夏休み旅日記☆風と音とアート・・・豊島美術館 | 最強の面談術☆入沢紀子の【ふむふむ日記】

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コーチ、人材育成コンサルタントの入沢紀子が日々の暮らしや面談、研修で出会った【聴いて幸せにする、聴いて幸せになる】エピソードを綴ります。聴くことは心を抱き締めること。人はみんな素晴らしい!


マナー☆しつけ☆くらし *nico 
ここが豊島美術館のエントランス&チケットカウンター。

ガラス張りで景色のみ楽しむ、センスの良さにグッと来ます。



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エントランスで入場手続きをして、通されたのはこの白い道。

豊島美術館は島の自然ごと、美術館なのです。

この景色も展示の一つ、と思える美しさ。


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こんな森の中の白い小径を通って・・・

たくさんの人がいるはずなのに、驚きの静けさ。


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見えてきた。豊島美術館には、この「母型(ぼけい)」一つだけ。

でも、これだけで十分。

母型だけを、時間の許す限り堪能したい。

靴を脱いで中に入ると・・・



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こんな空間が広がっています。

撮影禁止のため、これは絵はがきの写真(撮影:森川昇氏)

広さはこの2倍以上。

巨大な白い空間の中に、ぽっかりと空いた二つの巨大な穴。

一つからは森が、もう一つはこうして空が見えます。

森の穴からは絶え間なく小鳥や虫の声が入ってきて、

広大な空間に響き渡ります。

風が空間を通り過ぎ、ひんやりとした白い石が冷たく心地よい。


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これもハガキの写真。(撮影:畠山直哉氏)


白い床の上には、あちらこちらから水がわき出ていて・・・

たまって、つながって、大きな水たまりになり、どこかへ流れていく。

床の小さな穴に吸い込まれ、細く美しい音となって聞こえる。


シーーンとした中で、水の行方を目で追っていると・・・

脳みそが空っぽに、心もふんわり浮かんだような不思議な感覚に。

母型のなかには大勢の人たちが居るのに、本当に静か。

家族が一緒であることすら忘れて、自分しか居ないような感覚・・・。

だんだん眠くなって・・・・。


大の字で寝転び、熟睡している人も大勢いました。

もちろん私たちも、本気でお昼寝。

側では1歳にならない赤ちゃんも気持ちよさそうにネンネぐぅぐぅ


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ハガキの写真。(撮影:畠山直哉氏)


何時間くらい居たんだろう・・・?1時間以上は居たけど

ずーーっとあのまま、時が過ぎて空が変わり、森の音が変わるのを

感じていたかったなぁ・・・。

次回は丸一日居よう、と固く決心する。


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母型から出ると、豊島の大自然の真ん中に放り出された気分。

開放感と言うより、少し心細い感じ。

また母の中に帰りたくなる、そんな感じ。

それで、すぐ隣にあるカフェ&ショップへ。


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母型と同様、靴を脱いで裸足で入る。

真っ白いドームの中はクーラーが効いていて涼しい!

自然の風と石の冷たさで得た母型の涼しさとはやっぱり違うなぁ。



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カフェとショップが小さな空間に、ぎゅっと寄り添っている。

ここでハガキや写真集を購入しました。



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母型の中を思い出させる窓。

カーペットのエリアだから、思い思いのスタイルで休めます。


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お昼ご飯がまだだったので、唯一のランチメニュー・オリーブごはんをオーダー。

島の名産、オリーブを炊き込んだご飯なんだけど、とーーっても美味。

オリーブだけでこの深い味になるのかな。

野菜のマリネがベストマッチ合格



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デザートもぬかりなく。

島の名産・レモンを使ったレモンロールケーキ。

これまた手作りなんだろうなぁ、すごく美味しかったよーラブラブ

スムージーなどのドリンクはメニュー豊富でした。


ことりっぷで写真を見てから、絶対行きたいと思っていた場所。

でも正直、写真ほどの感激はないだろうと思っていました。

ところが、写真なんかでは100の内5くらいしか表せない・・・

五感を刺激する素晴らしい空間でした。


ナッツと話したのは、母型の中にいると自分は人ではなく

細胞、分子、みたいなものに思えたってこと。

ヨガの瞑想と似てるかもしれないけど、無になるって感じかなぁ・・。


ああ、また行きたい。

必ず、また行こう。