簡単野菜鍋のレシピ | Chimyan's Workshop Blog

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こんばんは YUKI です



11月になって、朝晩が冷え込むようになりましたね!
そうなると、恋しくなるのが・・・「お鍋」!

今日は、野菜鍋ということで、動物性原料を使わず、ちょっとした工夫でコクと味わいを出した鍋料理をご紹介したいと思います。
(*^^*)

DSC_1887.jpg

味付けは、あっさり和風醤油です♪

ではさっそく、レシピです(^^)/


<材料> ※3~4人前
長ネギ 2本
人参  1/2本
白菜  大きめの葉で3~4枚
しめじ  1/2束
豆腐  1丁(300~400g程度)
水  300cc
醤油  小さじ2
塩  小さじ1/4~1/2(お好みで調節)
植物油  大さじ2


<作り方>
1、材料の下ごしらえをします。

長ネギ→斜め切り
人参 →3mm厚の短冊切り
白菜 →ざく切り
しめじ→小房に分ける
豆腐 →大きめの角切り

豆腐はザルに上げて、水を切る必要はありませんので、鍋に入れる直前に切っても構いません。
(※パックの中の水は捨ててくださいね!)


2、大きめの鍋に植物油をひき、ネギと人参を焼きます。

文字通り、「炒める」ではなく、「焼いて」ください。

DSC_1881.jpg


こんな感じで鍋に広げ、弱めの中火くらいで焼き付けます。
焦がさないように、焼き目を付けましょう。

DSC_1882.jpg


鍋底に軽く焦げ目が付くくらいがちょうどいいかと思います。
(*^^*)

ネギは焼くとクタクタになって、甘みが出ます♪
「ネギはシャキシャキの状態で食べたい!」とおっしゃる方は、全部焼かずに、一部を残しておいて、他の具を入れる時に一緒に入れてください。

ネギを焼くのには理由がありまして☆

人間が感じる旨みの成分は「アミノ酸」です。
化学調味料のアミノ酸が食品添加物として各種食品に添加されているのですが、アミノ酸を手動で作る方法があるのです。
それが、この「焦げ」なんですね~!

丸焦げはダメですが、ちょっと焼け付いたくらいですと、旨み成分になれるのです♪
(^_^)/
焼き付ける野菜として、ネギや玉ねぎは最適!
旨み成分だけでなく、甘みも出してくれます。
カレーを作る時も「飴色玉ねぎ」を作りますでしょ?
まさにアレです!

人参は他の野菜と比べると火が通りにくいので、ネギと一緒に焼きました。


3、鍋に水300ccを入れ、白菜・しめじ・豆腐を入れます。

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上に重ねて乗せるだけで十分です。


4、醤油と塩で調味をし、弱火にして蓋をします。

ここから蒸し煮にしますので、蓋は斜め掛けにはしません。
蓋をきっちりしても、弱火なので、豆腐にスが入ることはありませんのでご心配なく☆

白菜と豆腐から水分が出ますので、味付けはキモチ濃い程度にしておきましょう。


5、白菜と豆腐から十分に水分が出て、全体の味が馴染むまで煮たら、再度、塩などで味を整えて、完成です。

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いいですね~♪
(≧▽≦)


醤油と塩だけで味付けをした、シンプルな野菜鍋です!
コレ、我ながら美味しいんですよ♪
(^^♪


「野菜出汁」という意味の「ベジブロス」というのがありますが、まさしく野菜鍋はこのベジブロスをフル活用したお料理ですよね。
ネギと人参を焼き付けることと、白菜と豆腐から水分を貰うということ、キノコ類を入れること、全てが「出汁」になります。

豆腐を水切りしないようにと申しましたが、豆腐から出る水分って、大豆の成分がたっくさん入っているんですよ。
だから水分を切ってしまうなんてモッタイナイです!

加える水の量は、野菜の量に比べたら少ないのですけど、白菜と豆腐から貰うことを想定しての量ですので、具材が変わる時には水分量を調整してください。
・・・根菜などは、あまり水分出ませんからね・・・。
(^_^;)



熱々のお鍋が恋しい季節。

スーパーにも、「お鍋のストレートつゆ」とか売っていますけど、一日経つと味が落ちてしまうことが多々あります。
その点、化学調味料を使わず、自作した鍋つゆは、例え翌日になっても味が落ちませんから、本当にオススメですよ!


ちなみに、

天然のアミノ酸(焦げ)は、お肉やお魚からも作れます。
お肉は皮や脂肪を、お魚は皮を、同じように焼き付けることで、驚くほどの旨みが出るのです!

是非是非、お試しくださいね~!