30センチのビニール紐で繋がれ飼われていた猫たち | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

沖縄県宮古島にある犬猫シェルター「宮古島SAVE THE ANIMALS」が運営するyoutubeチャンネルがあります。

 

日本は動物の扱いがひどい国ですが、中でも沖縄県は一段とひどい県だったりします。

 

そんな沖縄で活動されている団体が、つい先日、新しい動画をアップされました。

 

 

それがこちら。

30センチのビニール紐で繋がれ飼われていた猫たち。

 

 

動画を開始すると、衝撃な現場から保護依頼があったとのこと。

 

そして、この説明が流れます。

 

「天国の場所・・・? 何言ってんの? この人」って感じですよね。

そして、現場に向かうと

 

ひもでつながれた沢山の猫たちを目の当たりにします。

 

30cm程度しかないひもで、つながれっぱなしで ずっと拘束され、飼われていたということです。

 

 

なぜこんなことをするのか・・・。意味が分かりません。

 

 

飲み水なんかも、かなり不衛生です。

 

 

かなり警戒心が強い子たちだったそうです。

そりゃこんなことされたら、そうなりますよね。

 

何年この状態だったのか、なぜこのような状態なのか、一切不明らしいです。

 

 

自らが罪のない猫たちを地獄へ導いておいて、何が天国の場所へ連れて行ってほしい でしょう。

まず、これを行っていた人物が地獄へ落ちるべきですね。

 

しかし この子たちは、以降はこのように拘束されることなく、シェルターで幸せに暮らしていくと思います。

とりあえずは良かったです。

 

 

拘束飼育、ひどい虐待ですよね。

自分がこんなことをされたら、どんな気持ちでしょうか。

 

しかし、何もこのような拘束飼育を強いられているのはこの子たちだけではありません。

畜産動物たちは、このような拘束飼育が当たり前となっています。

 

メス豚の妊娠ストールでの拘束飼育の話 を以前書かせていただきましたが、他にも沢山あります。

 

 

例えば 乳牛。

放牧しているなんてイメージだと思いますが、日本では73%が 繋ぎ飼い という拘束飼育を行っています。

一切の運動をさせず、短い鎖でつなぎっぱなしです。

 

薄いマットや、少量のワラが敷いてあるだけのかたいコンクリートで立たされっぱなしで、糞尿まみれ。

牛だから平気、だなんてことはもちろんありません。そう洗脳されている人も多いでしょうけど。

 

固いコンクリートに関節が当たり、擦り傷ができて、糞尿が傷口につき、最近に感染して、化膿、腫瘍化、壊死したり

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになったりします。

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といい、当たり前ですが痛いわけです。

日本では35%がこの跛行になっているそうで、多くの牛が足の痛みを抱えたまま、過ごしているわけです。

イギリスでは虐待とみなされる跛行ですが、動物が物扱いの日本ではただの病気扱いになっています。

 

病気にしたくなければ つなぎ飼いをやめればいいだけの話ですが、金儲けのために つなぎ飼いをやめることはないわけです。

 

畜産では、他にも多くの拘束飼育があります。

 

人間も、猫も、牛も感じることは全く同じであり、こんなことをされて苦しくないわけがありません。

 

 

このようなことを減らすためにも、皆さんも週1回でもいいので、菜食を実行していただけないでしょうか。

 

最近は、大手企業からヴィーガン向けのメニューが発売されるようになってきています。

 

例えば、ココイチで ベジカレーというものが発売されています。

 

普通のカレーと同じくおいしいです。

写真にある、大豆ミートのメンチカツも植物性で、本物のメンチカツに近い味となっています。

 

こういうものなら気軽に菜食を楽しめるのではないでしょうか。