まき村
住 所 :東京都品川区南大井3-11-5
MAKIMURA BLD 1F
電 話 :03-3768-6388
営業時間:Lunch 12:00~14:00
Dinner 17:30~22:00
定 休 日 :日曜日
備 考:昼は前日迄の予約のみ
前編に引き続き 、大森にあるミシュラン二つ星の日本料理店『まき村』の後編です
ほんのり梅が香る京人参、ほっくほくのカボチャ、お出汁をたっぷり吸った大根と厚揚げ、そして青菜と、ひとつひとつの素材、そして卓越した出汁の美味しさが際立つ炊物
特別料理Ⅰ ~ふぐの唐揚げ
この日の特別料理は毛蟹、ふぐの唐揚げ、白子焼きから選ぶことができました
1匹のとらふぐから1 個しか取れない稀少なうぐいす骨の唐揚げは、噛むと中からジュワっと旨みが溢れ出し、なんとも言えない美味しさ
旦那様が選んだ料理にも関わらず、バッチリ横取りしてたっぷり堪能しました
特別料理Ⅱ ~ふぐの白子焼き
噛んだ瞬間にプチっと弾け、舌の上です~っととろけてしまう、ぷるっぷるの白子
ただ、上品かつ濃厚な旨みは、この上ない素晴らしい余韻としてしっかり残ります
飯物
食事は名物の鯛茶漬、いいものが入ったときしかお目見えしないというステーキ、他1種
鯛茶漬にしようかステーキにしようか3~4分じっくり悩んだ末、私が選んだのはやっぱり大好きなお肉
見ただけで美味しいと確信できるお肉は、A5ランクの松坂牛のヒレの芯の芯
そういう大変貴重なお肉だとご主人に説明していただいたのですが、よくよく考えてみると、それって「シャトーブリアン」ではありませんか
いつかは食べたいと思っていたシャトーブリアンの初体験が、まさか日本料理店になるとは思ってもいませんでした
限りなくレアに焼き上げられた肉は、内側から溢れ出てくる旨みと柔らかさがそこらへんのA5ランクの和牛ヒレ肉とは全く別次元で、私の想像を遥かに超えた、とんでもない化け物級の極上品
生きてて良かったと思えるぐらい、本当に素晴らしい最高のお肉でした
日本酒と合わせても美味しいお肉は、キラキラ輝いている銀シャリとの相性もバッチリ
炊飯器で炊く家のご飯とは違い、こちらのご飯はいくらでも食べられてしまいます
香の物
梅干が苦手食材と伝えていた私の香の物は、胡瓜と大根
ゴールデンキウイ、あまおう、マスクメロンなどの甘みの強いフルーツに、カスタード仕立てのソース、ミント風味のジュレ
最後の水菓子まで、しっかり美味しいところが好きです
料理と共にこの日いただいたドリンク
・瓶ビール ¥600
・純米 菊姫 山廃純米 鶴の里 限定品 ¥1,200
・大吟醸 黒龍(福井) ¥1,600
・純米 加賀鷹 山廃純米 (石川) ¥900
・純米吟醸 乾坤一 超辛口 (宮城) ¥1,000
厳選された食材にご主人の技術が施された、唸らずにいられない絶品料理の数々
今回で二度目、しかも三ヶ月ぶりの訪問にも関わらず、私たちのことをしっかり覚えていてくださった、温かく笑顔が素敵な女将さん
「ここは本当に大森??」と疑いたくなるような、今年ミシュラン一つ星から二つ星に昇格したのも納得の本当に素晴らしいお店です
最後に、あわよくば今回の訪問時に来年の御節を頼もうと思ったいた私
しかしながら、こちらの御節はお重の高さや仕切りの間隔など、料理だけでなくお重の細部にまで拘り、京都のお店に『まき村』専用のお重を特注しているため、毎年9月頃には売り切れてしまうとのこと
「12月の上旬だから大丈夫だろう」と、高を括っていた自分が恥ずかしくなりました
来年は遅れることなく、夏の終わりには翌年の御節を注文したいと思います
(注)御節の発送はしていないため、31日(もしかしたら30日だったかも)にお店に受け取りにこられる方限定です
【その他のレポ】
2010/9/28 松茸尽くしのコース ¥13,000
2011/9/8 天然鰻の白焼き、松茸と鱧のお鍋、他
2012/2 牡蠣のみぞれ鍋、豚の角煮、他
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