Chimyan's Workshop Blog

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Chimyan's workshopが営む
Natural & Slowな、ちょっといい生活

Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
 
CathKidstonリペア第3弾
可憐な花柄、すてきなバッグです
 
完成後のお姿
 

 
ぱっと見て、すぐわかるのは、持ち手の部分ですね
 
前回の青い花柄バッグの持ち手は、2枚で仕上げましたが、今回はあえて1枚で、接続部分のカットや縫い方も変えて、簡素に仕上げてみました
 
 

 
このレザーも、使うほど味がのるタイプなので、経年変化を楽しんでいただけるかと思います
 
 
リペア前のお姿
 

 
こうして俯瞰で見てみると、あまりわからないのですが、
 
持ち手の痛みだけでなく、底の四隅の擦り切れや穴あき、バッグ全体のラミネートの破れやささくれなど、一緒にお預かりした青い花柄バッグや、白い花柄ポーチよりも、かなり傷んでいる印象でした
 
また、底と同じ形で、ファスナー付きの入れ口がついていまして、非常に使いづらい構造でもありました
 
ご依頼主様との打ち合わせの際、
「この入れ口は使いづらくて要らないかも」
とのお話でしたので、取り外すことでリペア計画を立てました
 
バッグさんと見つめ合い、長考の末、
 

 
結局、解体(笑)
( ̄▽ ̄)
 
写真左端で、斜めに置いてあるのが、入れ口です
 
さて、解体して、次の段階は、
 
傷んだ箇所を切り落とし、サイズを測りながら、胴パーツとマチパーツを作り、縫い直しました
 
入れ口なしのトートバッグ形です
付属の底板も、サイズを合わせて再利用しました
 
打ち合わせの段階では、
「バッグとしてではなく小物入れのように使っていくのもいいかと思います」
とお話しさせていただいてもいたのですが、
 
なんか、普通に使えるバッグになってしまいました☆
(/・ω・)/
 
そして、ご依頼主様もさっそく、通勤バッグとして使っていただいたとのことで連絡をいただき、嬉しく思います♪
ありがとうございます!
 
 
Chimyan’s Workshopへようこそ!
こんにちは YUKIです
 
CathKidstonリペア第2弾
こちらは、アンティーク調の青がキレイな、花柄バッグです
 
完成後のお姿
 

 
直したのは、持ち手です!
濃紺のレザーで、既存の持ち手につなげる形でお直ししました
 

 
このバッグは、比較的、経年劣化の箇所も少なく、ラミネートの割れも少なかったので、持ち手以外は一切手を入れていません
 
持ち手を切断、のお姿
 

 
マステは、この後、レザーの持ち手を接続する位置の印として、貼っております
切り取った後に、
「あ、ブログ用の写真~」
と思い立ったので・・・
(-_-;)
 
御覧の通り、持ち手部分はかなり劣化が激しかったです☆
でも、持ち手ですからね、一番傷むところですし、長くお気に入りで使われていたそうなので、至極当然の結果です
 
でも傷みが激しいと、さすがに使うのもはばかられる、というのもよく分かります
 
今回、使用したレザーは、使うほど艶が出て味がのってくるタイプのレザーを使いましたので、また長く使っていただけるのではないかと思っております
 
ご依頼主様も、
「まだ全然使える♪」
と喜んでおられました
(*^。^*)
 
 
気に入ったバッグをなかなか手放せない時、ありますよね!
散々使って、くたびれているのに、手放せない・・・
(-.-)
 
前回のポーチもそうですが、
 
それでも少しお直しをすることで、また手元においておけるようになったり、違う用途に役目を変えることで活躍させてあげられたり、大事に思うからこそ、心ゆくまで愛してあげてほしいなぁと思います
 
そのお手伝いをさせていただけたかな、と思うと、私も嬉しく、幸せをいただきました♪
(*^^*)
 
Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKIです
 
今見てみたら、前回の更新が1年前で、我ながらびっくり☆
それでも今日、この記事を読みに来てくださった皆様、本当にありがとうございます!
m(_ _"m)
 
自分のペースで、お仕事をさせていただいています
その中から、こちらのご紹介です
 
CathKidstonリペア第1弾
かわいらしい花柄のポーチです
 
完成後のお写真
 

 
CathKidston、イギリスのデザイナー様の作品ですね♪
ラミネートされた布で作られたバッグなどは、よく見かけるかなぁと思います
 
少々経年劣化で汚れが目立つ部分をカットして、サイズダウンをしつつ、3センチほどのマチをつけました
 

 
元のお姿
 

 
ファスナーを止めてある上の部分が変色してしまっていました
 
写真は撮っていませんが、内側も底のほうに汚れが目立ちましたので、少しお掃除をしつつ、いったん解体して、カットして、組みなおす、という作業を行いました
ファスナーは元気だったので、そのまま再利用です
(^^♪
 
ご依頼主様と打ち合わせの際に、
「サイズダウンをすると思います」
とお伝えしたところ、
「眼鏡ケースとか、ペンケースにできるかも」
とのお話をしてくださったので、
 
それなら、大きさ的にも生地の硬さ的にも、マチをつけたほうが使い勝手がよくなりそう!
 
と思い、このような仕上がりになりました♪
 
きれいな部分だけが残り、マチがついたことで、かわいらしいフォルムになりました
(*^^*)
 
ご依頼主様にもとても喜んでいただきました♪
(*^^)v
 
 
ちなみに、
 
同じご依頼主様から、このポーチを合わせて、全部で6個のリペア依頼をいただいていまして、今日から着々と、1個ずつのリペアエピソードを載せていこうと思います!
 
 
・・・
 
・・・
 
久しぶりのブログで、少々緊張気味(笑)
( ̄▽ ̄;)
 
Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
 
サファリハット。
作ってみました!
(^_^)
 
参考になる型紙はありつつ、少しアレンジを加えて、オリジナル型紙にしました☆
一応、身内からではありますが、依頼品でもあるので、着ける本人の希望を聞いた結果です。
(*^^*)
 
まずは、サラッと柔らかく仕上げた、お試しバージョン。
作った型紙で上手に完成するかどうか、どんな形になるのか、などなど確認のために作った感じです。
 

 
夏に着用して汗で汚れてしまっても、安心してガラガラ洗濯できる、綿素材(笑)
(^▽^;)
 

 
内側も、別布(同じく綿素材)で作りました。
 

 
帽子サイズテープも、バイヤスで手作り。
 
帽子のことについて、知識が乏しい私、ですので、帽子サイズテープ、も初耳でした☆
(・。・)⁇
 
言われてみれば「あ~、そういえば帽子に付いてるよね!」って分かったのですが、お恥ずかしながら、その用途もよく知らず。
 
いろいろと調べた結果、バイヤスで手作りすることを選択。
勉強になりました。
 
このお試しバージョンは既にヘビロテされています(笑)
有難いです!
ヽ(^。^)ノ
 
 
お試しバージョンが上手に出来たので、2個目も作成。
 
2個目は、1個目の改善点や、実際に着けてみての要望などを盛り込んで型紙の一部を作り直しました。
 
こちらも綿素材で、つむぎ生地。
天然のしわ加工が素敵な生地を選びました♪
接着芯を使ったので、しっかりした作りです。
 

 
ツバの幅を少し広くしました!
(*^^*)
 

 
内側も、1個目と同じように、綿素材の別布で。
 

 
サイズテープも、バイヤスで手作り。
 

 
接着芯で丈夫になったぶん、着用した形も違って、とてもオシャレな感じになったと、喜んでもらいました~♪
 
あ~よかった!
(´ω`*)
 
 
何の作品にしてもそうなのですが、ひとつの完成された型紙があって、一度作ることで工程を勉強すると、ここからのマイナーチェンジが簡単にできるようになりますよね~。
 
そうなると、「探しても見つからないから作ろう!」という欲が出てきます。
 
でもその欲は、「もう二度と作りたくない!」などと思うような失敗体験じゃなかったからこそ生まれるものでもあり、改めて挑戦してよかったなぁと思う瞬間でもあります。
(*'ω'*)
 
 
ちなみに余談。
 
最初に作ったお試しバージョンは、それまで使っていたミシンの、最後の作品となりました・・・。
(T_T)
 
そして、2個目に作った帽子は、新しいミシンの最初の作品となりました。
(^^)
 
新しいミシンがやってきて、難しそうと思いつつ挑戦したサファリハットを作り上げて、
 
「あ、なんか、これからも頑張ろ・・・。」
 
みたいな、なんかじんわりした、たぶん決意的な?が固まった気がしました。
挑戦って、大事ですね(笑)
( ̄▽ ̄)
 

Chimyan's Workshopようこそ!

こんにちは YUKI です


ずっと愛用してきたミシンの具合が悪くなりました。

(TдT)


数ヶ月前のこと。

急に、はずみ車が重たくなったんですね〜。

針を手動で動かす、右横の車のことです。

(・・??


油を差してみて、様子を見ていたんですが、あまり改善せず。

それでも縫えていたので、使っていたんです。


で、


先日のブログでも書いた通り、少し療養のブランクを挟んで、また使ってみたところ、やっぱり重たい。

(-_-;)


それでも縫えるので(笑)

(^_^;)


トコトコと縫い始めましたら。

なんだか、縫う速度が遅い。

踏み込んでも、速度が上がらない。

そしてついに異臭が!

Σ(゚Д゚)


大して動かしたわけじゃないのに、触れないほどモーターが熱くなっていて、急いでプラグを抜きました。


一時、放心☆

(・_・;)



そこから2日間、悩みましたね~。

修理に出すかどうかとか、購入したのが2012年だということとか、今まで仕事をしてきた中での苦戦ポイントをクリアできる新しいミシンが欲しいという思いとか。


散々悩んで、家族の後押しもあり、ついに購入決定!

(*^^*)


選んだのは、こちら!


アックスヤマザキさんの、「TOKYO OTOKO ミシン」です!



カッコいい〜♪♪
(*^▽^*)

アンティークデザインが良い!


素敵です!
(*´∀`*)


実は、今まで使っていたミシンも、アックスヤマザキさんのミシン。

直線縫い専用だけど力強くて、お気に入りでした。

こちら、もはや懐かしささえ感じるお姿☆




で、今回。

デニムや帆布、レザーも縫える設計になっているというのが一番の決め手になって、「TOKYO OTOKO ミシン」を選びました♪

(*^^*)


届いた時の、外箱がまたカッコいい(笑)



ちなみに、気になるそのお名前。

トウキョウ オトコ ミシン。



↑ということだそうですよ。

(^^)


私はオトコじゃないけど、時代はジェンダーレス。

我が家に、Chimyan’s Workshopにお迎えできて、ただただ嬉しいです♪


余談ですが、こちらのミシン、本体が鋳物で出来ていまして、重さが11kgちょい、あります☆

そんなところも、もはや魅力でしかない!

(゚∀゚)



先程、試し縫いをしてみました。

サビ防止にミシン本体に油が使われているので、油の除去を兼ねた試し縫いが推奨されています。


糸掛けも操作も、今までのミシンと大きく変わらず、私にとっては扱いやすいこと、この上ない。

とても力強くて、縫い目もきれい。

ちょっとの厚さにも淀むことなく、縫ってくれました。


素晴らしい!

(〃∇〃)


これから、この子と仲良く、お仕事ができることが、今からとても楽しみです!

しっかりメンテナンスして、大事に使いたいと思います。

(^o^)