香港在住ピアニストdeピアノ講師の荒井千裕です。
4月8日、YouTubeからメッセージが届きました。
フランス人作曲家からのものでした。
・津波で命を奪われたある女性を偲んで・・・
![140425](https://stat.ameba.jp/user_images/20140426/12/chihirohk/fa/69/j/o0456060012920507997.jpg?caw=800)
作曲家、Sylvain Guinet氏のメッセージは
以下のようなものでした。
(意訳です)
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
津波に奥さんを呑み込まれた日本人男性が、
今なお、愛する妻の遺体を探している、という話に触れた。
その話は、ボクの心を掴んで離さなかった。
ボクはその彼にコンタクトを取って、彼が今も愛する奥さんに向けて曲を創りたい、という話をした。
幸いにも彼はそれを承諾してくれた。
そしてボクは曲を創った。
その曲の名前は、彼の最愛の奥さんの名前だ。
チヒロ、それ、弾いてくれない?
津波に奥さんを呑み込まれた日本人男性が、
今なお、愛する妻の遺体を探している、という話に触れた。
その話は、ボクの心を掴んで離さなかった。
ボクはその彼にコンタクトを取って、彼が今も愛する奥さんに向けて曲を創りたい、という話をした。
幸いにも彼はそれを承諾してくれた。
そしてボクは曲を創った。
その曲の名前は、彼の最愛の奥さんの名前だ。
チヒロ、それ、弾いてくれない?
私でよいのなら、とお引き受けしました。
そして、ようやく録画に至りました。
Guinet氏に動画ファイルを送り、チェックして頂いたところ、とても喜んでくださり、YouTubeにアップしてくれ、と指示を頂きました。
というわけで、公開しました。
東日本大震災から3年。
まだまだ・・・です。
私は、外国の方が今もなお、この事を忘れず
気にかけてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ご覧下さり、ありがとうございました。
荒井千裕