【呉線・可部線・福塩線乗りつぶし】尾道&広島市内&福塩線の旅 No4 | 止揚。(旅ブロその他)

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なので、あまり閲覧数ありません苦笑。
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(たまーに更新)

今回のルート

大阪〜東海道線山陽線〜尾道 1泊

尾道〜呉線〜広島〜広島周遊〜可部線〜芸備線〜三次〜福塩線〜福山〜山陽線〜大阪

 

鉄道の日記念、秋の乗り放題パスという準青春18きっぷとも呼べる切符を利用して、普通列車を乗り継ぐ旅。

↑尾道で1泊し、三原から呉線経由の広島行きに乗る。
三原駅から先は227系で統一されているようだ。10年前はまだ113系115系105系しかなかったのに、隔世の感がある。
↑三原7:27発普通列車呉線広島行き
広島到着は10:02なので実に2時間半の移動。
日中は広駅で系統分割されているので、乗り換えがないのはいいね。
↑広駅からは車掌が乗務。
↑海が見えるのと、沿線には自衛隊の基地もあり、巨大な戦艦が現れたり、車窓には事欠かない。
↑広島駅到着。
エメラルドグリーンは可部線のラインカラーのようです。
↑続いて可部線あき亀山行き(写真左。写真右はここまで乗ってきた呉線)。
 
可部線は広島駅から広島市北西部、あき亀山を結ぶ路線。盲腸線ということもあり、行程に組み込みにくく、今まで乗ったことがなかったので今日乗ることにした。今日を逃すともう何年先になるかわからない。
↑しばらく凡庸な住宅地を進む。
基本的には4連がデフォルトのようなだ。離合する列車は大半が4連。
 
梅林をすぎて少しだけ開けた場所がでてくる。10月、もう稲刈りのシーズンだ。
↑40分ほどの行程だがあっという間にあき亀山に到着。
可部~あき亀山間は2003年に路線廃止となっていたが、廃止された可部~三段峡間のうちの2017年に広島方の一部が復活した珍しい区間。この間には復活に伴って踏切も”新設”された。平成以降ではかなり珍しい。
↑特にやることも無く、対面に停車していた広島行き2連に乗車。
↑227系のロゴマーク。Hiroshima model となっている。もう下関や岡山へ乗り入れる気はサラサラないらしい。昔は三石発下関行きなんてものもあったけれど。それはそれで寂しい。広島オリジナル、岡山オリジナルとかガラパゴス化しないで岡山から山口などロングランしてくれ。
↑可部線は盲腸線なので、ローカルな雰囲気を想定していたが、一部がロングレール化されていたり、本数も緑井以南は20分間隔と、都市化されている。車両も全車227系。
 
途中でう⚫こをしに御手洗へ。
列車のトイレには基本的に音姫がない理由が分かるだろうか。そう、列車の走行雑音が音姫の代わりになるのだ。
↑大町で新交通システム・アストラムラインに乗り換え、広島市の中心部へ向かう。
※完全にシェルター化されたホームドアなので、外観の写真はほぼ撮れなかった。
↑原爆ドーム。
広島に来たらここへ来ないと。来て眺めるだけだが。でもたいていの観光地というのは来て眺めるだけなのだ。
 
かなり長い期間原爆ドームは補強工事をしていたので素の状態のドームは久しぶり、というかおそらく初めてかも。
 
原爆ドームというものそのものはかなり後暗い存在ではあるが、この公園自体は雰囲気がいいよね。

↑広島駅に戻り芸備線快速三次行きに乗車(写真は三次駅にて)。キハ47系2両編成。広島駅に乗り入れる路線で唯一非電化。

広島駅は芸備線を除いて全部227系になったが、こと芸備線においては全部この国鉄キハ40系列。非常に極端である。
余談だが広島駅で駅弁を探すのに苦労した。駅員に聞いて下の階で駅弁フェアをやっていると聞いて、買ったのがこの弁当。
↑博多名物 かしわめし
 
広島駅の駅ナカには駅弁はないのかしら。少なくとも在来線のセブンイレブンやら何件か見て回ったが見当たらず。かなり探したぜ。
 
芸備線はほとんどこのキハ40系列で運用されている模様。令和のこの時代にこういう路線も珍しい。
↑三次で福塩線に乗り換え(キハ120形)。こちらも個人的に未乗のため。
三次発車後自分入れて6人。
三良坂、吉佐でそこそこ降りていって、結局1番少ないときで3人しか乗っていなかった。
吉佐から府中までは1日5往復しかないというのに。やはり存続が危ぶまれるだけの区間ではある。
府中駅に到着。ここは福塩南線(府中~三次)と福塩北線(福山~府中)との結節点となる。福塩北線は非電化、福塩南線は電化。
側線がいっぱいある。かつては交通の要衝としてにぎわっていたんだろう。しかし今日日発着する列車は本数の比較的多い福山方向でも毎時1本程度。反対の三次方向(福塩北線)は一日5往復程度。
↑府中駅から国鉄105系。
車両は岡山配属のものが使用されるので、広島仕様227系などは乗り入れない。今後は岡山仕様の227系が導入され置き換えられると思われる。
車内はオールロングシートながら国鉄らしく重厚な乗り味。モーター音も渋い。府中~福山間(福塩南線)は駅間が短く福塩線全体の中でも輸送需要は高い模様。しかし線路はロングレール化はされておらず単線で、俄然ローカルな雰囲気に変わりない。
車内は府中駅発車時点で通学の高校生でいっぱい。ワンマンだが係員が1人乗務し運賃箱の前で案内業務をしていた。
福山からは山陽線を上り大阪方面へ。おわり。