こんばんは YUKI です
このブログでも、時々「こだわり」として書かせていただいている、「有機栽培」という言葉。
昔に比べれば、「有機」という言葉も、だいぶ一般的になってきたように思います。
ちなみに、
「有機」とは日本語ですが、
英語圏では「オーガニック(ORGANIC)」と言われます。
ラテン語圏では「ビオ(BIO)」と言われています。
私自身が、Chimyan's Workshopで製造・販売しているお菓子にも、極力、有機栽培の原料を使用しています。
たまには、
「ちゃんと勉強してるんだぞ」というアピールも兼ねて・・・
(^▽^;)
真面目に語ってみたいと思います。
今日は、「有機農業の話①」です!
(^^)/
・・・そう、
①ということは、しばらく続きます♪
よろしくお付き合いください。
「有機農業」とは、簡単に説明すると、
「自然界に存在する有機物の堆肥を活用し、植物を育てる農業」と言えるかと思います。
自然界に存在する有機物の堆肥、とは、つまり落ち葉などから出来る腐葉土や、家畜の糞尿などを指しますね。
自然界に存在するものだけを使用するという観点から、有機農業を志す際に、従来型の農法から排除すべきものは、大きく分けて2つあります。
それが、「農薬」と「化学肥料」です。
「農薬」は、植物の生長を妨げる害虫や菌などを殺すことを目的とし、合成されたものですので、自然界や生命にとっても毒物と言えます。
「化学肥料」は、植物の生長を助ける栄養分ですが、こちらも化学的に合成された「無機養分」であり、大量に使用することで自然界の仕組みを破壊する危険性があります。
こう説明してみるとお分かりだと思いますが、
農薬も化学肥料も、単純に「自分たちの体に良くない」というだけのものではありません。
農薬や化学肥料を使用することで、自然界の調和を破壊し、自然環境を破壊することにつながりかねない、ということです。
自然環境を壊してしまうと、どうなるか。
現代を生きている私たちは大丈夫でも、私たちの子どもたちや孫たち、さらにその先の子孫たちに、健全な環境を残してあげることができない、ということになります。
人間も、動物も、この世の生命はすべて、食べ物を摂取することで命をつないでいきます。
その食べ物を生む大地そのものが破壊されてしまえば、命をつなぐことさえできなくなってしまいますよね。
「Think global,act local」(地球規模で考え、個人レベルで行動する)という言葉がありますが、
刹那的な世の中ですが、有機農業を考える上でも、この思想がとても大事になってくると思います。
・・・嫌な言葉ですが、「エゴ」というんでしょうか。
(-_-;)
何だかんだ、人類ってそんなことばっかりやってるのかなぁなんて思えてきてしまいます。
有機農業の話になると、私個人的に思い出す映画があります。
ジブリの名作、「風の谷のナウシカ」ですね~☆
人類の愚行によって汚された大地を、キレイにするために根を張っている腐海と、その腐海を守っている蟲たち、腐海と蟲たちに怯えて生きる人類、ですよ。
(・_・;)
考えたくないですけどね、
妙に現実味があって、怖いなぁと思うことがあります・・・。
話が反れました・・・
(;´Д`A ```
今でこそ、一般的に知られるようになってきた「有機」という言葉ですが、実は、日本できちんと認証されるようになったのは、ごく最近のことになります。
そのあたりの詳しい話は、また次回♪
(^^)/~~~