イチジクで薬膳ジャム | Chimyan's Workshop Blog

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こんばんは YUKI です


実りの秋ですね!
(*^^*)

先日、お店で完熟イチジクを見つけました。

DSC_1761.jpg

だいぶ完熟です。

完熟の果物の利用法といえば、「ジャム」!
ですよね~(^^♪

というわけで、イチジクジャムを作ってみました。


それでは久々、「イチジク」の薬膳薀蓄~~♪

イチジクも立派な食薬です。
胃腸運動を活発にし、排便を促す「瀉下類(しゃげるい)」の食薬で、その中でも「潤下類(じゅんげるい)」に分類されます。

女性の大敵・便秘解消や、逆に食べ過ぎによる下痢、食中毒による下痢などにも効果があります。

「瀉下類」には、「潤下類」と「功下類(こうげるい)」とがありまして、「功下類」の方が、より強く効きます。
食薬でいうと、パイナップルやアロエ、センナなどが含まれます。

「センナ」ってご存知です?

いわゆる漢方便秘薬や、便秘に効くハーブ茶などには必ず含まれている食薬で、コレは本当に効きます!
(>_<)
強烈な便秘(?)や消化不良などで、即効性&強い効きめをお望みの方は、是非どうぞ~~♪
(^▽^;)

一方「潤下類」は、胃腸の機能を潤滑にしてくれて、穏やかに作用するので、老人性・虚弱性・慢性・産後の便秘には、こちらを使用すると良いのです。



さて、そんなイチジクを、ジャムに。

ちなみに、「薬膳ジャム」と言ったのは、他の薬的なものを入れたという意味ではありません!
ただ、薬膳的効果を期待して、ジャムにした、だけです。
(-_-;)
・・・紛らわしい、よね・・・。
(>_<)



材料は、イチジクの実と、グラニュー糖、レモン果汁です。

イチジクの実は、皮を剥いて適当な大きさに切ります。
グラニュー糖の分量は、イチジクの実の重量の50%にしました。
レモン果汁は、香り高い広島県瀬戸内産♪
(≧▽≦)

まず、鍋にイチジクの実とグラニュー糖を入れ、火にかけます。

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コトコト弱火で煮込み、灰汁は丁寧に取りましょう。

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ある程度煮たら、レモン果汁を小さじ1~2程度、加えます。

すると、レモンの酸で、色がピンク色になるんですよ~♪
(*^-^*)


ジャムは、冷めると固くなるので、「少し柔らかすぎるかなー」ぐらいで火から下ろすのがコツです。

粗熱が取れたら、瓶へ。

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キレイですね~♪
(´▽`*)

瓶は、清潔なものを使いましょう。
よく皆さん煮沸してらっしゃいますが、私はやっていません。

というのも、長期保存や販売を目的とするなら、煮沸殺菌すべきだと思いますが、短期間で食べ切ってしまえる量であれば、冷蔵庫でキチンと保管をし、使用する時のスプーンは清潔かつ他の食品に触れていないものにするなど注意すれば大丈夫だと思っているからです。
事実、今までジャムを腐らせてしまった経験はゼロです!

でも、心配な方は、ぜひ煮沸殺菌してくださいね!
(^o^)/


イチジクのジャムって、買うと高いですけど、こうして家で作れば材料費だけで済みますし、嬉しい無添加ですね!

キレイで透き通ったジャムを作るには、
①浮いた灰汁は丁寧に取り切る!
②グラニュー糖や氷砂糖を使う!
のが大事です。

灰汁は言うまでもなく、濁りの原因になります。
また、砂糖の中でもグラニュー糖や氷砂糖は純度が高く、食品(飲み物も含め)を濁らせず、色の邪魔もしません。

栄養価を考えると、きび糖や甜菜糖を使用したいところではありますが、見た目がね・・・。
「美味しさ」には「見た目」も大事な要素ですし。
(^^)


あ(+o+)

なんか話が薬膳から反れてる気がする・・・!
(・・;)



えーと(;・∀・)、


私自身、昔から便秘さんとはナカナカ仲良しでして・・・、長年の課題でもあります。
なので、よく薬も使うのですが、出来れば自然なお通じがあるほうが体も楽ですし、嬉しいものですよね。

昨日は、このイチジクジャムを、いつものホットヨーグルトに入れて、美味しく食べました♪


・・・ん?

確かに、どことなく。

良い調子、な気がする~♪
(///o///)v



便秘や腹部の脹り、解毒やむくみの改善などに。
是非お試しくださいね!