理科を好きにさせちゃうダンゴムシ先生、

 

 

佐藤ちひろです。

 

 

自己紹介はこちら。

 

 手作りカメラ用の撮影用紙が売ってない問題の続き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なければ作ればいいじゃないか、ということで、

 

自作できないか色々調べてみました。

 

 

 

そしたら見つけたのですよ。

 

 

 

 

 

 

 鶏卵紙!!

 

 

実際に19世紀に使ってた、というのであれば、

 

現代でもできるのでは?

 

 

材料は…、

 

・鶏卵

・硝酸銀

・ホウ砂

・塩化金

・チオ硫酸ナトリウム

 

 

 

…ん?

 

色々気になる点が。

 

 

 

 

 

まずは『硝酸銀』。

 

そもそも一般人が入手できるのか?

 

 

モノタロウホームページ

 

 

 

 

あ、これは大丈夫そう。

 

ただ、結構きつい薬品なので、手袋・保護メガネで扱うらしい。

 

これは子どもには触らせるのは厳しい。

 

 

 

 

次に『ホウ砂』。

 

ホウ砂って、スライム作りに使うアレですよね。

 

 

 

なんならパッケージにも書いてあるw

 

いつも、スライム作りの時に、

 

「ホウ砂って他に何で使うんですか?」って聞かれて困ってたんですが、

 

これで答えられますね!!

 

(ちなみに、フランス在住の方から「目薬に入ってました!」という報告をいただいたことがあります。)

 

 

こんなところで新たな発見があるなんて、嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に、『塩化金』

 

 

塩化金〜?

 

金って、世の中で一番溶けにくい金属。

 

それが塩化物になってるってことは、

 

金を溶かして生成してる…?

 

つまりは王水か…?

 

 

 

 

そんなわけでwiki先生に聞いてみよう。

 

 

 

ふむふむ。

 

 

(いつもありがとうございます、Wikipedia先生。

 

今年も募金させていただきますね。)

 

 

 

 

どうやら、王水に溶かしているわけではないらしい。

 

よかったー、王水から作らなきゃいけないのかと思ったわ。

 

 

 

 

『塩化金』として売ってるなら、それはそれでいいわね。

 

 

 

 

そう思って販売ページを探すものの、

 

・1g 8000〜75000円くらい(会社によっては『時価』って書いてある)

 

・劇物指定

 

 

 

 

…これこそ、ちょっと一般人が買うのは難しいのでは?

 

さらには、

 

・用紙は作ったらすぐに使わないといけない

 

・暗室で作業する

 

とか、

 

子どもにやらせるのはもちろん、

 

わたしがやるにもちょっとハードルが高すぎるー。

 

 

 

 

そんなわけでこちらも却下。

 

(もし一緒にやりたいって人がいたらちょっとがんばるかもしれないけど。)

 

 

 

 

 

 

と、ここまで調べたところで。

 

よくよく参考にしたホームページを読み込むと、

 

この『鶏卵紙』はあくまで『印画紙』であり、

 

写真を撮ったフィルムを現像するもの、らしい。

 

 

 

なので、コレをそのままカメラに入れても写真は撮れないっぽい。

 

(できてもサンプリントペーパーと同じような白黒反転になるっぽい)

 

 

 

 

もー。なんだよー。

 

 

 

 

ホント、アーテックさん、コピーアートペーパーの再販お願いしますよー。

 

まじで。

 

 

③へ続く

 

 

 

 

 

 

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