使用した期間は、実質2ヵ月でしたが十分活躍しました。
両手が空いて料理や掃除もできますし、ある程度体重をかけられるようになると、運転のときは普通の靴を履いて、店内は装具に履き替えて買い物したりと何でもできました。
退院して1ヵ月後には、装具と松葉杖を駆使して東京ドームにライブを観に行ったりも
しかし、ずっとは歩けないのでベンチで休んだり、帰る頃には足がパンパンに腫れていましたが…(^^;
ほか、装着すれば患足の筋力が付くのもそうですが、健足の負担軽減にもなります。特に膝は大事なので、個人的には装具を作ることをオススメします。(償還払いですが、最終的に健康保険で7,8割カバーされるので)
ここから、装具の使い方などについて3回に分けてまとめてみました。参考までどうぞ。
1.P T B装具の外観
ネットで、「P T B装具」とか「短下肢装具」って検索するとたくさん出てきますが、現物を見てない時は何がなんだかわかりませんでした。
(有)マキタ義肢製作所の画像をお借りすると、
下肢装具の一部が短下肢装具。
そして、たくさんある短下肢装具の中にPTB免荷装具があります。
製作する会社によってデザインは異なりますが、こんな感じの装具を作ると思って大丈夫です!
2.オーダーメイドの自己負担額
まずは私の現物写真から
購入先は、(有)宮田製作所です。装具、健足の室内履き&外履きを購入し合計 115,384円(税込)でした。
そして、保険が適用され戻ってきたのは90,369円(うちは私学共済です。給付額は加入団体によってかわります)、実質自己負担は25,015円でした。
個人的にこの金額で、筋力低下を防いで、両手が空いて自由に動けるなら損はありませんでした。
3.申請方法
主人の職場を通して、私学共済に書類を提出。そのとき必要だったのは下の3つです。
・療養費/家族療養費等の請求書
・医師の診断書(治療に装具が必要という内容)
・装具の領収書
私は専業主婦なので、「家族療養費」に該当します。すべての段取りは医師が教えてくれ、診断書と領収書は、私から言わなくても適宜用意してくれました。
※書類は、申請する前に一通りコピーをとることをオススメします。確定申告で使います。
4.型取りと受取りのタイミング
私の病院では、月に何回か義肢装具士が来院してました。
担当医師がそのタイミングに合わせて定期通院の予約を入れ、型取りしてから8日間で手元にきました。
型取り
骨折した足の膝下から指先まで薄いガーゼで巻いたあと、その上から石膏を塗られました。10分くらいで乾きパカッと剥がして終了。石膏が乾くまで1時間はかかるんじゃないかと思いましたが、意外に早く終わりました。すべての工程が終わるまで30分くらいでした。
受取り
8日後に受取り、その場で義肢装具士さんから歩き方のレクチャーをうけました。