読本履歴 -3ページ目

メモ 恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ

題名から恋愛の題材なんだろうなぁ
とぼんやりと想像しながら、読み始める

将来の結婚を漠然した2人のやりとり
ふーんと思いながら読んていると
急展開
プロポーズの翌日の盗撮
性犯罪に重い軽いはあるのか
再犯リスク
本人意識
それは周囲の人間にも及び
誰もが持っているブラックボックス
本人も家族恋人も
どこで線を引くのか
曖昧な線引きが許されるものとそうでないもの
それは理解されても
ずっと許されることはなく

展開が早く一気に読めた

いい感じで裏切られた感覚

面白かった

メモ むかし僕が死んだ家 東野圭吾

久しぶりの東野圭吾
書店に新装版が並んでいた
1994年の作品

過去の記憶をなくした女性と
過去の出来事の手がかりを探しに
山奥に建てられている使われていない一軒家に行く話

入口は閉じられていて
裏口から潜入するが
裏口は暗い地下につながっていて
懐中電灯を使って入っていく

そこからして不気味なのだが
登場人物は淡々と調査を進めるのが
笑える

一見、ただの空き家だが
少しずつ不自然なものが見つかっていく

全体としてかなり読みやすく
さすが東野圭吾

記憶
時間
日記

雰囲気としては変な家

最後に色々繋がってくるのもさすが

メモ BUTTER 柚木麻子

すごく面白い

実際にあった事件をベースに拘置所の中の犯人と雑誌記者のやり取りがきっかけのベタな設定からスタートするが
内容はどんどん人間心理の方へ

普段から心理的に縛られてるのが普通になってて人間らしくふるまうと異物感がでて叩かれる

バターを使った料理がとても美味しそう
とろけるバター
好きなものを好きなだけ食べる幸せ

白く固まってしまったバターは人肌に触れるまた溶ける

・生成り色
・バター醤油ご飯
・適量が難しい時代
・自然の摂理に逆らうからみんな苦しい
・プロを求める男と人生を共にする相棒を求める女
・もっと努力しろ、絶対に世界を凌駕しない形で
・みくびりながらものめり込んでいく
・投げ出すみたいに生きている人を見るとこちらが責められている気がする
・グルメは求道者
・行き詰まった夜にふらりと散歩して珈琲を一杯飲めるような場所
・不毛なジャッジから自由になるためには自分で自分を認めるしかない