残酷な行為を廃止してください | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

かなり前に、こちらのキャンペーンに署名しました。

 

 

 

犬猫問題はようやくほんの少しだけ理解が進み、やっとのことで今年、虐待の罪が重くなるなどの法改正がされた遅れまくっている日本ですが

畜産問題 つまり 牛豚鶏を中心に、畜産動物達がどんなにひどい扱いをされているかに関しては、もはや日本は遅れているというレベルですらなく、ほとんどの方が知らないので、全く進まず もはや無法地帯です。

 

いまだに、牛は放牧で飼われていて、鶏は平飼いで、豚さんは屋内で幸せに暮らしていて

と殺されるときには、麻酔をして優しく命を絶ってくれていると本気で思っている人が多いと思います。

私もそうでした。

正しくはそう思いたくて、目をそらしていただけかもしれませんが。

 

 

プロフィールに書いていますが、私は菜食です。

動物性のものを一切食べません。

ヴィーガンとも言いますね。

 

私が菜食となったきっかけは、とある動画を見たときです。

たまたま別のことを検索をしていたときに、たどりつきました。

 

そこでは興奮したのか、パニックになったのかは分かりませんが、1匹の豚が職員のまわりを走りまわっていました。

すると 職員がうっとうしいと感じたのか、突然 鉄の棒で豚の頭を殴りだしたのです。

私は呆気にとられて、「は? 何やってるんだこいつ。」と ふつふつと怒りがわきました。

 

しかし、その怒りが上がりきる間もなく、次に と畜上でのと殺の映像が流れました。

そして、私が想定していたものとは程遠い、何の配慮もない方法で 吊るされて喉をかっきられている映像が流れたのです。

 

私はしばらく 呆然としました。

私は並大抵のことでは泣いたりはしませんが、この時は涙を浮かべ、呼吸が荒くなっていました。

 

何かの間違い・・・と思いたかったのですが、さすがにすでにおっさんだった私は、今までに色々人生で経験したことを考えると、全然考えられることだと思いました。

むしろ 色々なことが、線でつながったような感じもしました。

 

当たり前ですが、豚は知能があり、苦しみや痛みを感じることができます。

この子たちと何にも変わりません。

 

ところが、調べてみると 豚は、生まれて1週間で、歯切りと,断尾が行われるとのことです。

要するに、歯を抜き、しっぽを切られるのです。

もちろん、麻酔なしです。

歯切りは63%,断尾81%の農家が行っているそうです。

つまり、ほとんどの農家がこの虐待行為を行っているということです。

 

さらにオスは、麻酔なしで去勢させられます。

この痛みはかなりのもので、2~3日継続します。

 

そして、母豚は妊娠ストールという、全く身動きができない場所に拘束され、ほとんどの時間をそこで過ごします。

座る、立つ、寝ることしかできず、振り向くことはおろか、首を90度横に回転することもできません。

精神的におかしくなってしまう個体もいます。

この虐待飼育を、88.6% つまりはほとんどの農家が行っています。

 

そして、配慮のないと畜場での最後の一晩と、配慮のないと殺。

 

なぜ、こんなことをするのか。

もちろん、金儲けのため ですね。

その方が儲かるからです。

 

牛,鶏も、同じように金儲けを重視した 配慮のない虐待飼育が行われています。

 

なので 企業や農家は綺麗な部分だけを見せて我々を洗脳して、世間は感謝すればいい とか、いただきますという綺麗な言葉でつつみ、真実をぼやかします。

 

こんなことに金を払って協力していたのか・・・。

 

ただただ、怒りしかありませんでしたね。

感謝とか、いただきますとか、敬意を払うとか、とてもそんなことで正当化されるようなことではありません。

 

私はあだ名が肉と呼ばれるほどの偏食の肉好きでしたが、この時から肉を食べるのをやめようと決意しました。

この時まで料理が一切できなかったのと、いわゆる健康目的で食べるような青々としたヴィーガン食はどう考えても私の口には合わなかったので、正直 最初は苦労しました。

しかし 色々と勉強して、今は何とかいくつか菜食料理のレパートリーが増えてきました。

 

皆さんも、週1回でもいいので菜食を実行していただけないでしょうか。

鶏のからあげを食べるくらいでしたら、大豆ミートのから揚げを食べてください。味はほとんど変わりません。

 

 

あるいは、せめてこのような残酷なやり方はやめるよう、署名なり、声を上げるなりしてもらえないでしょうか。

 

 

この署名に関して、発信者であるアニマルライツセンターから進捗が届きました。

 
>この屠殺場では、豚に対してはスタンガンの多用、蹴る、敏感な目を圧迫して移動させるなどの行為が行われていました。これらの手技中、施設には豚の叫び声が響いていました。適切な手技では豚は静かに穏やかに移動し、このような叫び声を立てることはありません。
牛については、短い紐で夜通し繋留され、その間飲水無し、横たわる床が泥で汚れているという問題が見られました。牛の最期の夜の寝床は、泥の上ということになります。
現在この屠殺場へは改善してもらえるよう働きかけています。

 

 

猫も牛も豚も鶏も感じることは同じです。

何の違いもないです。痛いし、苦しいし、悲しいし、辛いです。

人間にとって都合が良い体に生まれてしまったばかりに、彼らの優しさにつけこんで、ただただ利用され搾取され続けています。

こんなこと、いち早くやめにしましょう。