理科を好きにさせちゃうダンゴムシ先生、

 

 

佐藤ちひろです。

 

 

自己紹介はこちら。

 

 手作りカメラ用の撮影用紙が売ってない問題の続き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『青写真を描く』

 

という言葉があります。

 

 

 

・計画を立てる

 

・プランを練る

 

・未来について考える

 

 

 

そんな意味ですね。

 

 

じゃあ、そもそも『青写真』って何か。

 

 

 

 

それが、この手作りカメラで使っている感光紙のことなのです。

 

 

 

 

 

 

 

この感光紙は1840年代に発明され、

 

図面などを複写するために使われていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、青写真≒設計図、ってことですね。

 

そんなわけで、

 

青写真を描く=未来の設計図を作る

 

みたいな慣用句になったわけです。

 

 

 

 

しかし。

 

現在広く普及しているコピー機(『PPC複写機』っていうらしい)が主流になり、

 

感光紙タイプの複写機はだんだん廃れていったようです。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに。

 

一口に『感光紙』といっても、

 

 

コピーアートペーパーは、

 

・光が当たったところが白くなる

 

・加熱して現像する

 

 

サンアートペーパーは。

 

・光が当たったところが黒くなる

 

・水洗いして現像する

 

 

 

という違いがあります。

 

 

コピーアートペーパーは『ジアゾタイプ』

 

サンアートペーパーは『サイアノ(シアノ)タイプ』

 

と呼ばれていて、

 

使われている薬品が違うようです。

 

 

 

 

 

サイアノタイプは比較的薬品が入手しやすく、毒性もないので、いまだによく出回っているのですが、

 

ジアゾタイプはアルカリでの処理が必要だったりすることもあり、ちょっと大変そう。

 

 

 

その大変さを、アイロン一つで現像できるようにした『コピーアートぺーパー』はめっちゃ画期的な商品だったのです。

 

 

 

ちなみに、そんな画期的なものを作っていたのは
 
・リコー

 

 

 

 

そこが商品を作るのをやめたために、

 

コピーアートぺーパーもなくなってしまったようです。

 

 

ということで、再販をお願いすべきは

 

アーテックさんではなくリコーさんとフジフイルムさんでしたね。

 

 

 

とはいえ、

 

それをお願いするってことは、

 

自動車全盛時代に馬車を作ってくれって言っているようなものなので、

 

難しいんだろうなぁ。

 

 

どこかに在庫は眠ってそうだけど。

 

(もし手元にある人がいれば、ぜひお知らせください。)

 

 

 

 

 

うーむ、なかなかの手詰まり感ですが、

 

何とかして手作りカメラで手軽に写真が撮れる方法を探していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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