この「積極的に摂りたい油」を普段の食生活に上手く取り入れることで痩せやすい体のサイクルをつくることができます。
アーモンド
アーモンド1粒の半分以上にはオレイン酸が含まれ、血液中のコレステロール値をコントロールする働きがあります。善玉コレステロールはそのまま、悪玉コレステロールを減らすため血栓予防の効果も期待できます。
また不溶性食物繊維を豊富に含んでいるアーモンドを食事前に食べると、胃の中で水分を含んで膨らむため食べ過ぎ防止の効果も。
1日の目安量:23粒
カシューナッツ
カシューナッツにもアーモンドと同じオレイン酸が含まれています。さらに、糖質代謝に欠かせないのがカシューナッツに含まれているビタミンB1。糖質の分解が滞ると、疲労物質である乳酸が溜まり疲れやすい体になってしまいます。
体に必要なミネラルの亜鉛も多く含まれるので、亜鉛不足に陥りがちなダイエット中やインスタント食品中心の食生活にはもってこいです。
1日の目安量:10粒
ピスタチオ
ピスタチオにもオレイン酸が含まれています。
また、糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素を効率よくエネルギーに変えてくれるビタミンB群が豊富に含まれています。沢山食べていないのに体重が増えた、という方はこのビタミンB群が不足している可能性があります。
1日の目安量:20粒
くるみ
人の体にとって欠かせないオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)がナッツの中で最も多く含まれています。オメガ3脂肪酸は悪玉コレステロールと中性脂肪を下げるため、糖尿病やメタボリックシンドロームなど生活習慣病にも効果があり、脳の発達にも必要な栄養素ともいわれています。
1日の目安量:10粒
マカデミアナッツ
マカデミアナッツ1粒は約75%が油で、その8割にはオレイン酸とパルミトレイン酸が含まれています。噛み応えがあることから満腹感を感じやすく、血糖値の急上昇を抑える働きが期待されます。
間食以外に、スポーツをする1~2時間前に食べるのもオススメ。
1日の目安量:5粒