名古屋市営バスでなごや一周 その1 | 止揚。(旅ブロその他)

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年末、実家に帰省。
わずかな期間だが我が故郷を満喫するべく名古屋市営バスで名古屋を一周することにした。

太子から 鳴子12 地下鉄鳴子北行きに乗る

実家は太子ではなく、名鉄よりも北の住宅街だが、高校の頃よくこの停留所から実家まで歩いて通った経験もあり、この停留所からバスに乗ることにした。

そうしなければならない理由はない。単に暇だったからだ。当時も今も。


きちんと7時10分に入ってきた。12月26日だが、平日ダイヤで間違いないようだ。


それにしてもこんな凡庸な住宅地が終点になっているということが謎だ(名古屋市緑区)。

駅があるわけでも大きな施設があるわけでもない。

バスと地下鉄の一日乗車券。

学校も冬休みに入ったであろう師走の12月26日だが、続々と利用客が乗り込んでくる。

バスは滝ノ水に向かい坂を上り、篠ノ風を過ぎて坂を下る。

滝ノ水という一つ山を越えていくという体だ。

地下鉄鳴子北に着く段階で車内はかなり混雑していた。

地下鉄鳴子北駅に着く

僕が高校生の時は、地下鉄が二つ隣の野並までしか来ていなかったから、野並を起点にバスが発着していた。

今はその多くが鳴子北駅を起点に運行されている。

当時野並にはバスターミナルこそなかった(路面発着だったから渋滞の温床だった)が書店やマクドナルドなどがありそれなりに暇をつぶすことができたが、この鳴子北バスターミナルには書店もマクドナルドもない。

正直味気ない。せめて売店のひとつくらいないとな。

鳴子11地下鉄植田行きに乗り換えて地下鉄植田へ。

しばらく名古屋市営バスに乗らないうちに運転席に進路を指示するモニタが設置されていた。

それほど道を間違えるケースが増えたのだろうか。

人間のやることだから仕方ない。

結局今話題の自動運転の方が安全で正確なのかもしれない。

でも人が車を運転するというカルチャーにはいかんとも拒否し難い愛着があるのは私だけだろうか。


植田から地下鉄鶴舞線で赤池へ向かった。

鶴舞線のこの裏ぶれた陰気くさい薄暗いホームはわりと好きだ。


地下鉄赤池で鶴舞線の折り返し電車を撮影。

この時間(8時台)は直接ホームで折り返す列車はないようだ。

全て豊田市方の引き上げ線へ入り折り返す。


この歳になっても未だにこんなことをやってる自分はあまり好きになれない。

地下鉄平針から幹本郷1本郷行きへ


幹線系統にして数少ない名古屋市外を経由する路線。

経由すると言っても通るだけではなく思いっきり日進市に停留所が存在する。

本郷のコメダでモーニングをいただく。


高校生の時もこうして市バスで名古屋を一周していた。モーニングを頼んでいたこともあった。


高校生の頃と今とを比較して、きちんと経過した年月だけの人生を歩んできたのかを思い返す。


うまくいった部分もあるしいかなかった部分もある。


ただ努力して報われたことよりも、偶然の巡り合わせで助かってきた人生だった気がする。


だから高校の時こんなにダメだった俺でもなんとかなるぜ

と今の高校生には言えない。

そんなに無責任なことは言えない。


とはいえ結局のところ東京の会社へ就職したり大阪の会社へ就職したりしたが、やはり最後には名古屋に帰って来るのではないかという気がした。