1913.壊す
伝統に則った音楽というものがある。それはそれで美しいと思う。それぞれの時代に合った様式美、確立された美がある。だが、それでいいのか?という衝動が湧いて来た。もちろん、生徒には伝統的なことをレッスンするつもりだが、自分自身の音楽を考えた時に、今まで培ってきたものを、ぶっ壊したくなって来た。何か新しくて、自分の感性や知識や思考を信頼できる何か。この年齢にして、いや、ここまで来たからかも知れない。新たなる試み、挑戦が始まるかも知れない。既存の音楽にない何か。それが何かを考えるとワクワクする。まずは固定観念を捨てること。常識や決まりの枠をとっぱらわなければいけない。今まで存在していた美でなく、異なる新しい美を求めて。