インドネシアの飛行事故の裏側 | 世界面白ビックリニュース

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インドネシア 墜落の思わぬ影響

  http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/indonesia/


 『【ジャカルタ時事】インドネシアで約50人が乗ったデモ飛行中のロシア製中距離旅客機「スホイ・スーパージェット100」が墜落した事故で、インドネシア国家捜索救難本部スポークスマンは10日、救助チームが西ジャワ州の墜落現場に到達し、犠牲者の遺体を発見したことを明らかにした。
 搭乗者全員の生存が絶望視されている。 (時事通信)』


 インドネシアのジャワで飛行機が墜落して、約50人が生存絶望と言われている。事故現場はこれまでにも何度か事故が起きている場所。

 まだはっきりはわからないが、亡くなられた乗客には、お悔やみを申し上げましょう。   


 普通の飛行機事故であれば、これで終わり。と言うか、残念なニュースだったとしかいいようがない。


  しかし、今回のインドネシアの飛行機墜落事故は別の面もあった。

  顔が真っ青になったのはロシア。 この飛行機はロシアの新型飛行機「スホイ・スーパージェット100」のデモ飛行だったのだ。

  ロシア製中距離旅客機「スホイ・スーパージェット100」のお披露目の飛行で、最悪の墜落事故。しかも、乗客全員の死亡が確実視されているような状態。 一番起こして欲しくないデモ飛行で最悪の事故を起こしてしまったロシア製の中距離旅客機「スホイ・スーパージェット100」。

   安全、快適さをアピールするはずだったが、これでロシアの民間機に一番大事な安全性に疑問符がつけられる可能性が大だ。

 インドネシアは島嶼国で飛行機が最近益々重要な交通機関になってきた。ロシアも飛行機の売り込みに積極的になっていた事だろう。 しかし、優良顧客になるかと思えたインドネシアも今回のスホイ・スーパージェット100の事故で、少し考えるかもしれない。

 インドネシアの乗客が敬遠したら、新規に導入しても採算が取れないだろう。 これはインドネシアばかりでない。


  世界の飛行機と言えば、アメリカのボーイングヨーロッパのエアバスが2強だ。 かつての超大国ロシアとしては民間航空産業に食い込み、利益を上げようとしていた。以前の東側諸国ではロシア製のアントーノフとか、イリューシンとかが幅を利かせていたね。

 今回の「スホイ・スーパージェット100」もロシア製だが、販売などは米・ボーイング社も協力していたようだ。 経済が低迷しているアメリカプーチン大統領復帰で、国内が不安定になっているロシア


 航空機の販売競争で、このインドネシアの事故ロシアアメリカに打撃を与えただろう。 特にロシアは航空機を製造していただけに、ショックは隠せないと思うな。

 投資していたロシア関係者にも影響を与えるだろう。インドネシアの事故ロシア経済への影響もあるのだ。

 
 ただ、かつて傑作機といわれたボーイングB727も最初事故を起こした。ロシア関係者はそれを例えて「スホイ・スーパージェット100」は今後も売れると言っているようだけど・・・。
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 かつてとは空の競争状況も違うからなぁ。逆にエアバス機販売が好調になって、ヨーロッパが元気になり、ユーロが持ち直す可能性もあるかもしれない。

 インドネシア飛行機墜落事故。各国に様々な影響を与える事故になったかもしれないね。