「松山千春 『待たせたね』に思うこと~松山千春 全作品解説345~」S3180

 

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◇更新履歴
V1.0:2015.8.10 初稿

V1.1:2019.9.29 最新エディタにて記事を作成し旧記事と差し替えおよび所有のアルバム画像、歌詞を掲載

V1.2:2023.12.21 レビューに吉田拓郎と坂本龍一、細野晴臣に関する記事をリンク及びオフィシャル動画・音源へのリンク

 

■「待たせたね」編曲者: 松井忠重
1983年5月21日発売アルバム『今、失われたものを求めて』のLP A面2曲目(CD2曲目/全10曲)

 

 

 

*1984年2月5日発売の森進一のシングル

 

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ

◆所有収録CD・アルバム

◆レコーディングミュージシャン

 

◆2015.8.10 夢野旅人

ドラマ「胸騒ぐ苺たち」のオープニングで流れた福岡サンパレスで歌っている「流れ星」 を見た。

素直に恰好いいと思った。

そして、当時の「長い夜」張りのパフォーマンスと演奏のグルーブ感が今見てもいい。

 

1974年、吉田拓郎作曲の、

 「襟裳岬」で日本レコード大賞を獲得した森進一。

1982年には、松本隆作詞、大瀧詠一作曲の「冬のリヴィエラ」がヒット。演歌のジャンルにとどまらず、フォーク、ニューミュージック系の楽曲歌うことにより存在感を高めていった1980代。


1983年に、松本隆作詞、細野晴臣作曲、

細野晴臣、坂本龍一編曲の、

 紐育(にゅーよーく)物語」を経て、翌年にリリースされたシングルが「待たせたね」。

千春が森に作品を提供するのは、「雨」以来2度目。

「雨」は書下ろしだが、「待たせたね」は千春の歌唱で発表済み。

千春ファンとしての注目度はさして高くなかった。

 

目立ったセールスではなかったが、資生堂アウスレーゼの第二弾CFで大々的に流れていたため印象に残っている。

1983年12月1日 東京厚生年金会館。

リハーサル中に森進一から連絡があり、ステージに飛び入りした。

松山千春が弾くギターで、翌年2月にリリースが決まった「待たせたね」を歌っている。


千春の初演は、1983年夏の「フレッシュサウンズコンテスト(Fresh Sounds Contest)」でのゲストステージ。 フルバンドでフルコーラス。

フルコーラスで歌ったのは、それが最初で最後。

 

ツアーで歌われない歌なので、馴染みがないのだが、唯一、フルで歌った「フレッシュサウンズコンテスト」での「待たせたね」。

春のコンサートはアコースティック編成、また東京公演がなかったこともあり、客も盛り上がったし、千春自身ものっていた。

 

「夢の旅人」と、初演となった「流れ星」。

そして「待たせたね」が最高だった。

あのグルーブ感はレコードには勿論、存在しない。

 

もしも、ドラマ「胸騒ぐ苺たち」で流れた「流れ星」のようなグルーブで、

この曲が聴けるなら、是非ともききたい一曲です。

 

◆歌詞及びオフシャル動画・音源

いたずらに時は過ぎ 気がつけばなにもない 

この心いやすのは お前ただ一人 

待たせたね長いこと一人きり 泣きぬれる夜はもうさよならさ 
もうすぐさ この腕に抱きよせて 離さない 離れない もう二度と 

幸せにさまよえば 人波に流されて 
この心 あたためてくれる人がいる 

待たせたね長いこと一人きり 泣きぬれる夜はもうさよならさ 
もうすぐさ この腕に抱きよせて 離さない 離れない もう二度と 

待たせたね長いこと一人きり 泣きぬれる夜はもうさよならさ 
もうすぐさ この腕に抱きよせて 離さない 離れない もう二度と

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1982-1984 インデックス3

 

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