【Staff monthly blog】人工膝関節手術支援ロボット導入決定‼ | 千曲中央病院Blog

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千曲中央病院スタッフによる日々の出来事

人工膝関節置換術は、軟骨がすり減り傷んだ膝関節の表面の骨を切除し、金属などでできた人工関節に置き換える手術です。関節の変形の程度は患者さんによって様々ですので、切除する骨の量や人工関節を設置する角度なども患者さんごとに異なります。当院では正確な手術を行うために、コンピューター上での3D解析が可能な術前計画ソフトを用いて骨の切除量や人工関節の設置角度の計画を行っています。
さらに、より精度の高い手術を目指し手術支援ロボットの導入を決定しました。手術支援ロボットを使用することで、骨を切除する量や角度などを0.5mm、0.5°単位で調節することができます。また、手術中に膝関節の靭帯バランスや人工関節の設置角度を確認できるため、必要に応じて精密な調整が可能となります。
ロボット支援手術はロボットが自動的に骨を切るなどの手術を行うのではなく、あくまでも正確な手術をサポートする役割であり、手術の実施は熟練した医師が行うためロボットの暴走により患者さんに悪影響が及ぶことはありませんのでご安心ください。

膝や股関節の痛みがあり人工関節置換術について相談がありましたら人工関節センターまでご連絡ください。


千曲中央病院 人工関節センター
Tel:026-273-1212