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プロのレシピを参考にプレーンシフォンを作る予定が、
だいぶ熟れたバナナがあったので、急遽バナナシフォンに変更。
ただ、しっかりプロのレシピを参考にし製作。

■材料
・全卵L玉4個(卵黄69g、卵白168g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)70g (ほぼ卵白用)
・バナナ(正味)70g
・豆乳30cc

・米油50cc

今回は「鎌倉しふぉんのシフォンケーキ」(青井聡子著)の
バナナシフォンのレシピをもとに作りました。

※こちらの本の詳しいレビューはこちらをご参照ください。



■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
     ・バナナをフォークで粗めにつぶしておく。

1.まず
卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れとろりとするまで混ぜる。
  そこに米油を少しずつ入れ、豆乳を入れる、
  軽く混ぜてから、米粉をふるいながら
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

2.こちらもひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
  残りの砂糖全量を3
に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  
  →今回はいつもほど固くなく、ほんの少しお辞儀するくらいの
    柔らかさ、粘り気を持たせて完了。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 


 ※今回もお教室の混ぜ方を真似しているため、省略。 
   ホイッパーとゴムベラを使って混ぜるので、
   鎌倉しふぉんの本の混ぜ方に似てはいます。

出来上がった生地。

滑らかさ的にはも少し混ぜてもよかったかな・・・
とも思いつつ、でも二つの生地がしっかり
混ぜきっていたので、ここでストップ。

4.いよいよ型に流し入れ。今回は17cmトール型で。

流し入れてみると、思ったより滑らかにたら~とリボン状に
型に流れていく。


型をゆすって平らにし、トンと机に打ち付け、


5.190℃に予熱したオーブンで、180℃に下げ25分焼く。

(今回は、卵黄生地を作る前から予熱開始)


焼き上がり。



初めてこんなにきれいに花が咲いた!

しかも・・・



この膨らみ!!!これトール型ですよ!!!
あまりの感動に、写真を撮りまくり、小躍りする。

ただ、冷めると・・・

生地はすっかり落ち着いてました。

このままラップをして冷凍庫に入れ一晩寝かせる。

さて、型外し。



てっぺんの型外しはいまいちだが、
何より側面が!!!こんなにつるっとするっと
型外しできたのも初めてかも・・・

今回はシフォンナイフのみで、少しやり方を変えて
(ぎざぎざと外すのではなく、ナイフを刺したら
一思いにえいっと横にひいていく感じで)
外してみたら、こんな感じに!
この外し方も、鎌倉しふぉん流です。


■実食

一言所感:う、うま!!!

◆見た目★★
☆☆

 ・膨らみ・・・○
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・


◆味  ★★★★☆
  →素晴らしい甘み!!!甘すぎず、でもちゃんと甘い。
    そしてバナナの香りと甘みも最高!これ美味しい!!!

◆食感 ★
★★★
 ・しっとり・・・◎
 ・ふわふわ・・・◎
 ・もちもち・・・△

 →ここまで膨らむとあまりもちもち感は感じられないが、
   オイルの作用でとにかくしっとりふわふわ。
   これは正直プロの出来です。

■失敗と教訓
・・・特にない。

というのもこのシフォンは、本当に美味しい。
こんなに美味しく作れるんだったら、最初から本のレシピ通り
に作ればよかったんじゃないか・・・とも思ったが、
やはりここまでの下積みがあったからこそ
プロの味に相当近づけた気がする。

本を読んで見よう見まねでやってもここまであっさり
素晴らしい出来のシフォンを作れるとも思えない。
(実際これまでも本を見ながらやっても散々失敗してきた)

それと今回実はけっこう調理器具を本格的に
新調しました!特に使ってみて素晴らしいと感じたのが
メレンゲ作り用のボウルと、混ぜるときに使うホイッパー。

ケーキ作りに少しでもはまっている方ならどなたでも
知っている浅井商店でまとめ買いしましたが、
安くて、本当に使いやすい!

本格的に美味しいシフォンを作りたい方は、
ぜひ見てみてください。


浅井商店 深型ボール 27cm





そしてできればオーブンも電気でいいから、

大き目で火力の強いものをお勧めします。

うっかり今回【佳作】印を押しそうになりましたが、
残念ながら、このシフォンはオイルたっぷりシフォン。
そういう意味では、ある程度慣れて、少しいい調理器具を
お持ちの方なら、こちらの本を参考にすれば
誰でもこのくらいのレベルのシフォンは作れると思います。

私はこのシフォンの出来を目標にここから徐々に
オイルを抜いていきます・・・そしてできれば
この生地の状態を保ちたい。。。難しいけど、でも頑張ります!

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 →米粉シフォン作成手順はこちら

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら