これはちょっと汚い話なので、お食事中の方はお控えください。

 

其の一

其の二

 

 

僕は下痢のプロである。

 

いや、そう言っても誰も文句は言わないだろう。

 

胃腸が健康な胃腸の専門家よりも、よほど詳しい。

 

もしそれを否定するのなら、下痢を治す薬でも持ってこい。

 

 

ここで、下痢のプロだけが知るプリ情報、いやプチ情報を書いておこうと思う。

 

まず下痢の止め方だけど、これは症状次第では可能である。

 

ただし、下痢はなるべく我慢せずに出した方がいいという話をよく聞く。

 

とは言うものの、得てして我慢しないといけない状況の方が多いわけだから、いざという時の参考にしてもらえれば幸いだ。

 

 

でも実際、本気の下痢の時はどうしようもない。

 

止まらない時は止まらない。

 

ここは諦めて、トイレの中で5時間過ごす方法を考えた方がよい。

 

潔く、普段はなかなか読めない長編マンガを読破するぐらいの気構えでちょうどいい。

 

同居人がいるなら、予め断っておくことを忘れないこと。

 

 

医学的なことはわからないけど、そういう本気の時は止瀉薬を飲むのもやめた方がいい気がする。

 

というか、僕の経験上、止瀉薬を飲んだとて瞬間的に下痢が止まることなんてあり得ない。

 

実際は、止瀉薬を飲むかどうかを考え始めた時、それはもう手遅れな時だ。

 

パラシュートが開いても、すでに落ちていることに変わりはない。

 

焼け石に水だ。

 

これは感覚的な話だけれど、止瀉薬を飲んだ瞬間に胃腸がさらに活性化し、一発目の下痢を早める気がする。

 

僕は止瀉薬に頼らないといけない場面というのはあまりない。

 

 

これは前にも書いたことがあるけれど、コーラ療法というのがある。

 

ある、というか、僕が勝手に推奨しているだけだけれど、コーラを飲めば下痢が治まるということ。

 

これは僕が立証している。

 

いや、一種のプラシーボで僕にしか効かないかも知れないけど、藁にもすがりたい時は試してみて欲しい。

 

オススメはコカ・コーラゼロだ。

 

 

あと、眠るという方法がある。

 

ただこれは、眠れる状況であることが前提なので、本気の時には使えない。

 

なんか怪しくてもやもやしている時は眠ってしまった方がいい。

 

下痢が襲ってきたら嫌でも目が覚める。

 

目覚めが悪い僕が言うのだから、ベッドの上が惨劇になることはない。

 

安心して眠るがいい。

 

眠れば収まるというか、僕の感覚的には一度リセットされる。

 

僕の場合はそこから便秘が始まることも多いけど、止まることに変わりはない。

 

 

つづく