アロマフレスカ Ristorante Aroma Fresca
住 所 :東京都港区南麻布1-7-31
M Tower2F
電 話 :03-5439-4010
営業時間:18:00~22:30(Lo 22:30)
定 休 日 :日・月曜日
H P:http://www.aromafresca.com/
既に今年3度目の訪問となるアロマフレスカへ、先日またまた行ってきました
2月にブログでご紹介した通り、今夏には先週の4月16日にOPENした<GINZA TRECIOUS 銀座トレシャス >の最上階への移転が決まっていますので、今回が南麻布の店舗では最後の食事になります
中庭
今までは入口から少し離れた奥の中庭を見渡せる席だったのですが、今回案内されたのは入口を入ってすぐ左側の二人掛け専用の席
いつのも席が気に入っていただけに少し残念でしたが、こちらの席からも中庭を見渡すことができたので嬉しかったです
ただ、私達のすぐ後ろの席にあたるこちらの席に、少し声の大きいおしゃべり好きなおば様4人組が座られたので、南麻布での最後の晩際はかなり騒々しものになってしまいました
Prosecco di Conegliano Valdobbiadene ¥800
食前酒には、ちょっぴり甘めのスプマンテ「プロセッコ」
オリーブが苦手な旦那様も大好きなこのオリーブ
※メニューはクリックすると拡大します
定番のコース「Menu Aromafresca」は2月に食べたばかりでしたし、、季節のコースには私が大好きなホワイトアスパラガスと空豆のスフレが組み込まれていたので、今回は旬の食材を味わえる「Menu Stagionale(¥15,000)」に決定
一口サイズではなく、もっと食べたいと思わせるキャビアとじゃがいものスライスをのせた鰻の軽いスモーク
ホワイトアスパラガスと蛍烏賊のソテー
ホワイトアスパラガスと富山県産の蛍烏賊の持ち味を活かした繊細かつ洗練された一皿
濃厚なバターソースとたっぷりのチーズで食す『カッフェ アロマティカ 』や『カーザ ヴィニタリア 』のホワイトアスパラガスのソテーとはまた違った美味さです
Regaleali Bianco, Sicilia 2008 ¥900
シチリアの軽くてスッキリとした飲み口の白ワイン
春の味覚である空豆をふんだんに使用したスフレは、パンチェッタと空豆のクリームソースで食します
ペコリーノがのった優しい口どけのスフレとパンチェッタのカリカリとした歯ざわりの違いが絶妙で、思わず微笑んでしまう美味しさ
また、周りにふりかけられている岩塩とブラックペッパーをソースに混ぜることで味に変化が生まれ、シンプルながらも奥深いお料理でした
クリーム仕立ての筍スープ
スープを飲んだ後に、ほんのり香ばしさの香る焼き筍をいただきます
Bianco Faye ¥1,400
樽熟成の円熟したコクと、芳醇な香りが魅力的な北イタリア
の白ワイン
ココットの蓋が開いた瞬間、芳しい香りが辺り一面に広がる赤座海老のリゾピラフ
完璧に炊き上げられたお米は海老のエキスをたっぷり吸い、表面を軽くソテーされた海老もレア状でプリップリ
一皿で赤座海老の美味しさを心ゆくまで味わうことができます
『Casa Vinitalia』の「タラバ蟹、毛蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ 」も絶品でしたが、こちらも甲乙つけがたいぐらい大変素晴らしいお味でした
こってりとしたラグーソースとほろ苦い蕗の薹が、うどんのようにもっちりとした歯ざわりが特徴のトスカーナの伝統的なパスタ「ピーチ」と抜群に絡みます
しっかり下味の付いた甘鯛は、バターの風味がきいた優しい黒キャベツのソースで
皮目はカリっ、身はふっくら、うろこはパリッパリ
この異なった食感と味わいが何とも言えず心地よいです
柑橘のシャーベット
何度食べても顔がしかめってしまうぐらい酸っぱいシャーベットですが、この爽快感が堪りません
Chianti Classico Tenuta Marchese Antinori
Riserva 2000 ¥2,000
「一杯2千円と少し高めですが、数日前に栓を抜き今がちょうど飲み頃になっていますので、もし宜しければぜひ・・・」とお勧めしていただいた赤ワイン
希少部位のトウガラシ、骨付きロース、ふくろはぎ、ねっくを一度に味わえるボリュームのある一皿
ねっくには仔羊独特の風味がありましたが、その他の部位は全く臭みがなく柔らかくジューシー
合わせていただいた赤ワインとも好相性で、とても美味しくいただきました
(何度も書いていますが、私は仔羊が苦手
しかし、出来れば食べられるようになりたいと常々思っており、克服するならこちらのアロマフレスカが一番だと考え、今回は思い切ってメニューの変更はしませんでした
一時間かけてじっくり焼き上げられたトロっとろの新玉葱
味付けはシンプルにトリュフ風味のお塩のみですが、このお塩が新玉葱の甘さをより一層際立たせ、砂糖で煮たのかと思うぐらい強い甘みを堪能することが出来ます
こちらでは、今まで何度となく野菜のココットをいただいてきましたが、この新玉葱の美味しさは格別でした
ただ、本当に熱々なので火傷には要注意です
ドルチェお好きなだけ
この日のドルチェは全5種類(マンゴープリン、林檎のミルフィーユ、オレンジのババロア、苺のスープ仕立て、チョコレートケーキ)あり、全て食べたことのあるものだったので、お気に入りの2品をチョイス
一品目は、苺のシュワシュワソースにフレッシュ苺、チーズアイス、綿菓子が浮かぶ、爽やかなドルチェ
二品目は、ホイップ、コーヒーのアイスクリームが添えられた特濃チョコレートケーキ
食後のお飲み物
たっぷり飲みたい気分だったので、この日は珍しくレギュラー
コーヒーにしました
ほろ苦いキャラメルソース&ラズベリーと、口どけのよい生チョコ
溢れんばかりに盛られた焼き菓子の山
一度はピスタチオまで到達したいと思っているのですが、残念ながら今回も失敗に終わりました
原田シェフ、安永さんにお見送りいただき、お腹も心もこれ以上ないぐらい満たされ、南麻布での最後の晩餐は終了
『アロマフレスカ』は、何度訪問しても私を最高に幸せな気分にさせてくれる特別なレストラン
私はアロマフレスカが、原田シェフの作る料理が本当に大好きです
最後に、アロマフレスカ銀座店の新情報をちょっと掲載
常に完璧なサービスを提供し、アルマフレスカの魅力のひとつである安永さんは銀座店には移らず、暫くは名古屋や丸の内にある姉妹店などを回られるそうで、銀座店は品川の『アロマクラシコ 』にいらしたタジマさんと、もう一人の責任者の方が任されるとのこと
※7月に『カーザ ヴィニタリア』にお邪魔して確認したところ、タジマさんの銀座店異動はなくなったとのことです
また、ビルの受け入れ準備が整っていないため、銀座店のOPENは遅れる可能性があり、予約の開始時期等の詳細は7月以降に正式発表されるそうです
ちなみに、大の原田シェフファンの私達は、事実上アロマフレスカがなくなる二ヶ月間は隣の『カーザ ヴィニタリア』にお邪魔する予定でいます
【アロマフレスカ関連レポ(姉妹店を含む)】
2009/8/31 アロマフレスカ
2009/10/18 カッフェ アロマティカ
2009/10/29 Casa Vinitalia カーザ ヴィニタリア
2009/11/17 アロマフレスカ
2010/1/19 アロマフレスカ
2010/2/16 アロマフレスカ
2010/4/5 カッフェ アロマティカ
2010/4/7 カーザ ヴィニタリア
2010/4/28 アロマクラシコ
2010/5/20 カーザ ヴィニタリア
2010/6/14 カーザ ヴィニタリア
2010/8/6 Sala AMABILE
2010/8/9 カーザ ヴィニタリア
2010/8/13 アロマフレスカ 銀座
2010/9/8 サーラ・アマービレ
2010/10/4 カーザ ヴィニタリア
2011/2/17 アロマフレスカ
2011/5/5 アロマフレスカ博多
2011/7/21 サーラ・アマービレ
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アロマフレスカ (イタリアン / 麻布十番、赤羽橋、三田)
★★★★★ 5.0