よくパン作りができると、
友人や周りの人からは
「パンが焼けるなんてすごいね。」
「器用だから作れるんだね。」
「私は不器用だからパン作りなんて無理だよ。」
なんて言われることが多いのですね。
そんなことを言われる度に
「そんなことないんだけどな・・。」
といつも思うのですね。
実は、パン作りを始めた当初、
パン教室の先生を悩ます程の
不器用さだったのです。
そんな私が
パン講師を目指すまでになった道のりを
今日はお話ししたいと思います。
お付き合いくださいね。
この記事を書いている人 -WRITER-
手ごねパン教室ポラール：市川 希里絵
パン作りを通して 「成長を実感してもらえること」 「家族に手作りのパンを食べてもらえる喜びを、感じてもらえること」 それらを通して、自分に自信を持ち、自分自身を満たす。 あなたの生活や家族との関係がより良くなり、豊かになるような教室を目指しています。
失敗の連続
結婚をして、子供ができたことを機に
始めたパン作り。
ホームベーカリーで焼いたことはあったものの、
一から手作りのパンを
作ったことはありませんでした。
パン教室に通い始めるものの、
レッスンで出来上がるパンは
先生の作ったものと何か違う・・・。
レッスンで作るパンが上手くいかないのに、
自宅で作るパンが上手く焼けないのは、
当然です。
それでも、レッスンで焼いた手作りのパンを
家に持ち帰り、家族に食べてもらうと、
喜んでくれたのですね。
自分では、
先生の焼くパンとは何か違うな・・。
と思いながらも、
家族が喜んでくれることは
嬉しかったのを覚えています。
こんなに家族が喜んでくれるなら、
「もっともっと、上手になって、
美味しいパンを焼けるようになりたい」
と思うようになり、
何度も何度も失敗をしながらの
試行錯誤が始まったのです。
生地作りから
まず、生地作りから見直しました。
パン教室で習った捏ね方だと
綺麗な生地を作るまでに
時間がかかったのですね。
幼い子供がいる私にとって、
なるべく短時間で捏ねられる方が
良かったのです。
なるべく短時間で、
美味しいパンが焼ける
生地作りはないかと、
本を買ったり、ネットで調べたり、
色々なやり方を真似しては
試行錯誤を繰り返しました。
「この方法がいいかも。」
と思っても
「やっぱりこっちの方がいいかな」
と繰り返すうちに、
今のオリジナルな生地作り、捏ね方に
たどり着いたのですね。
味はもちろん、見た目もパン屋さんのように
味はもちろんなのですが、
パンの見た目もとても大事で、
成形の仕方によって、
見た目も大きく変わってきます。
パン教室の先生のように
見た目も美しいパンを作れるように
なりたかった私は、
どのようにし、
どこに注意をしながら成形をしていけば、
焼きあがったパンが
不器用な私でも
パン屋さんのような仕上がりになるのか。
そんな自問自答をする中で、
パン作りが上達していったように思います。
そんなことを繰り返す中で、
しっかりとポイントを押さえれば
不器用な私でも
毎回同じクオリティのパンが
焼けるようになることが
分かってきたのですね。
まとめ
初めはパンが上手に焼けない私でしたが、
試行錯誤する中で、
どのようにしたら上手くいくか
どのようにしたら美味しく焼けるか
そんなことが
身についていったように思います。
その試行錯誤の経験があったからこそ、
「パン作りは初めてで不安だわ。」
「不器用な私でも大丈夫かしら。」
という方にも
私の試行錯誤したすべてのことをお伝えし、
同じようにパンが焼けるように
なって頂きたいと思っています。
そしてパン作りを通して
自信がつき、自分が満たされ、
その輪がご家族にも広がれば
嬉しく思います。
私の不器用話から、
少し私の教室への思いが入ってしまいましたが
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
良かったら、