こんばんは YUKI です
秋の味覚の代表格、柿がたくさん届きました!
今年は柿の当たり年なのでしょうか?
ご近所や町で見掛ける柿の木が、どこもかしこも鈴なりなんです。
毎年、知り合いの柿の木畑から、たくさんの柿をいただきます。
ご近所さんからもたくさんいただきます。
有難いです(*^^*)
ありがとうございます!
(^^♪
いただいた柿の中から、熟して柔らかくなってしまった柿を、先日またジャムにしてしまいました。
(^▽^;)
保存食って好きです♪
せっかく採れた野菜や果物を、冬まで楽しむための知恵ですよね。
ついでに、柿は秋にはうってつけの食薬なのです!
(^^)/
では、またまた薬膳薀蓄~~!
<(_ _)>
柿は、「化痰止咳平喘類(かたんしがいへいぜんるい)」の食薬です。
「化痰止咳平喘類」は、「化痰類(かたんるい)」と「止咳平喘類(しがいへいぜんるい)」に分けられ、柿は「止咳平喘類」に属します。
読んで字のごとく、咳や喘息、痰の症状を改善する食薬の分類で、2種類に分けられるものの、咳や喘息と、痰の症状は、併発することが多いため、一緒に使われることも多くあります。
秋は空気も乾燥し、気温も下がるため、気管支の不調や、咳や痰の症状、喘息の悪化が懸念される季節です。
そういった、「未病(みびょう)=病気未満」の症状には、こういった食薬で体調を整えるのも、ひとつの方法かと思います。
とはいえ、咳や痰に関しては、風邪や他の病気の可能性もありますので、まずは病院に行き、診察を受けることも大事ですよ!
そのうえで、上手に食事を活用していきましょう。
ざっくりですが、化痰止咳平喘類の食薬を書いてみます♪
・海藻系=海苔・昆布・ワカメなど
・魚介系=くらげ・あさりなど
・山の幸系=里芋・春菊・豆乳・ぎんなんなど
・果物系=柿・梨・びわなど
です(^^)/
「最近、なんだか咳が出るなぁ」とか。
「のどが乾燥してイガイガする~」とか。
秋の乾燥した空気に、のどや気管支が侵されている症状に、上記の食材を、積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(*^^*)
もし風邪からくる咳や痰の症状でしたら、上記の食材とともに、秋~冬の風邪に効果のある、「辛温解表類(しんおんげひょうるい)」の食薬である、生姜やネギを一緒に取ると良いですよ。
(^^)/
で、
熟した柿は、ジャムにしたんですヨ。
材料は、柿・グラニュー糖・レモン果汁です。
今回の分量は、
柿 600g(皮と種をとった状態で)
グラニュー糖 180g(柿の重量の30%)
レモン果汁 大さじ1(上記分量に対しての量)
で作りました。
鍋に、適当に切った柿を入れます。
柿の大きさは、適当で良いのですが、
熟して柔らかくなった柿は、煮るとペースト状になりますが、食べ頃の固めの柿は、そのまま残ることもあります。
全てペースト状のジャムにする場合は、予め小さく刻むか、フードプロセッサーなどで細かくしておきましょう。
そして、分量のグラニュー糖をザバーっと。
弱火にかけて、煮ていきます。
灰汁が浮いたら、丁寧に取りましょう。
写真は、灰汁を取り終わった後の姿です。
灰汁を取り終えたあたりで、レモン果汁を加えます。
柿は、果肉にペクチンが含まれていて、かなりトロトロになります。
冷めると硬くなるので、「柔らかすぎる」ぐらいで火から下ろしましょう。
火にかけながら、ジャムとして丁度いい硬さに仕上げてしまうと、冷めてからボッテボテのジャムになってしまいます。
そして、完成。
大きめだった果肉はそのまま残っています。
(^^)
残った果肉は、黄桃のような食感になって、甘くてトロトロでとっても美味しいです。
あえて、果肉を残すのもオススメですね~~♪
(´▽`*)
これを、またもやいつものホットヨーグルトに入れてみました。
そうしたら、
・・・
美味しくない訳がない!
( ̄▽ ̄)b
柿が熟して柔らかくなってしまったら、是非ジャムにしてみてください。
果実をそのまま食べても美味しいですけど、ジャムになった柿は驚くほど甘くて美味しいですよ!
年齢とともに、多少なりとも強くなれたのか、嬉しいことに最近あまり風邪をひかなくなった私ではありますが、
それでも秋の乾燥した冷たい風や、イネ科の花粉症などもあり、のどがイガイガしたり、咳が出たりもします。
柿ジャムを美味しく食べながら、賢く体調管理をしていきたいと思っています。
皆様もどうか、ご自愛くださいね。
<(_ _)>