私の背中、お腹には痣が出来ていた。

ある日お風呂に入ろうと脱衣所で服を脱いでいたら、お母さんがタオルを持ってきた。

私の体を見た母親は
「どうしたの?」
私は咄嗟に嘘をついた
「転んじゃった」

母親は
「いじめられてるの?」

「違う」

「なら、どうしたの?」

私は意を決して口を開いた
「お姉ちゃんに…」

お母さんは私を抱きしめた。
泣きながら、ごめんね。
気づいてあげれなくて。

私も泣いた。
そして、母親にお風呂入ってなさいと言われ母親は姉の元へ。
姉に殴られる度に2、3歳のときの記憶がフラッシュバックしていた。

そうだ。あの時も姉に殴られていたんだ。
ヒロと私は姉に蹴られたり髪を引っ張られていたんだ。

殴られている間、我慢すればすぐに終わる。
だから目をつむって終わるのを待っていた。

しかし辛かった。
誰も助けてくれない。

お母さん気づいて。
助けてよ。
小学6年の時。

お兄さんは毎晩仕事で遅く早番でも8時を過ぎている。

母親は仕事で遅番の時は7時過ぎている。

ヒロは高校行っていて毎日部活で帰宅は10時を過ぎている。

ある日、お兄さんも遅い、お母さんも遅番、ヒロも遅い日
姉は早番で6時頃、帰宅だった。

あたしは熱を出し合唱部を早退し帰宅した。
ランドセルをソファーの横に起きソファーに倒れこみ眠っていた時だった。

急に上から重たい物がドンッ!と投げられた。

目を開けると凄まじい剣幕の姉。

「あんた何してんの?」
「熱出ちゃって早退してソファーで倒れこんじゃった。」

看護師の姉。
看病してくれるかと思いきや足を蹴られ
「は?さっさと夕飯温めてよ」

唖然だった。
その時、熱は38度。
夕飯を温めて食べずに寝た。

それからだった。
家族がいない時は姉に殴られる日々。毎度言われたのが
「チクったら殺す」
恐怖が強く言えなかった。

助けて
何度叫んだか。

しかし殴られると必ずある時の記憶が蘇る。