こんにちは YUKI です
先日のブログでチラッと書きました通り、
ただいま、菓子製造業許可取得へと動いております。
そして、取得できることがほぼ確実になりました!
(*^^*)
ので、その軌跡を綴ってみたいと思います。
菓子製造業許可取得へ①
~まずは保健所へ~
1月半ばごろ、菓子製造業許可取得を目指し、まずは我が市町村を管轄している保健所へ向かいました。
菓子製造業許可を取得するためには、営業施設となる場所の構造等を整える必要があります。
私は、自宅で菓子製造をしたいと思っていましたので、改装工事等が必要なのかどうか、どういった設備を備えればよいのか、とりあえず何の下準備もせずに、話を聞きに伺いました。
・・・一応、食品衛生責任者の講習は受けに行きましたので、多少の知識は頭にありましたが、大事なのは、「今の自宅で許可を取るには」という点です。
(´・ω・`)
緊張癖のある私が、案の定緊張しながら車を運転し、人生初となる保健所の中へ。
食品関係を取り扱う課に直行し、促されて着席!
(・_・;)
そして、上記のようなことをお話ししまして、資料をもらいました。
・・・日本語は得意ですけど、法律の条文みたいな小難しい日本語は苦手です。
思わず「うわっ」と呟いてしまいました☆
とはいえ、説明をしていただくと、特に珍しいことが書かれている訳ではありません。
大事なのは、
A、梱包場および区画された製造室があること
B、梱包場および区画された製造室には、別に規則で定める設備があること
です。
簡単にいうと、「1つの独立したキッチンが必要」だということになるのだろうと思います。
材料や用具の保管から、製造、製品の保管、梱包までを、すべて製造室内で行うことが条件です。
自宅のキッチンとの共有は出来ません。
まったく別の、新しい部屋をひとつ作る必要があります。
理由は、「万が一、食中毒等の事故が発生した場合、施設の運営を止める必要があり、その場合家庭のキッチンを止めることは実質出来ないから」など、色々あるようです。
もうひとつ、大きなネックになるのは、専用の手指消毒設備及び流水式手洗設備と、専用の流水式洗浄設備及び水切り設備が必要だという点かと思います。
漢字だらけですが、
(-_-;)
つまり、製造室専用の水道設備(蛇口、排水、ボウル)が2つ必要ということですね。
手を洗う場所と、用具や食品を洗う場所の、ふたつです。
これも理由は、手に付いていたウイルス等が洗い流されてボウルにぴとっと付いたとして、そのウイルスが用具や食品に付くのを防ぐため、です。
水道を新たに設置するというのは、ナカナカの難事ですよね。
(-_-)
そして、もうひとつのネックが「勝手口が必要」だということでしょうか。
製造室へ屋外から直接入ることのできる出入り口が必要とのこと。
(-_-)
その他の設備に関しては、特別難しくはありません。
照明や新しいコンセント等は電気屋さんにお願いすればパパッとやってくれます。
(*^^*)
冷蔵庫や電子レンジは一般家庭向けのもので大丈夫です。
コンロもIHであれば、新たにガス栓を設置する必要もありません。
添加物保管庫や製品保管庫、用具等の保管庫は、ホコリが入らない構造(扉付き、引き出し式、蓋付きなど)であれば、普通の家具で十分賄えます。
室温計も、普通の温度計で問題ありません。
あとは、「それだけの設備投資をして、菓子製造業許可を取るのかどうか」という、自分のキモチだけ、ということになりますね。
"(-""-)"
・・・と、こういうような説明を受け、
「ありがとうございました~<(_ _)>」と丁重にお礼をし、
その日は帰ってきました。
説明を聞いて、ある程度の設備投資が必要であることも分かったところで、自分のキモチと向き合ってみれば、
「でも頑張りたい!」という思い。
o(≧◇≦)o
それに、自宅でのことなので、家族の理解も不可欠です。
その点、私の家族は、「自己責任」を前提として、私がやろうとしていることに反対せず、むしろ力強く背中を押してくれる、本当によくできた家族なので問題ありません。
(T_T)
・・・だからきっと、私もやりたい放題に育ったのでしょうけど☆
(^▽^;)
「さて、それなら改装計画を立てよう!」
菓子製造業許可取得へ、本格的に動き始めるのでした。
つづく。