先月は、名古屋市・栄にある三越内のテナントでお仕事をさせて頂く機会が多数ありました。
さすがに、デパート業界のお手本のような会社ですので、皆さん爽やかで素敵な方が多かったです。
建物の内側には、お客様のいる売り場とは別に従業員の人が使う施設があります。
当然、従業員用のエレベーターもあるわけです。
絶え間なく動くこのエレベーターなんですが、
乗り込む人が先に居る人に対して「お願いします。」
先に降りる人が「ありがとうございました。」
って声を掛け合っています。部署とか、知ってる人とかまったく関係なしです。
操作盤の近くにいる人も、誰一人嫌がらずボタンを操作しますし、台車を引いている人が乗り降りするときも、必ず誰かがボタン押して待ってくれている。なんだか素敵な光景でした。
東京時代には、毎朝満員電車で通勤していましたが、駅で扉が開くときに「降ります」「すいません」とかってほとんどの人が言いませんでした。
無言で体をグリグリ押してきて、”どけよ”って意思表示はするんですけど、そこで何も言わない。
押されるほうは、かなり不快ですよね。経験ある方も多いのではないでしょうか。
三越の従業員用エレベーターのように、皆にちょっとした一言があれば、もっと気持ち良くイライラしない社会になるんじゃないのかと、ふと思いました。
言葉のコミュニケーションって、大事ですよね!!