読本履歴
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メモ 羆嵐 吉村昭

三毛別のヒグマによる集落襲撃事件のドキュメンタリー作品
大正4年に2日間で6人が殺害された
体長2.7m
体重383キロ

穴持たず
一度人間の女の味を覚えたヒグマは

女の味に飢えていて、子どもや男は殺すが女だけを食べる

女の匂いを追って集落の家々を物色

葬儀中に家の壁を破って侵入

猟銃を持っていたが日頃の手入れができておらず使えないものが多かった
どれだけ人数がいても強大な獣の前には無力
クマの駆除はこの時から命懸け

実際には1発目を外すとかなり危険


メモ 禁忌の子 山口未桜

自分とそっくりの顔の死体と対面する主人公
表題からも遺伝子関係の話で出生の秘密を解き明かすのかと思いきや
まさかの新たな殺人事件が発生
物語の方向が掴めないまま序盤は進むが
中程から怒涛の加速

淡々と表現される論理加速に追いつけないが、当初想定の範囲を超えて行って
面白い

確かに禁忌の子であった

・導き出される結論がおかしい時は

前提条件そのものを疑ってみる必要がある

・1978世界初の対外受精児ルイーズブラウン誕生

・欠落の一部が埋まったような安心感

・同じ顔

・カッコウ

・暴力によって支配され暴力によって自由を得る

メモ 成瀬は都を駆け抜ける 宮島未奈

前作の続き
成瀬が大学生になっている

変わらず成瀬に関わる人からの描写だか
人物はそれぞれ変わる

同好会だったり
友達だったり
成瀬に想いを寄せる男子だったり
家族だったり

視線はそれぞれだか
相変わらず
成瀬がまっすぐで気持ちいい

成瀬も大人になっていて
真っ直ぐさに柔らかさも加わっているし
周囲も成瀬を普通と思って行動してるし
読者も成瀬に慣れてきて
心配せずに読み進めて楽しい

周囲に害を及ぼさないまっすぐさ
小さい時は理解されないことも多く
変な子扱いされて育ったであろう成瀬
その真っ直ぐさで本人は意図ないが
周囲を元気づけていて
読者もついつい応援してしまう

今回は完結編なのか
日常の中のありそうで有り難い物語なので、また続きがみたい

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