初めて「自宅から通えるところに異動させて欲しい」という希望を口にしてから、気分スッキリ♪
支店長にも自分で陳情した。
上司も言ってくれたけど、ニュアンスや重要性はやっぱり本人が言うのが一番迫力があるから。
手元の書類をパラパラとめくりながら、「Chipapaさんがそういう希望を持っていても、後任のこともあるし、私としてはまだここで一緒に働いて欲しいけどね」と言う支店長。
っていうか、そういう問題じゃないんだ。
後任も決まらないのにすぐに異動させて欲しいと主張しているわけじゃない。
社交辞令ではあってもここで一緒に働いて欲しいと言っていただけるのは、ありがたい。
でも、そういう問題じゃなくて、もっと、ご自分の身を置き換えて捉えてください、支店長、って言っちゃった。
金曜日の夜帰宅したら、前日までに提出しなければならない子供の学校への書類があった。先生に「かくかくしかじかで、申し訳ありません」と連絡帳に書いて、翌週明けに子供に持たせる。
土曜日の朝、歯医者に子供達を連れて行って、その後は夕方まで子供達の習い事など。平日両親に子供達を見てもらっている分、土日まで平日と同じような負担をかけられないし、私自身だって、子供達の姿を見られるだけ見たい。だから、その貴重な土曜日の午前中に自分の貧血検査にクリニックになんていってられない。
日曜日は、朝から子供達の勉強や学校と幼稚園の持ち物をチェックして、なんてこまごましたことをやっていると、あっという間にお昼過ぎ。夕方には赴任先に戻らなければならず、なんで、一緒にいられる親が一人しかいない子供達の母親を取り上げて、遠くに赴任させるのか、そんなの人間としておかしくないですか?シングルで、小さな子供がいるということは、会社だって承知の上で雇っているのに。
単身赴任を始めてからのこの3ヶ月、本当にきつかった。
生活がきついっていうよりも、身体がきついっていうよりも、心が本当にきつかった。
何で私が?
自宅から通える支店だって、複数店あるのに。
子育て期の職員は配慮する、って書いてあるのに。「適材適所で決めた」って何よ。群馬から北海道や沖縄ってわけじゃないから良いでしょ、ってことなの?
小さな子供のいるシングルマザーを自宅から通えないところに配属して単身赴任を余儀なくさせるなんて、普通の感覚じゃないと思うし、そんなことをするなんて、組織として恥ずべきことではないかという疑問が、自分の中でグルグル回っていた。でも、誰に言っても埒が明かない。自分のことじゃないと、誰も動いてはくれない。グチを言えば言うだけ自分が惨めになる。だから、誰にも何も言えなくなっていた。誰からも何も聞きたくなくなっていた。
実は随分前に、支店長に「希望を出すルートはないんですか?」と聞いたことがある。「まぁ、そんなこと言わずにがんばってよ。今度飲みにでも行こうか」と言われた。失望した。
だから、今回支店長に改めて陳情するときも、分かってもらえるかは疑問だった。
やっぱり、分かってもらえなかった・・・
って、最初の支店長の一声で思ったけど、想定していたし、なんといっても今回は、お墨付きがある。
そのお墨付きは、産業医の先生からの言葉。
「小さな子供がいる女性を単身赴任させる人事は、客観的に見てひどい」
「広域異動について子育て期の職員については配慮するという規定があるのなら、そうしなければならない」
産業医の先生に言われたんです、だから、私、言わなきゃって思ったんです。
産業医の先生の前で、1時間、泣いてたんです。
それで気付いたんです、私、このままじゃ、壊れちゃう。
心が壊れたら、なかなか戻せない、だから、心が壊れる前に、言うことにしたんです。
支店長が思うほど、軽くなくて、本当に深刻な問題なんです、って。
あー、言ったらスッキリした~~♪♪
だって、支店長の表情がみるみる変わっていったもの。
「気付かなかったのは、私の管理責任でもある」って、支店長。カッコ良いじゃん。
当面は、変形労働時間や有給休暇などでカバーしていくよう直属の上司にも言ってくれたし、すぐに異動は無理でも継続して本部に希望を上げていくと約束してくれた。
支店長に「一人で抱え込まないで、言ってよ」って言われた。
直属の上司にも「何でも言って」って言われた。
副支店長にも「何かあれば気楽に言ってくださいね」って言われた。
仲良しの同僚にも「聞くことしかできなくてごめん。でも、今度ご飯に行こう。色々語ろう」って言われた。
私ってば、恵まれているなぁ

なんて、素敵な人たちに囲まれて生きているんだろ

人生、捨てたもんじゃないね。
家族はいる、可愛い子供達は元気。
仕事もある。
仲間もいる。
なんて、幸せなんだろ。ってこの上なく明るい気分

私の周りの皆様、本当にどうもありがとうございます

まだ、いつ終わるか分からない単身赴任は続いていますが、でも、希望があるから、元気です
