物濃縮が大きいのです。
濃縮された汚染物質は、当然、高濃度です。
例えば、ホッキョクグマは、北極に住んでいるので人間が出す汚染物質とは無縁のように思われるでしょうが、
実は、人間の約500倍の汚染物質を体内に溜め込んでしまっているとも言われています。
これが生物濃縮です。
プランクトン→魚→アザラシ→ホッキョクグマと、どんどん濃縮されてゆきます。
人間は、地球上の食物連鎖には含まれていませんが、生態系の頂点に近いマグロなど、何でも食べるので、人間の体には、汚染物質がどんどん蓄積されて行くのです。
貝は大抵、海の底の土をこして、その中にいるプランクトンを食べています。
ヘドロが堆積した海や川の底の土をこして食べている貝を人間は食べているのです。
「魚や貝やイカを食べるということは、その魚たちが住んでいた場所の水を、そのまま飲めるのか?」という事なのですが、そう考えると、みなさん「飲みたくない」「飲めない」と言います。
でも、その水の中に住んでいる魚や貝やイカは平気で食べてしまっています。
※東日本大震災で押し寄せた津波の色が黒いのは、人間が出した生活排水の中の有機物が海底にたまり、それが腐敗してヘドロ化し、それを巻き上げながら津波となって押し寄せたため、黒い波だったのです。
【卵や牛乳はどうなの?】
牛乳や卵も同じです。
乳牛も肉牛も、遺伝子を組み替えられて作られた「デントコーン」や農薬まみれの飼料を沢山食べさせられています。
また、育てる段階で死んでしまうと、お金になりませんから、死なないように、抗生物質やワクチンを大量に投与されています。
牛乳(乳)とは、乳腺細胞が血液から作りだすものです。
血液には、多くの物質が含まれています。
当然、注射された薬品は、血液に混じって全身に循環しますので「乳」にも含まれてしまいます。
それを飲んでいるのですから、人間の体に良い訳がありません。
本来、牛の子どもが成長の為に飲むものが牛乳です。
牛は、妊娠すると、エストロゲンとプロゲステロンというホルモン物質を分泌します。
妊娠しないと乳は出ませんし、乳牛たちは、乳を出す為だけに飼育されていますから、常に妊娠させられています。
ですから、エストロゲンとプロゲステロンというホルモン物質も牛乳の中に混じってしまい、
人間が牛乳を飲むと、それらのホルモン物質も摂取してしまうのです。
それらが乳がんや子宮ガンや卵巣がんの原因になっているとも言われています。
しかも牛乳に含まれているタンパク質はカゼインが主ですが、このカゼインも発癌性があるとされています。
また、カルシウムが豊富とされている牛乳ですが、実は、牛乳100gに100㎎のカルシウムが含まれていますが、大根葉には210㎎、小松菜なら290mgも含まれています。
タンパク質も牛乳100gには3gですが、ブロッコリーなら倍の6gも含まれています。
卵も同じです。
卵を沢山産むように改良されたニワトリも遺伝子を組み替えられて作られた「デントコーン」を沢山食べさせられ、窓のない部屋で狭い檻に閉じ込められて卵を産まされています。
ニワトリは、セキショクヤケイという東南アジアに生息する種類が原種なのですが、本来、1年間に10個前後しか卵を産みません。
それをどんどん改良して、年間300個以上の卵を産むように改良されています。
しかも、本来、生きものは、無精卵(むせいらん-受精していない卵)は産みません。
卵を産む(出産する)という行為は、母体に凄く負担がかかるので、卵を産んで結果的に孵化しなかったという事があっても、初めから無精卵を産むという事はありえないのです。
すべてのどうぶつは、子孫を反映するために卵を産んだり、子どもを産んだりします。それが生物の当たり前の姿です。
卵生産の為に育てられているニワトリが無精卵を年間300個以上も産むのは、人間にそういう体に改良されたからです。
人間の体には、毎日、沢山のガン細胞が発生してしまうと言われています。
しかし、免疫細胞がきちんと作用してくれれば、ガン細胞が増殖する事はありません。
しかし、ガン細胞と闘うために、多くの細胞がエネルギーを消費してしまいます。
スポーツ選手が運動に使いたいエネルギーを、ガン細胞との戦いや食べものの消化に使用してしまうことは、とても不効率ですから、まず、ガン細胞が体の中に発生しない食生活、消化・吸収でエネルギーを消費しない食生活をする事が、スポーツ選手にとって、とても重要だという事です。
【日本人はなぜ、肉食になったの?】
日本は何度も戦争に負け、服装や食など、欧米化を余技なくされてきました。
日本の現代生活において「肉食が当たり前」となっている事から「肉を食べない」という事がとても驚く発想に思えるかもしれませんし「そんなの無理だ」と思われるかもしれませんが、
日本人が、狩猟民族であったのは、今から約1万5千年前の縄文時代までであり、
弥生時代には、狩猟ではなく稲作を行う定住民族に変っており、そこから寿命や健康面が改善したとされています。
今から6千年前のことです。
ですから日本人は、6千年前から、穀物や野菜や木の実などが中心の精進料理のようなものを食べていた訳です。
一部の狩人(かりうど)などが山で狩りをしてどうぶつを食べていましたが、これも675年に天武天皇が「肉食禁止令」を出して以来、日本では公に肉食が禁止されていましたが、ペリーが来航(1853年)した事によって、暴力で鎖国を解除させようと、開国を迫り、屈した明治天皇が開国してしまいました。
これに伴い1872年に肉食が公に解禁されましたが、肉食は約1200年間、厳しく禁止されていましたので、日本人には、今からさかのぼって、概ね146年間ほどしか、肉食の歴史が無いのです。
こういう意味でも、日本人の体が肉食には耐えられない構造なのです。
(最近「グルテンフリー」という言葉を聞く事があると思います。これは西洋人が食べてきた小麦や小麦から作られた食材を、そのまま日本に持ち込んだのですが実は「グルテン」という成分が日本人の体には合っておらず、消化器官を傷付けていた為「グルテンの含まれていない食材にしました」という表示が「グルテンフリー」です。
西洋人は小麦を長い年月食べてきました。
しかし日本人の主食は「米」であったため、小麦に含まれているグルテンに対応できる体の作りになっていないのです。
肉食や乳製品が日本人にあっていないのと同じです。
明治天皇が開国してからは、欧米の食(肉食)がどんどん持ち込まれ、その後、日本は戦争で敗北した事から、一気に食の欧米化がアメリカによって行われました。
これは、外貨が欲しかったアメリカが貿易と称して日本の食生活をも支配していった結果です。
ですが、現代の日本の食生活から考えると「えっ! 肉食べないの?!」となるかもしれませんが、日本人本来の体の構造や消化酵素などに合わせて、日本人の古くからの菜食に戻すだけであり、その方が日本人本来の体の力を最大限に発揮できるのです。
(※戦後より、現代の方が日本人の寿命が延びているのは、食事の供給が安定したためと、医学と科学の力であり、肉食が普及したからではありません。)
(一部省略)
菜食(ヴィーガン)の食事に切り替える事で、〇〇さんの体は、ますます軽く動くようになり、持久力も高まります。
これは間違いありません。
ただし、菜食は無知で行うと、体重の減少や栄養素の偏りが生じてしまう場合もございます。
※添付させて頂きました別紙の「献立」は、〇〇さん用に、LIAの管理栄養士が作ったものです。
(※「管理栄養士」とは、普通の「栄養士」よりも上位の資格で、栄養士資格の一番上が「管理栄養士」で、国家資格です。今回、〇〇さんの献立を作った管理栄養士は、普段、病院での菜食の食事や幼稚園で菜食の献立などを作ったり、アドヴァイスをしている者です。日本では、完全に菜食でバランスのとれた献立を作れる管理栄養士さんは、この方一人しかいません。※当時)
(以下、省略)
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おそらく多くの方の常識が覆る内容ばかりだったと思います。
こうして、理論的に言われると納得できる方も多いのではないでしょうか。
もっと、多くの理論、科学的見解を知りたい方は、先ほどのゲームチェンジャーに加え
同じくNETFLIXの「健康って何?」をご覧ください。
加工肉は アスベストやプルトニウムと同じ?
赤身肉は 子供の頃からタバコを吸い続けている?
肉や乳製品を食べる人はダイオキシンを摂取している?
魚は水銀のスポンジ?
書籍がお好きな方は、こちらがオススメだそうです。
そして、Youtubeで無料で見ることができる、ゲイリーヨーロフスキーの「世界一重要なスピーチ」。
類を見ない彼の演説は、世界中の多くの人たちの人生を変えたと言われています。
ただし、菜食は無知のまま行うのは危険です。
6つの栄養素と、それを含んだ食材を意識して摂るようにしましょう。
菜食料理については、Youtuberの方から無料で学べます。
森のコメパン さん
Abbie アビー さん
など。
菜食料理を紹介するサイトもあります。
書籍がお好みの方はこちらがオススメだそうです。
献立が不安な方は、プロの管理栄養士に相談しましょう。
https://www.instagram.com/ayu31977/
↑ 高木歩さん(LIA所属の管理栄養士)