たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える
【今日のコツ】
自分の生き方、在り方を通して、
周りに癒しと希望の明かりを灯す。
共に生きる皆さんへ
こんにちは、野澤卓央です。
今日もメルマガをお読みくださり
ありがとうございます。
◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦◦
昨日は午前と午後の２クラスで
みんなの学校の講座でした。
皆がイキイキする姿に元氣をもらい、
午前も、午後も本当に豊かな時間でした。
参加した方の氣付きが、
他の誰かの氣付きとして広がれば嬉しいです。
Ｔさんは冒頭、
「１ヶ月の氣づきの中であったのが、
”反応と反射”はすごく早いとうこと。
父が声をかけてきたとき、
瞬間的に体が熱くなり、
怒りが湧いてきて、
止める間も無く、
言葉が出てくる。
この動きが早いなと氣づけた。
他の日はイベントがあって、
一人の方がピリピリしている様に感じて、
その方に近づいた時、
自分の顔がピリピリし、ソワソワして
自分の体が反応するのがわかった。
その時、
自然と足裏に意識を向ける自分がいて、
足裏に意識を向けたことで、
顔のピリピリソワソワが、
足裏を通して 地下に抜け、
穏やかな感覚が身体の中に残った。
ソワソワしていた時には、
その人を見るのは怖かったけど、
それが抜けた後は、
静けさの中で、その方を見れた。」
と、話してくれました。
自律神経は外側の刺激で反応すると、
瞬間的に戦うか、逃げるか、フリーズします。
その働きに私たちの心や
思考は一瞬で乗っ取られます。
この防衛本能に乗っ取られると、
なんであんなこと言ってしまったんだろう・・・。
と後になって後悔、罪悪感、自己嫌悪が
内側から湧いてくることがあります。
みんなの学校には様々な分野の
専門家、講師の方も参加しています。
２５年以上幼児教育に携わり、
子どもと脳の発達を伝えてきた方が、
“感覚”と“感情”の
関係性を話してくれました。
「“感情”はわかりやすいし、大きい。
“感覚”は微細なので感じられていないことが多い。
生まれたての赤ちゃんは感情はなく、
快不快の感覚をたくさん感じている。
大人になると感情があまりに大きすぎて
身体にどんな感覚があるのか見なくなる。
すると、
微細な感覚が感じられなくなる。
人の脳は三重構造になっている。
一番深い脳（脳幹）は感覚、
その次にある脳（大脳辺縁系）は感情、
一番外にある（大脳新皮質）は思考。
”感覚”と”感情”には本来”隙間”があり、
感覚に氣付けるようになると、
自分を客観視できる様になり、
感情に振り回されなくなる。
感情の奥にある感覚を感じられると、
人は反応を超え自分を見てあげることができる。
今、この瞬間自分の身体に
どんな感覚が起きているのか？
それを感じていくことで大人になっても、
シナプスはどんどんつながっていく。」
と、話してくれました。
塾で“感覚と感情の隙間”を体験する
トレーニングを繰り返し行うことで、
反応や感情に飲み込まれて暴発したり、
我慢することが減っていきます。
自分の感情や身体の反応を、
頭でなんとかしようとするのは、
川を逆流して泳ぐように難しく、
自分（相手）の感情や衝動を
なんとかしようと努力するほど、
なんともならない自分の感情や衝動に、
自己不信、否定を強めることになります。
また、
自分の感覚を自分がみるほど、
人は感覚の奥にあるいのちの願いに、
繋がれる様になっていきます。
怒りは、何かが欲しいけれど、
それが無いために湧く感情です。
怒りの奥には自分の願い、望み、
それを満たすパワーがあります。
モヤモヤする自分の感情を否定すれば、
その奥にある望みは分かりません。
身体から湧くすべての感情に
あってもいいと許可が出せると、
答えに氣付き、モヤモヤは
自然と消えていきます。
自分から出たどんなものとも共にいる、
それが自分といることなんだと思います。
Ｎさんは
「瞑想の時、
自分を上から見ている自分がいた。
物事をよく観察する様になり、
俯瞰する視点が立つ様になり、
今日は過去も見渡せる
立体的な鳥瞰図の視点が持てた。
小さな違和感に氣づかないで、
大きな違和感になって対処するのではなく
小さな違和感を丁寧に扱ってあげたい。」
と、話してくれました。
自分の右手で左手を包み込んだとき、
左手は包み込まれる感覚を感じ、
右手は包み込む感覚を感じます。
意識は観自在に動かすことで、
人はその両方を体験できます。
観自在に意識、視点を変える力は、
わたしたちに自由を与えてくれます。
Ｋさんは
「瞑想で眠たくなった時、
寝かしてくる自分に氣づいた。
眠らしたいんだねと、その自分と
会話すると自然と起きていられた。
そして、
自分を大切にする自分が
最後に出てきた。」
と自分の中にいる自分に氣付き、
変化する体験を話してくれました。
他にもＫさんは、
「お金を使うときどんな氣持ちで使うのか？
どんな氣持ちになるのか？
今、その自分を見ていることに
チャレンジでしている。
それを続けていくと、
どうなっていくのか観察している。」
など、
外側で起きていることと、
自分の内側にあるものと、
その関係性を日常の中でみて、
挑戦を楽しんでいる様でした。
Ｋさんは最後、
「何氣ないことから、
この世界の理に氣づいていく。
その言葉が心に残っている。」
と、話してくれました。
Ａさんは
「息子がお風呂入らない、
歯を磨かず、イライラしたとき、
一音、入れましょうという声が聴こえた。
息子の言ってることが分からず、
いっぱいいっぱいになっているとき、
『さあ生きようか！』
と、自分の中から出てきた。
その、内なる声を聴いて
ここで生きればいいのかなと思えた。
そして、
浄水器のカートリッジをみて、
水を浄化している地球も同じなんだな。
自分のすることも同じと思えた。」
と、話してくれました。
Ｙさんは、
「足の裏の感覚や重力を通して、
地球とつながるイメージしをした時、
自分は変わることなく、地球に受容
されているのだと感覚的に感じられた。
自分も地球に応えたい氣持ちが湧いたので、
『どう応えたらいいのかな？』
と、自分に問いかけたとき、
自分が受け取っているものを巡らすことが、
地球に一番応えることだと氣付いた。
そのとき、
“巡る”を自分の体で感じられた。
自分の命をこの瞬間、瞬間で祝福したい、
それを身体で感じられたらいい。
自分を愛せない私がいるけど、
それも含めて愛してあげたい。」
と、話してくれました。
Ｍさんは、
「知り合いは小さい頃、
お前なんかいなくていいんだ
死ねばいいんだ、と親に言われていた。
自分が認められように頑張ってきて、
認められないと「死にます」と言う。
そのやりとりを何年も続けてきた。
人に認められたくて子どもを産むも、
子どもを愛せない、愛し方がわからない。
死にたい、さようなら
それがずっと続いていた。
自分は彼女に、今日の天氣の話や、
大丈夫だよ、それしか言えない。
それでも見守っていると、今年に入り、
その人から毎日幸せですとメールが届いた。
その彼女の感謝には重みがあって、
自分もそれを聴いて幸せを感じた。
愛されなかった人は、
愛し方がわからなくなることがある。
いつでも人は生まれ変われると、
彼女から教わった。」
という話を聴いて、
それを話すＭさんが菩薩に見えました。
知恵を持ち、自分の心身を癒し、
満たしたとき、その人は周りの人たちの
希望の灯火となることを実感しました。
ここ数年、
最初は自分のこと、家族、
仕事のことで悩み参加した人たちが、
数年経ち、
その在り方、関わり方で
周りの人を照らしていく姿をみて、
「一隅を照らす」「菩薩行」
をしている様にみえるときがあります。
考え方、やり方、方法ではなく、
その人の在り方、生き方を通して、
家族や組織、周りを照らす人が
一人でも多く育まれることを願っています。
今日も生きとし生けるものが平和で、
幸せでありますように。
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今日も小さなコツをお読み
いただきありがとうございました。
ひとりひとりが心の内側に安心を感じ、
愛と力と紡ぎあえる世界を望んでいます。
では、また明日。
No.6268
《周りが希望に包まれるコツ》
２０２４年７月１５日
野澤卓央
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講座の詳細はホームページに掲載しています。
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２０２１年２月に“非営利型一般社団法人
ありがとう地球”を設立しました。
地球やそこに住む生きとし生けるもの、
人と地球が共に豊かになる暮らし、
働き方に真っ直ぐ挑戦しています。
◆ありがとう地球◆
byちきゅうのこどもたち
地球に貢献する活動。
会員の募集をしています。
http://arigatouchikyu.com/ouen/
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探求と実践を愛知県新城市の実家で始めています。
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