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こんにちは YUKI です
さて、酵素のおはなしです(^^)
食物酵素を食事に取り入れよう、という考え方を、「ローフード(Raw Food)」と言います。
1985年に、アメリカの医師、エドワード・ハウエルが確立した、酵素栄養学に基づいています。
ローフード(Raw Food)とは文字どおり「生の食品」。
生の食品には必ず酵素が含まれていますが、酵素は熱に弱いため、ローフードでは調理温度を46℃以下に抑えるのが特徴です。
では、酵素とは?
酵素は、タンパク質から形成されている、人間が生きていくうえで欠かせない物質で、私たちは体の中で酵素を作り出しています。
人間が作り出す酵素は、働きによって「消化酵素」と「代謝酵素」の2つに大きく分けられます。
消化酵素は、飲食物を消化するのに必要で、消化液や唾液、胃液などに含まれています。
代謝酵素は、新陳代謝や病気の治癒等に必要なものです。
酵素は、一生のうちで作り出せる量がある程度決まっていて、年齢とともに減り続けていきます。
酵素がなくなってしまうと、生命活動を維持できなくなりますので、酵素の生産能力を維持することが、アンチエイジングや長寿にも関わってくるのです。
では酵素の生産能力をどうやって維持すればいいのか、といいますと、
① 酵素の無駄遣いを防ぐ。
② 外から酵素を取り入れて補う。
となります。
具体的には、
①酵素の無駄遣いを防ぐには、
・暴飲暴食を避ける
・病気や怪我のないよう気を付ける
・ストレスを溜めないようにする
・過度な運動を控える
などが考えられます。
とはいえ、社会の中で生活していく上では、気を付けたくても気を付け難い時もありますよね(-_-;)
なので、②外から酵素を取り入れて補うことを考えてみましょう。
上記通り、酵素は46~48℃の加熱で活性を失い、60℃以上の加熱で完全に失われてしまいます。
現代の食事は加熱されているものが大半ですので、現代人の酵素摂取量は非常に少なく、酵素不足になってしまう可能性もあり、積極的に生の食品を摂るよう心掛けていく必要があります。
食品に含まれている「食物酵素」は、「消化酵素」と同じ働きをします。
食物酵素を摂ることで、消化酵素を多く作り出す必要がなくなるため、酵素の節約につながるのです。
世の中も、身体の中も、今や節約の時代ですね~(・。・)
例えば、トンカツにはせんキャベツが添えられています。焼き魚には大根おろしが付き物ですよね(^^)
ランチセットにもサラダが付いてくるし、ハンバーガーにも生野菜がサンドされています(^^♪
すべて理に適っているんだなぁと思いますね!
「あんまり生のモノって食べていないなぁ」と思われた方、今日からは積極的に摂ることをオススメしますよ!
外食が多い方も、メニューを眺めて、なるべく非加熱の食品が多く使われているメニューを選んだり、サラダを追加するなど、良いですね!
「生のモノって苦手なんだけど・・・」という方は、ジュースにしてみたり、他のものと一緒に食べたり、調味料を工夫してみたりしながら、なるべく摂るようにしてみてはどうでしょうか?
サプリメントでも酵素が出回り始めていますが、あくまで補助的に活用するに留めていただいて、なるべく食事から摂る方が良いと思います。
食事には様々な栄養が含まれていて、まだ研究されていない栄養素もあるといいますから(^▽^)
つづく・・・