こんにちは、Chifuminn です。

 

明日から9月。

若者にまでなかなかワクチンが届かず

受験生は特に早く接種して安心したい人も

多いことでしょう。

 

風貌も性格も割と似ているので

’のんびりのび太くん’と呼んでるわが息子は

現在大学院1年生。

 

もう受験生ではありませんが、

高校受験の中3生、

大学受験の高3生、

その年の9月は気持ち新たに

「さあ、そろそろ始めたろか~(なぜか上から)」

という感じののどかさで、それなりに勉強していました。

皆で食卓を囲むダイニングテーブルに

たくさんの教科書と参考書を広げて。
 

家を建てる際、

いわゆる「子ども部屋」を2階に作りましたが

のび太は1回も、

本当にただの1回もそこで勉強したことはなく

とっくの昔に部屋は夫の本に占拠されてしまいました。

 

 のび太5歳の誕生日に保育所からもらった本と、

高校生当時、正門前で毎日のように配られていた

予備校のルーズリーフの山と

夥しい数の参考書が今も段ボール箱に

共存して詰められたままです。

 

 

 

今年の6月、HANAちゃんに自宅を風水鑑定していただいたのですが 

(これまでの風水いきさつブログは 風水①  &  風水② )

風水的には

人はだれでも8つの幸せを受け取ることができ、

その幸せの側面のことを英語ではバグア(Bagua・数字の8のこと)といい

その配置を9等分したものをバグアマップというそうです。

 

その配置のひとつ

「学びと自己向上のエリア」が、

我が家では南東に位置するリビングルームなのでした。

 

なぜ静かなだれにも邪魔されない

こども部屋で勉強しなかったのか?

風水的に考えると

「リビングが感覚的に心地よい最適な学びの位置だったから」

ということなのでしょう。

 

でも、それだけなのでしょうか?

 

ポジティブ心理学的な側面からも

学びの場所としてリビングが最適だったのかを

考察してみたいと思います。

(うまくいった原因へのアプローチ=”成功の責任追及”といいます)

 

のび太は高校ではオーケストラ部(楽器:ファゴット担当)に所属し

(と山岳部の兼部)

いつも機嫌良さそうにショパンを友達にして

ハミングしたり

指揮者の真似して指揮棒振ったり

頭の中ではクラシック音楽が常に流れていました。

 

まずはやるぞ、という気にさせるブラームスの交響曲で数学を。

少し休みたいときには、

優しい調べのモーツァルト(これがまた心地よすぎて良く眠る)。

やる気再び、

運命の扉を自ら開くためにはベートーベンで苦手な英語長文を。

 

自分の中でメリハリを付け、教科に合わせて音楽を選び

やる気スイッチを押していたようです。

 

リビングではもちろん夫も私も一緒に

おしゃべりして食事をし、

テレビをつけてニュースや他愛ないお笑い番組を観、

時々夫婦喧嘩をして険悪な空気になり(のび太よ、すまぬ)

・・・そんな雑音の中で一緒に勉強をしていました。

 

のび太の模試の結果がさんざんで伸び悩み、

中3時も高3時も

志望校には程遠かったこの時期。

 

受験期の言いようのない不安定さと

自分の不甲斐なさに

時に のっしのっしとゴリラのように

部屋中をぐるぐる歩き回っては

大声でわめいたり叫んだりしていたときも

 

夫と顔を見合わせ、

”わめけわめけ。 ああうるさい!”と

心の中で叫びながら、

優しい無視を決め込んで過ごしました。

 

それでも見守っているよ、というサインです。

 

結論。

 

心地よい音楽で脳にα波が出たことによる集中力のアップ(かも)。

 

何も言わないけれど見ている人がいるからやらねばという

ちょっとしたプレッシャーの中での自律心と安心感(かも)。

 

まったくもって主観的、個人的な意見ですが

そんな要素がダイニングテーブルを囲んで

あったのかもしれないと思うのです。

 

さて、明日からの新学期、

子どもたち皆に居場所があり、

笑顔溢れる9月となりますように。