レザー作業の独り言。前編 | Chimyan's Workshop Blog

Chimyan's Workshop Blog

Chimyan's workshopが営む
Natural & Slowな、ちょっといい生活

Chimyan's Workshopへようこそ!

こんにちは YUKI です

 

 

今日は、いつもと少し趣向を変えて。

私がレザー作業中に、頭の中で呟いているアレコレを、文字にしてみようかと思っております。

 

よろしければ、お付き合いくださいませ。

 

また、レザークラフト関連でこのブログに辿り着いたかもしれない方々にも、内輪あるある的な、また他所のやり方を覗き見る的な、感じで楽しんでいただけたら幸いです☆

(*^^*)

 

まず今日は、前編。

 

「レザークラフト、成長したなぁ」編。

 

その①

 

縫い目が真っ直ぐ♪

 

 

私は、レザークラフトは「手縫いのみ」で仕上げています。

糸を通す穴を、菱目打ちと木槌で開けていき、その穴に糸を通して縫い上げていきます。

その縫い目、正確には、菱目打ちのラインが、我ながら真っ直ぐでキレイだなぁ~~と。

(*^^*)

 

当初は、真っ直ぐ開けているつもりなのに曲がってしまったり、レザーの裁断も曲がってしまったり、ただただ「下手」だったなぁと思いますが、近年はめっきりと、キレイな縫い目を出すことができるようになりました♪

 

おかげで、「ホントに手縫いなの?」と疑われるほど(笑)

(;・∀・)

 

 

その②

 

複雑な構造の設計がスムーズ!

 

 

例えばこちら。

マチにファスナーをつけ、途中でファスナーが途切れる構造です。

 

一種の職業病ですが、

レザーに限らず、特にバッグ類は、街中やお店でも、その構造に目が行ってしまうことが多々あります。

瞬時に頭の中で構造を暗記したり、型紙を想像してみたり、しているおかげで、初めて挑戦する構造に、臆することが少なくなりました。

 

「我ながら、なかなかだねぇ。」

って思う瞬間ですね~。

(´ω`*)

 

 

その③

 

細かい所に気を配れるようになった☆

 

 

先日ご紹介したお財布。

外側は濃く鮮やかな紫色で、使用した糸はエンジ色。

 

 

お財布の中が、先ほども載せたこの写真。

ピンクがかったベージュなので、使用した糸はベージュ。

 

通常はレザーと同じ系統の色の糸を使用することが多く、こういった使い分けは当然のことなのかもしれませんが、

まだ初心者だったころは、組み立ての順序や縫い目のキレイさにばかり気を取られて、糸の色にまで気を回せなかったことが、よくありました。

 

完成してから、「あ、糸の色、変えればよかった!」と気付いて、後悔することもしばしば・・・。

(-_-;)

 

組み立ての順序がある程度頭に入っていて、かつ経過を考えながら作業できるようになったことで、

「ここの糸、何色にしよっかな~?」

と楽しめる余裕ができたんだなぁ、私にも。

 

と、しみじみします(笑)

(^_^)/

 

 

その④

 

ファスナーや持ち手のセオリー完成。

 

 

ファスナーしかり。

 

 

持ち手しかり。

 

案外、複雑な構造が多い、バッグや財布たち。

 

ファスナーは、カーブのところが上手に取り付けられるようになり。

 

持ち手も何度か組み立てているうちに、表革と裏革の張り合わせ方や上手な組み立て方、厚みの調節など、まだまだ考えながらではありますが、「こうすればいい!」という方法が分かってきたので、戸惑わなくなりました。

 

最大の成長ポイントですね~♪

ヾ(≧▽≦)ノ

 

 

以上、「成長したなぁ」編でした☆

(*^^*)

 

私のやり方が、レザークラフト共通ではないと思います。

「クラフト」というくらいなので、どんな方法であれ、間違いはないと思っていますし、それぞれの「やりやすさ」もあるはずです。

作家さんの好みも反映されますし、まさに十人十色だなぁと。

 

だからこそ楽しいし、だからこそ面白い!

 

そう思えるようになった私も、少しは作家らしくなってこれたのかなぁなんて、時々作業の手を止めて、ボーッと・・・。

 

・・・(゜_゜)

 

感慨にふけっている、今日この頃、です。