高齢者の聞こえ問題 | アラカン女子の家トレの日常!!

アラカン女子の家トレの日常!!

このままでは20年後は寝たきりになってしまうかもしれない。そんな危機感を強く抱いたヨレヨレのアラカンが意を決して筋トレに励みます!!職業:介護士

先日のチートデーで

食べたのはいつもの

寿司と牛肉のしゃぶしゃぶ、

おはぎや団子、

もっと油ギッシュなものが

食べたいのだけれども

普段カッスカスのものしか

食べていない56歳の胃袋は

到底受け入れてくれない

悲しい現実

アラカン宅トレ女子

チミンです。

 

大好きだったのよ

揚げ物笑い泣き

とんかつもエビフライも

鶏のから揚げも。

 

普段全く食べていないだけに

食べたら腹を下すように。

 

チートデーの次の日から

ものすごい体調不良に

見舞われるので

あえて食べないように

なってしまいました。

 

せっかくのチートデーチーン

異常興奮して

あれもこれもと

欲張ってしまうと

これまた普段量を

食べていないのもあり

体調を崩すという・・・あせる

 

なんだかもう

高齢者まっしぐらな

わたくしです。

 

普段の徹底した食事に

一緒に働く若い

スタッフに

ようやるわと

あきれられている

変なおばちゃん爆弾

 

みんながお昼にラーメン

食べに行くと言っても

一人留守番を決め込むw

 

お昼あとにお茶飲みながら

お菓子を皆がつまんでいても

決して食べないw

 

それぞれの誕生日に

ケーキを買って

皆でお祝いするのだが

私は食べない人なので

頭数にははなっから

入っていないというねw

 

まったくおかしな

ひとだよ、あの人DASH!

ってとこでしょうが

しょうがない

わたくしのポリシー

でございますよ。

 

突き進みますよぉメラメラ

 

ところで標題の

高齢者の聞こえ問題、

聞こえないっていうのは

かなりQOL下げますから

これは早めに対策を

しなければならないんです。

 

聞こえないというのは

ダイレクトに

脳に刺激がいかなくなると

いうことなので

非常に大事なことなのだけど

介護士はそもそも

その分野にはタッチしておらず

これは個々の情報の問題に

なってくるのであります。

 

本人が聴力が落ちてきていると

いうことを気付いていない

ケースが結構あるらしく

子供が訪ねて行った時に

やたらテレビの音が

大きいなどということで

気付くことが多いそう。

 

なかなか耳鼻科で

聞こえの検査って

することないですけど

これはできれば

60代に突入したら

時々してもらったほうが

よいです。

 

なぜならばもし

補聴器をすることに

なるとすると

認知症になってからでは

作ることができないから。

 

補聴器はとても繊細な

調整が必要な電子機器で

本人の聴力と体力と

結構な期間をかけての

慣れが必要で

認知症になってしまってからだと

細かい調整ができないのです。

 

認知症になってから

耳からの音の刺激が

脳に行かないと

ますます認知症が

進んでしまいます。

 

たくさんの高齢者の方を

見てきましたが

聞こえないことで

生活の質を下げてしまって

本当にもったいないと

感じています。

 

ある認知症のない

90代の女性が

聞こえないから

他の利用者と一緒に

いても楽しくないと

1日中部屋にこもって

横になっている方が

いらっしゃいました。

 

親の聞こえについて

おそらく情報も

なかったのでしょう、

グループホームに

入居されるとき

テレビショッピングで

購入した大きな集音器を

息子さんが運んできました。

 

案の定ご本人は

使い方も知らずで

少しでも皆と交流を

図ってほしくて

出してみましたが

90歳超えた女性は

面倒がって使ってくれません。

 

頭はしっかりしており

耳元で大音量で話し、

聞こえればちゃんと

話のできる方でした。

 

ちゃんと聞こえを調べて

ご本人に合う

補聴器をすれば

まだまだいろんなことを

楽しめるのにと

残念に思ったものです。

 

横になるばかりしていると

脚の筋肉がいちじるしく

落ちていきますから

その方はコロナで

臥せってしまってから

回復せず入院され

亡くなってしまったんです。

 

聞こえの問題は

自分に合う補聴器で

かなり生活の質が

上がります。

 

先日うちの機能性

リハビリデイの

利用者さんお二人が

車の中で

聞こえのことで

ぼやいてました。

 

聞こえんから

会話がままならないと。

 

お二人とも

補聴器ユーザーです。

 

お1人はかなり

聴力が落ちておられて

補聴器をしていても

耳元で大きな声を

しないと聞こえません。

 

息子さんと旅行に

行ったりするのに

車の中で会話が

成り立たず

息子さんが補聴器を

買ってくれたそう。

 

おそらくご本人の

聞こえ自体が

もう補聴器をつけても

追いついていない感じ、

それでも最新の

補聴器を買った息子さんは

すごいなと思いました。

 

その方、聞こえないことで

かなり人間関係を悪化

させてしまったらしく

長年通っていた

習い事を辞めざるを

得なかったそうで汗汗

 

皆で話し合って決めた

ことをその方だけ

聞こえないがために

知ることができず

決められた日の前に

よかれとやってしまい

なぜ勝手なことを

するのかと詰められて

しまったと。

 

その方自体ははきはきした

とてもいい方ですが

聞こえないことを

カバーしてくれるような

人がいなかったことも

手伝ってこじれて

しまったのかな。

 

しばらく気落ちして

らっしゃいました。

 

もうお一方は

だいぶ前に作った

耳穴式のユーザー、

補聴器さえしていれば

まずまず会話は

成り立つのですが

先日たまたま

つけ忘れた日があり

その日は

「なんも聞こえんのよ」と

積極的に同席の方と

話をしようとしませんでした。

 

聞こえないことで

あきらめてしまうんですね。

 

今度は忘れず付けてきて

お話しましょうね!と

お送りしましたが

他者との交流も

デイの目的ですから

それが半減することに

なってしまいます。

 

聞こえないことの弊害は

かなり大きいと思います。

 

聞こえている人には

聞こえない人のことが

分からないものです。

 

問いに対して

とんちんかんな返事をし

その場を凍りつかせて

しまったり

分かった風に返事をして

分かっておらず

一人だけ知らなかったり。

 

かなり生きにくいと

思います。

 

家族の誰かが

気付いてあげてくれたらと

思うんですね、

高齢者の方々は

情報に疎いので。

 

最近の補聴器は

かなり高性能です。

スマホと連動させて

着信を補聴器を通して

知ることができます。

 

ユーチューブの音声も

連動させて

補聴器から聴くことが

できる。

 

補聴器の音量を

スマホで調整することも

できるんですよー。

 

こまかな雑音を

なるべく拾わない

調整をしてもらったり

自分の生活音に合わせた

調整をしてもらえたりね。

 

最近は補聴器も買うんじゃなく

リースする時代。

 

かなりカジュアルに

使えるようになってるので

不安に感じておられる方は

補聴器のショップに

相談してみるのも

いいかもしれません。

 

商売っけを前面に

出すお店ではなく

本当に一人ひとりに

向き合ってくれる

聞こえの担当の方を

探してください。

 

何件かはしごしても

いいんです。

 

補聴器の調整などで

長い付き合いに

なると思いますので

信頼できる担当の方を

見つけることが大事。

 

まだまだお元気な

高齢者の方々は

先が長い(笑)

 

すべての高齢者の皆さんが

会話を楽しめて

良好な人間関係を

維持できる平穏な

余生であって

ほしいと願っています。