4冊目「一橋桐子(76)の犯罪日記」原田ひ香 | 本と旅と日々の出来事

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久しぶりにゆっくり図書館徘徊して借りてきました。
原田ひ香さん、前に読んだDRYという作品、なかなかのブラックぶりがいまだに印象深いですが今回はそこまで?

犯罪日記とありますが、この桐子さんなかなかの常識的ないい人で、読んでいて序盤からすでに一線越えられないだろうなぁ、こりゃ無理だわとなりました。
身寄りなく、同居していた親友のトモが亡くなって、清掃パートしていた会社からは雇い止めにあい、とリアルならとんでもない窮地に立たされるのですが、闇落ちせずに次々現れ関わる人たちに助けられ進んでいきます。清掃パートもきっちり心込めて、丁寧な生活ぶりから犯罪者になって刑務所へ行きたい、なんて物騒な展開とはなりませんでした。
辛辣な感想としては、まぁそんなにうまく運ばんよね、そんな善人ばかりじゃないし。と、ひねくれた見方しちゃいましたよ。

あと2冊借りました。

昔ばなしシリーズ読みたかった。
久しぶりの真梨幸子さんも楽しみ。
今3冊ほど予約しているのありますが、めちゃ凄い予約数で忘れた頃に回ってくるかな、呉勝浩さん新作なんか気が遠くなりそうですよ。