難しい事を「わかりやすく伝える」 | 心と体をラクにするピアノ奏法

心と体をラクにするピアノ奏法

ピアニストでピアノ講師の荒井千裕が
ピアノの奏法、呼吸法、身体の使い方をお届けします。

おはようございます。
香港在住ピアニストdeピアノ講師の荒井千裕です。

・難しい事を誰にでもわかるように伝えられる。
 それがプロ。
 自己表現も同じこと。


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自分には「わかる事」でも、それは誰にでも
「わかる事」ではない。

だから、人に話す時(伝える時)は、
相手に「わかる」ように伝えるよう心がけたいもの。


例えば「専門用語」や「略語」は気を付けたいことの一つですね。


幼児に話をする、くらいの気持ちで話すと、
誰にでもわかってもらえるのではないでしょうか。

どの職業でも、その分野の難しい話を、
「わかりやすく伝えることができる」というのが
その道のプロだと思います。


学校の先生も、ピアノの先生も、
生徒達がわかるように説明できないなら、
プロと言うのは難しい。


だって、わかるように教えるのが仕事なのだから。


 だけど、こちらはわかっているだけに、つい・・・
 と、ならないよう、いつも気を付けたいですね。



自己表現も同じ事。

つまり、音楽家は表現家ですから、
自分が奏でる音楽を通して、言いたい事、
何を表現したいのか?を、聴いてくださる方に
わかるように演奏することが必要になります。


たとえば、ちょっと関係ないけど、チラシもそうですね。

目を引く派手なチラシがあります。

綺麗にレイアウトされたセンスのよいものだったり、
インパクト大の手書きだったり。


でも、それを見た時に、何が言いたいのか
わからないなら、すぐゴミ箱行きです。


自分がわかっているから、相手も同じレベルで
理解している、と思って話していませんか?



お読み下さり、ありがとうございました。

              荒井千裕