入院にあたり何を持っていけば良いのか・・・。
入院経験者の動画やブログを参考にしながら荷物を準備しました。
また大腸がんの腹腔鏡手術をされた方の情報もかなり参考にしました。
実際に入院してみて
結局これは良かった、これはいらなかったというのがあったので
個人的な感想がメインになりますが、ふりかえってみたいと思います。
病院によって、病室によって、そして個人の希望、好みで変わる所もあると思いますので
あくまで参考程度で読んでください。
前置き
- 入院期間9日間での感想をなります。
- 個室希望だったので、荷物は多めに持っていきました。
- パジャマのレンタルは利用しないつもりで荷造りしました。
- タオルは病院のものを使えると聞いていたので最小限しか持参しませんでした。
- トラベルポーチに荷物をまとめて持っていきました。
病室でもトラベルポーチに入れたまま、荷物を個別に出さずに使用していました。
書類、診察券など
【必要なもの】
- 健康保険証
- 限度額適用認定証
- 診察券
- お薬手帳
- 入院申し込み書類
(入院誓約書、入院申込書、ウィルスチェックリストなど) - メガネ、コンタクト
※このあたりはおそらくどの入院においても絶対必要なものになると思います。
※入院受付、病棟到着後にいきなり必要になるので、すぐ出せるようにしておくと良いと思います。
【持って行って良かったもの】
- 医師の記入が必要な書類関係
┗診断書の必要項目メモ
※診断書は病院指定フォーマットで欲しかったので
会社への提出にあたり、書いて欲しい内容をメモして病院側に渡しました。
(入院開始日、手術日、退院日、療養が必要な期間、復職可能日など)
┗傷病手当申請書類
※こちらは会社指定フォーマットだったので、まずはそれを印刷
※申請書類の内、一部の項目が医師記入欄になっていたので
記入項目と項目説明をメモして病院側に渡しました。
(ここは入院日、ここは退院日を書いてください等)
※私の場合、後で先生にもらいたい書類は①診断書(復職用)②傷病手当用の申請書
この2つでした。保険会社に診断書の提出が必要な場合もありますのでご注意ください。
事前に必要書類は何かを保険会社と会社の人事に確認しておくと良いと思います。
(後々書いてもらおうとすると時間がかかったり面倒だったりするので)
- 交通系ICカード、電子マネー
※病院にもよると思いますが、電子マネー対応の自販機だったので
ICカードを持っていって良かったです。
入院後、家族に追加でチャージをお願いしました。
- ペン
(フリクション、ボールペン、マッキー)
※持ち物に名前を書く時はマッキーが大活躍。持って行って良かったです。
- メモ帳
(付箋、メモ帳)
※ちょっとした内容をメモしておくのに付箋が便利でした。
(薬を飲んだ時間とかメモを求められる)
【いらなかったもの】
- 印鑑
※結局印鑑が必要なシーンが私の病院ではなかったので
衣類(下着、パジャマ、靴下)、タオルなど
【必要なもの】
- パジャマ(前あき) 上下
※パジャマはレンタルに抵抗なければ荷物は減るし洗濯も不要で良いと思います。
※私は着心地含めて快適でいたかったので、パジャマは自前を持参しました。
- かかとのあるスリッパ
※スリッパは履きなれた外履きでも良いという事ですが
病室の中を外履きで歩くのに抵抗があり、スリッパを準備しました。
※脱いだり履いたりを繰り返すので、履きやすいものが良いと思います。
※私が持って行ったスリッパはこういうやつです。歩きやすかったです。 - T字帯(ふんどし)
- 腹帯
※病院から指定された持ち物に含まれる場合は必要になります。
※実際は手術中はT字帯は使用せずに病院のおむつを使ってくれていました。
(おむつも手術翌日にはとれました)
※T字帯を使うかどうかは状況によって判断となる場合もあるそうなので
病院から指定された持ち物にある場合は準備していくしかなさそうです。
※T字帯も腹帯も、入院後に売店で買うのはコロナの関係で大変そうだったので
入院前の外来時に事前に病院の売店で買っておいて良かったです。
※腹帯は腹腔鏡手術の場合は病院から持ってくるように指定されると思います。
※腹帯は1枚しか準備していなかったのですが
術後4~5日は付けた状態になるので、2枚あると良かったなと思っています。
【持って行って良かったもの】
- ゆったりしたTシャツ
- ゆったりしたルームウェアパンツ
- カーディガン、パーカー
※点滴が入っている間は前あきパジャマが必要ですが
手術前や、術後の点滴が抜けた後はTシャツ、パンツなどでもOKなので
着慣れたものも持っていくと良いと思います。
※術創に刺激がないものがおすすめなのでゆったりサイズが良いと思います。
- 洗濯用ネット
※私は洗濯は病院で1度もしませんでしたが、洗濯用ネットは重宝しました。
洗濯物は家族に持って帰ってもらっていたのですが
洗濯したいものを洗濯用ネットに入れてまとめておけば
家族にはそのまま持って帰ってもらってネットのまま洗濯してもらえたので
洗濯物入れとして丁度良かったと思っています。
- マタニティショーツ
- 吸水ショーツ
※男性の方は参考にならないと思うのでここは飛ばしてください(すみません)
※術創にちょうど下着のゴムがかかると痛い、かゆいなどがあったので
胸下まですっぽり覆ってくれるマタニティショーツは大活躍でした。
ネットで「腹腔鏡、マタニティショーツ」とかで検索すると
Amazon等のおすすめ商品が検索できました。
※術後、安心のために生理用ナプキンがおすすめだと聞いていたので
私はナプキンではなく吸水ショーツを持っていきました。
普段何気なく出来る動作の1つ1つが術後は苦痛だったりするので
なるべく手間がかからないという理由でおすすめです。
- まくら用タオル
- Yogibo(ヨギボー)ミニクッション
※枕用に肌ざわりが良いタオルを持って行って良かったと思いました。
※少し荷物になりますが、ベッドから起きる際や身体を支える時
後は、術後の咳やくしゃみの時のために
家にあったヨギボーを持って行ったのですが、これは大活躍でした。
【いらなかったもの】
- くつした
※手術前後は血栓予防のソックスを履きますし
術創の痛み的にもソックスを履くのが難しいので入退院の時以外履きませんでした。 - ヒートテック
※病棟内は温かく、むしろ私は寝汗をかいていたくらいだったので不要でした。 - ワイヤーなしブラジャー
※一応持参しましたが不要でした。
洗面道具(洗顔、お風呂)
【必要なもの】
- 保湿剤(全身に使用できるジェル、クリームなどのもの)
※私の病院では必要な荷物として指定されました。
手術時は、全身麻酔中にスタッフの方が術着などの着替えをしてくれますが
その際にも必要という事でHCUへも持っていくように言われました。
病院によっては無香料のものを指定される場合もあるそうなので
私は無香料、アルコールフリーのものを選ぶようにしました。
だいたいどこの病院も、ものすごく乾燥しているそうなので
自分の肌にあう全身に使える保湿剤を持っていくと良いと思います。
私は「Curel(キュレル)」のジェルローションを使っていました。 - 洗顔
- ボディソープ、タオル
- シャンプー、トリートメント
- 化粧水、乳液
- 歯ブラシ、歯磨き粉
※いわゆるお風呂セット。術創の傷は手で優しくあらう感じになると思いますが
身体を洗うタオルは柔らかいものが良いと思います。
※歯ブラシは個室の場合はアメニティグッズが付いている場合もありますが
入院中何も口にしていなくても、術後すぐに歯磨きは可能になりますので
忘れずに持参しましょう。
【持って行って良かったもの】
- うがい用のコップ
※うがい用のコップは持って行って良かったと思っています。
術後しばらくはベッドで歯磨きする事になりますし
歩けるようになってからも前かがみが何気に辛いので持って行って良かったと思います。
※コンパクトにたためるコップを持っていきました。UGAI cup(うがいコップ)携帯用 ケース付き ピンクベリー
- ブラシ、ドライヤー
※病棟でも借りられますが、風量が弱かったり順番待ちだったりするので
荷物になっても良い場合は持参しても良いと思います。
※ドライヤーの重さは結構辛いので、風量が強くてすぐに乾くものがおすすめです。
※術後は退院直前にようやく洗髪できたくらいなので使用頻度は高くないです。
- リップクリーム
※とにかく乾燥するので、リップクリームはすぐ取れる場所に置いていました。
- ウェットティッシュ(トイレ用)
※術後、トイレの回数が増えるかもと思って持参しましたが、これは正解でした。
※トイレにそのまま流せるタイプのものを持っていきました。
ネピア おしりセレブWET おでかけ用 12枚【3個セット】
- マグネットフック・マグネットクリップ
※お見舞いの入室記録や、尿量記録など何かと記入しないといけないものが多く
そういうものをまとめて冷蔵庫に貼っていました。
色々使えるので、マグネットのものは1つはあると便利だと思います。
【いらなかったもの】
- タオル類
※入院中にレンタル出来る場合や、個室でタオルがそもそも付いている場合は不要。
タオルは洗濯を考えるとレンタルがおすすめだと思います。
- パック、美容系アイテム
※入院中に良い機会だからとパックをする人もいると聞いて持っていきましたが
手術前、そこまでの気持ちの余裕が私には無かったのと
術後はそこまでの身体の自由が無かったのとで不要だったなと思いました。
意識高い系にはなれないなと実感・・・。
- 綿棒
※私は入院期間が9日間だったので不要でした。
もう少し長く入院する場合は必要になったかもしれません
- S字フック
※これは病院や病室の仕様によると思いますが
私の病室ではS字フックが使える場所が少なくて出番がありませんでした。
飲食ツール
【必要なもの】
- のど飴
※術後いつから食べても良いかは先生の指示によって違うと思いますが
私は一般病棟に戻ったあたりで許可が出たと記憶しています。
全身麻酔後は喉が痛い人がほとんどだと思うので
無駄に咳をして術創に響かないようにのど飴をずっとなめていました。
【持って行って良かったもの】
- ペットボトルキャップ
※入院経験者からおすすめされて持参しました。
横にしてもこぼれないので、寝たままお水を飲むことが出来ました。
※寝たままお水を飲む場合、誤嚥性肺炎の原因になる事があると聞いていたので
どういう姿勢で飲むのが良いか看護師さんに教えてもらいました。
※ペットボトルの種類によっては、飲み口が合わずに使えない商品もあると聞き
色々なタイプに対応しているアタッチメントが付いているものを購入しました。小森樹脂 ペットボトル ストローキャップ アタッチメント付き ピンク ∅4.1×約13cm 25×H41cm
- ティッシュ、ゴミ袋、ジップロック
※術後は咳が増えるのでティッシュが手放せませんでした
※術後はゴミ箱にゴミを捨てるのも大変なのでゴミ袋があると楽でした
※細々したものをまとめるのに、結局ジップロックが一番楽でした。
【いらなかったもの】
- マグカップ + 蓋
※飲み物は基本的にペットボトルを購入して飲んでいたので不要でした。
※食事の際のお茶も、紙コップで提供されていたので不要でした。
(病院によるかも)
- わりばし、スプーン、ストロー
※私の病室は食事の際のカテラリーは付いていたので不要でした。
ただ、HCUに行く際は持っていくように言われました。
結果的に食事前に戻ってきたので不要でしたが本来は必要なものかもしれません。
iPad、スマホ関連
【持って行って良かったもの】
- iPad、スマホ
※術後3日目くらいから動画を見るくらいまで回復していたので
手術前と、術後3日目以降はリハビリ以外は動画を見たりして暇をつぶしていました。 - ワイヤレスイヤホン
※個室なのでイヤホン無しでも良いと言われたものの、やはり防音ではないので
遠慮なく通話したり、動画を見たりできるように持っていきました。
術後4日目くらいから、消灯を過ぎても数時間は夜更かししたりしており
そういう時は必須アイテムだったので持って行って良かったです。
バッテリーが長く持つものを持っていくと良いと思います。 - ネット回線系ツール:(WiMAXモバイルルーターやポケットWi-Fi)
※病棟にもフリーWi-Fiがありましたが、回線が不安定だったので持参して良かったです - (iPad、スマホ)スタンド
※術後は体の位置を変えるのがとにかく辛いのでスタンドがあって良かったです。 - (iPad、スマホ)充電用ケーブル
※Type-C→Lightning (iPhone、iPad充電用)
※Type-A→Type-C (ワイヤレスイヤホン、WiMAX充電用)
※Type-A→microB (タッチペン他) - 電源タップ USBコンセントタップ
※いわゆる延長コード。USBコンセントが付いているものを持っていきました。 - 目覚まし時計
※スマホでも良いかなと思いましたが、持って行って良かったです。
まだ色々あったように思いますが・・・
思い出したらまた更新しようと思います。
ちなみに、容量91Lのスーツケースで荷物を持っていきました。
たった9日間なのに多分とても荷物が多い人だったと思います
ただ、術後の辛さ以外のストレスはほとんど無く過ごせたので
個人的には持ち物についてはおおむね良かったなと思っています。
もしまた入院する事になったなら
次回は個室ではないかもしれない。
その場合は荷物の量も変わると思いますので、また考えないといけないなと思っています。
※というか、次回が無い事を祈ります