ついに全国制覇!全国ロケ地紹介第47弾【秋田県】 | 映像のチカラで日本を元気に!ロケたび日記 by ロケ地ラボ 

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映像のチカラは無限大。「ロケ地・舞台地」に魅せられた仕掛人が地域の魅力を紹介しています(+個人的なお話も少々)。
是非素敵なロケ地に足を運んでみてください!
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皆さんこんにちは!

ここのところ、すっかり秋も深まって寒くなってきましたね。

この季節になると、あったかいきりたんぽ鍋が恋しくなります。


さて、全国ロケ地紹介の記事も、いよいよ今回で日本一周となりました。

最後にご紹介する県は、秋田県


個人的なお話ですが、仕掛人の苗字のルーツは秋田県の内陸部の湯沢というところ。今でも親戚が多数住んでいます。

祖父はずっと秋田弁でしたし、稲庭うどんの「佐藤養助商店」さんも遠い親戚なのだとか。とにかくご縁の深い土地なんです。


さて、そんな秋田県。ロケ地といえば、名作映画『砂の器』のロケ地になった「羽後亀田駅」。

物語の重要なカギを握る「カメダ」の場所ですね。

沿岸部の由利本荘市にある、JR羽越本線、特急も停まらない小さな駅です。


築100年を超える木造駅舎が出迎えてくれました。ロケ地そのまま。こういう建物が残ってくれているのは嬉しいですね!


駅前にはバス停。旧岩城町の中心部まで行くことができます。


羽越本線の電車とホーム。


駅から歩いて、岩城の町へ向かいます。30分ちょっと。国道ですが、のんびりした道です。


岩城地区にある龍門寺。ここも、映画『砂の器』のロケ地となっていました。


そして岩城の町には、江戸時代に城のあった亀田城の城下町ということで、「天鷺村」という天守閣のある博物館があります。


中に入ると、こんな感じでなかなか味のある展示がありまして、、


天守閣の壁に、ありました!『砂の器』撮影時の仲代達矢氏のサイン。仲代さんということは、映画ではなく、おそらく1977年のフジテレビのドラマの時でしょうか。

他にも、ロケの時の写真や裏話などを見ることができました。


『砂の器』では、この「カメダ」繋がりで、この後島根県の奥出雲に舞台が移ります。つい先日行ってきましたので、コチラにレポートしました。

よろしければご覧ください!


さて、次はお隣秋田市へ。

羽後亀田駅から電車で約40分。秋田駅に着きます。


秋田県のロケ地で話題だったのは、韓国ドラマ『IRIS(アイリス)』ですよね。2009年放送の、イ・ビョンホン主演のドラマです。

秋田県内のあちこちで撮影され、当時韓国からの観光客が殺到して話題になりました。


県内では田沢湖などがロケ地として話題となりましたが、市内では駅から程近い「市民市場」の裏にある「民謡会館」の前で撮影されました。


2009年当時の記事。



そして2022年現在の同じ場所。あれから10年以上経っているのに、そのまま残っているのには驚きました!


そして、さらに北上して能代市へ。

ここ能代市は、バスケの町。『スラムダンク』では、能代工業高校(現・能代科学技術高等学校)バスケ部がモデルになった「山王工業高校バスケ部」が登場することから、その聖地巡礼をする外国人観光客も増えたのだとか。



⭐️⭐️


これにて、人気コーナー「全国ロケ地紹介」も完結。いかがでしたでしょうか。
皆さんの出身地にも、きっと素敵なロケ地があるはず。次からは、また別のテーマで全国の魅力をご紹介します。

皆さんも、是非秋田県のロケ地巡りにお出かけくださいね!


(訪問日:2022年9月)