Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
曇り空ですが、蒸し暑いですね☆
少し動くと汗がにじんでくるので、今日もちみゃんずはエアコン完備で開店しております♪
そして、少々メニューが変わり・・・。
ブラックココアスコーン
レーズンスコーン
が並びました♪
(*^-^*)
さて今日は、「お菓子の品質保持」について、ちみゃんずの取り組みを少し書いてみようかなぁと思います。
・・・語るほどの特別な取り組みではないと思いますが(笑)
(^▽^;)
食品衛生を考える上で大事な品質保持の問題。
私自身もそうですが、最近では「手づくり」「無添加」や、産直などで大きな工場以外での手づくりの食品が増えていますので、そういったものをお店で選ぶときの参考にもなればと思います。
m(__)m
食品の品質保持、といっても目的は幾つかあると思います。
単純に腐敗を防ぐためだけでなく、香りや色、食感などを美味しく保つ、というのも大事な目的。
一概に「食品添加物が悪い」と言い切れない理由もここにあります。
一般的に使用されている食品添加物ですが、そのほとんどが品質保持のために添加されていると言っていいと思うんですね。
流通が日本中、世界中に広がっている昨今、食べ物をより安全に、より安定した品質で消費者に届けるためには、必要なものなのです。
食品添加物には、いわゆる「食品」ではないものも含んでいるため、体にとって害になる、という懸念も確かにあります。
とはいえ、キチンと使用制限がされていて、人間が日常的に口にしても害にならない規定量以上は使用できないことになっているので、さほど心配する必要はない、というのが食品添加物の理論です。
ですが中には、そうとは気づかないだけで、化学物質や薬品に敏感な体質の方もいらっしゃいます。
そういった方々が、日頃抱えていた身体的な悩みや苦痛が、食品添加物を避けることで快復することもあるという事実を考えると、やはり「食品添加物、農薬・化学肥料、無添加」に一定の価値はあると、私は思います。
真面目な話が長くなりましたが。
私自身、余計なものを加えず、無添加の手づくりお菓子を作るようになった経緯も、体の不調を何とかしたいと思ったからです。
そして、ちみゃんずのお菓子も、原料からきちんと選び、安心安全なお菓子作りを心掛けています。
先にも述べた通り、食品添加物には品質保持の目的で添加されているものが多いです。
逆に言うと、食品添加物を使用しない、ということは、その分、品質保持力が弱まる可能性がある、ということになります。
なので、ちみゃんずの対策として、一番分かりやすいのが、「賞味期限の短縮」です。
賞味期限の決定に、明確な規定はありません。
いうなれば、作っている人、加工している人の、「自由」です☆
(-_-;)
ちみゃんずのお菓子は、売っている状態と同じ包装と環境で保存をし、実際に味や食感、香りの変化を見て、賞味期限を決めています。
次に、包装と品質保持剤。
ちみゃんずは、「菓子製造業許可」で営業していますので、「食品は製造室、包装室にて包装した状態で販売する」という規定があります。
なので、お菓子は全部袋詰め♪
(*^^*)
今日のブラックココアスコーン。
この袋は、いわゆる「ガス袋」と呼ばれるものです。
理系の知識は苦手ですが、4層構造(だったかな?)になっていて、空気や水分を通さない特殊な袋です。
ビニール袋って、いろんな種類があって、普通のビニールはミクロの穴があるので、少しずつですが、空気の出入りがあるんですって。
ガス袋はそれがないので、外気を一切遮断できるのです。
ちなみに、品質保持剤でよく言われる「シリカゲル(乾燥剤)」や、「エバーフレッシュ(脱酸素剤)」などは、このガス袋でないと効果は得られません。
ごまクッキー♪
ちみゃんずのお菓子で、「脱酸素剤」を品質保持として同封しているのは、クッキーとロシアンケーキ、スノーボール、など。
脱酸素剤はその名の通り酸素を取り除くため、酸化防止になりますが、お菓子の生地が硬くなってしまうこともあるため、水分が少なめで硬いお菓子に使用しています。
私は仕事柄、同じような手づくりや無添加で頑張っている販売者さんを、つい観察してしまう癖があります☆
包装の仕方とか、品質表示の仕方とか、つい見ちゃいますね☆
(゜_゜)
でも、「この包装はいかがなものか」と思う販売者さんを見掛けることも、実際にあります。
とはいえ、使用する包装用具に規則は特になく、ソコはあくまで販売者の考え方に依ってしまうので、これ以上は何も申しません。
もし興味があったら、お店を歩きながら、「品質保持」の観点から商品を見てみるのも面白いかもしれません♪
買い物時間、めっちゃ長くなりますけどね~☆
( ̄▽ ̄)♪