今回の旅行の目玉はこのホテル!正確にはヴァケーション・レンタルといって、おもに長期に滞在する人向けの宿泊施設です。ハワイとかに多いのかな?

プリンスエドワード島に来るなら、シャーロットタウンに滞在するのは一泊で十分。それ以外は島の東西南北の地域にでて滞在するのが最適です。私たちが偶然見つけたこの施設は、シャーロットタウンから北へ車で40分ほどのところにあります。この地域は美しい海岸線が続き、ナショナルパークが多く連なっており、なんとこの施設もナショナルパーク内にあるんです。
まず建物自体がまるく作られていることがすごいです!回転するだけだったら別に丸くなくてもいいと思うんですが、やっぱり丸いほうが見た目もいいですよね。部屋は円を四等分する形で、4部屋のみ。2階はオーナーが住んでいます。
部屋といっても、長期滞在者のためにフルキッチンから、ディッシュ・ウォッシャー、バーべキューグリル、下のビーチに行くときに持っていけるピクニックセット(!)まで、すべてそろっていて至れり尽くせり。たった2泊しかできなかったのが本当に惜しいです。しかもこの施設2012年にできたばかりなので、何もかもが新しくてきれいなのが素晴らしい!

寝室はキングサイズのベッドが置いてあり、寝心地抜群。キッチンの横に「マーフィーズ・ベッド」といって、必要があれば壁から倒して出せるベッドがもう一つついています。キッチンのキャビネットと一体化していますが、上の写真でみると右端の部分です。
寝室からバスルーム、キッチンへは引き戸で区切られています。
バスルームはダブルシンクに、レインフォール・シャワー。ほとんどのライトにディマー機能が付いていて、明るさを自由に調節できるのもうれしいです。


で、回転するんです!よく展望レストランとか、食事中ゆっくり回転して360度すべての景色がみられる仕組みになっているのがありますね。あれと同じ原理です。でも宿泊施設なので、回転の速度はとってもゆっくり。1時間に1周しますが、ときどきしばらく止まっていることもあります。
すぐ目の前がビーチです。


そしてとてもうれしいのが、オーナーからのウェルカムバスケット!プリンスエドワード島の名産をたくさん詰めてあり、「すぐにスーパーに行かなくていいように」という心遣いから、基本的なコーヒーやミルクも入っています。ポテトチップスも、プリンスエドワード島ものです(ジャガイモもプリンスエドワード島のの名物の一つ)。真中にあるBeach Chairというのはなんとプリンスエドワード島の地ビールです。エライ!!

さらに、宿泊者には無料で施設の仕組みを見学できるツアーが付いてきます。オーナーのスティーブがチェックインの後挨拶に来てくれ、仕組みを見たければどうぞと招待してくれます。宿泊者全員(といっても4ユニットしかないので合計8人)がこのツアーに参加しました。

建築関係のバックグラウンドを持つ夫にはたまらないツアーだったようです。回転するのなら、水回りの配管や電気系統はどうなっているのか、というのがみんなのメインの関心。説明を聞いて納得しました。

ちなみに、こんなに大きい施設を回転するのにどのくらいの馬力がいると思いますか?答えはなんと一馬力。たったの一馬力だそうです。しかも、回転のタイミング、スケジュールをマネージするアプリまであって、オーナーはスマートフォンから管理できるとのことでした。ひゃーすごい!
で、これだけの立地、広さ、アメニティーで一泊いくらだと思います?
150ドル!!安い!!
これ、日本のホテルのような、おひとり様料金ではありませんよ。1ユニットの一泊料金です。しかも、冒頭で紹介したとおり、施設自体がナショナルパーク内にあるので、ナショナルパークがオープンすると、周辺のナショナルパークを自由に行き来できるよう、人数分のパークパスまで無料でついてきます。信じられなくて、何度も請求書を見てしまいました。夏のピークシーズンは一週間単位の宿泊のみ可能ですが、オフシーズンや、私たちの訪れたショルダーシーズンには一泊単位の宿泊もオーケイです。
オーナーのスティーブは、とても親切で滞在中お互いの携帯でメールをやり取りして、お勧めのレストランはないか、などあらゆる質問に答えてくれます。最高でした!
いつかまたプリンスエドワード島に行くことがあれば、迷わずここに泊まろうと誓った私たちでした。
Around The Sea, Canada's Rotating House